欧州で最大規模となる二酸化炭素直接大気回収プラントの建設計画が英国で進行している。しかし、直接大気回収がビジネスとして成立するためには1トン当たり100ドルの壁を突破しなければならず、さらに多くのプラントを建設する必要がある。 by James Temple2021.06.29 13 3 9 カーボン・エンジニアリング(Carbon Engineering)とストアガ・ジオテクノロジーズ(Storegga Geotechnologies)は、大気から二酸化炭素を直接回収するDAC(Direct-Air-Capture)プラントの設計を開始した。欧州最大規模になる見込みで、年間100万トンの二酸化炭素を回収し、北海の海底下深くに埋める能力を持つ。 隔離された気候汚染源(二酸化炭素)は、炭素クレジットとして販売されることになる。世界中の国や企業が一体となってカーボンニュートラル(排出量実質ゼロ
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