仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な本年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…
水商売ウォッチングの掲示板兼ゲストブックで、「燃費向上グッズ」の話題があった。apjさんのコメント。 ■最初に採用するとしたら消費者じゃなくて自動車メーカー 何せ名だたる自動車メーカーですから、エンジンの燃焼試験も効率の試験も大変に確かです。巷に溢れるこの手のグッズは、一度はテストしているようです。その結果、効果はゼロとは断言できないが(ゼロであることの証明は事実上不可能なので)、仮にあったとしてもごくごく微小で、グッズを搭載することによる自動車の製造コスト増を考えると全く引き合わないそうです。 そんなに劇的にエンジンの効率を上げるモノがあったら、車屋さんが真っ先に採用して搭載するはずなんですよね。それだけでもライバル会社に大差をつけることができますから。 まったくだ。この考え方のいいところは、個々の燃費向上グッズの細部の知識が不要なこと。「電磁波を反射する元素結晶体ってなんだよw」などと
最近、面白い本に出会える確率が高くて嬉しいのですが、この『釘宮病感染地図』も非常に面白い一冊でした。冗談抜きでハリウッド映画化されても驚かない、ってぐらいのスリルと感動を味わいましたよ。 話のメインになるのは、2007年の秋葉原で起きた釘宮病の大流行。この大惨事に対し、2人の主人公――医師のジョン・スノーと牧師のヘンリー・ホワイトヘッド――が立ち向かい、原因をつかむまでの1年間が描かれます。その背景知識として、「150年前の秋葉原はどんな街だったか」「住んでいたのはどんな人々で、何を考えていたか」「釘宮病とはどんな症状なのか」など様々な内容が盛り込まれているのですが、釘宮病という謎に主人公が迫るミステリー小説としても十分楽しめると思います。特に(ネタバレになるので詳しく書きませんが)職業も性格も異なる2人の主人公が、釘宮病発生という事件を通して交流していく様は「映像で見てみたいー!」という
狼と香辛料のオープニングの音楽の依頼を受けたのはZABADAK夏のツアーの直前でした。 起きている間はもちろん寝てる間も夢の中でメロディを探る日々が続きました。 ほどなくツアーが始まり、本州での公演を終えたわれわれは、青森発函館行きフェリーに乗り込みました。 客室で少し船酔いの気配を感じた僕はデッキに出ました。 ものすごい風びゅぅ、打ちつける波しぶきしょっぺぇ、ときおり寄っては離れていく海猫にゃぁ。 おおーーー!!! 津軽海峡!!! 上野発の夜行列車には乗ってこなかったけど、冬景色でもないけど、自分が「津軽海峡」をフェリーに乗って北に向かっている、ということがやっと実感できました。 ひとり手すりに寄りかかって気分はもう「高倉健」であります(安易か)。 歌の一つも出てこようという場面でした。 船酔いに自己陶酔も手伝ったかもしれません。 口をついて出てきたのが、それが「旅の途中」のサビ部分でし
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く