大矢勝 1957年、神戸市生まれ。大阪市立大学大学院生活科学研究科(修士)修了。泡で洗う洗濯機の開発研究で学術博士の学位を取得。短期大学講師を経て1990年より横浜国立大学助教授、2008年より同大学教授となり、2023年現在は名誉教授。洗浄技術・試験法、洗剤の環境影響・安全性、消費者情報などの分野の研究に従事し、洗浄技術や洗剤に関する多数の著書の執筆も行う。
本書は、Amazon総合1位(無料)となった科学的学習法の本のWeb版です。 12万部のベストセラーとなった前著と同様、図とイラストを使って分かりやすく解説しています。 英語学習者・教師・受験生・小学生~高校生の親御さんに読んでいただきたいです。 全5巻(派生巻も含めると全8巻)構成で、これは第1巻です。 それでは、さっそく、サイエンス誌に掲載された論文を解説します。 (サイエンス誌は、ネイチャー誌と双璧をなす、世界最高峰の学術誌です) この論文からは、学習効率に関する重要ポイントをいくつも学べます。 本書は、基本的には中学生でも読めるように書いてあります。 実際、本書をある中学3年生の女の子に読んでいただいたところ、たいへん好評でした。 実際に期末試験の成績も上がり、志望校にも合格し、ご両親も喜んでおられました。 では、以下、論文の解説をどうぞ。 ■カーピキー2008実験 たとえば、英語
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)全195社を徹底的に研究した上で、おすすめ完全比較ランキングにまとめました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX
皆さんはメディテーション(瞑想)をしていますか? 瞑想という言葉を聞くと、宗教っぽくてあまり良いイメージがない方もいるかもしれません。でも、そんなイメージがあるために、メディテーションから遠ざかっているとしたら、それはとってももったいないことかもしれませんよ! 最近の科学的な検証で、メディテーションが実際に、知力を司るグレイマターに影響することがわかってきたようです。 ニューロイマジンの精神医学リサーチによると、米国のリサーチグループが瞑想をまったく行ったことのない16人の被験者を対象に8週間の瞑想プログラムを行いました。 この瞑想は、「マインドフルネス・メディテーション」と言う、ジャッジすることなく自身の感情や感覚に深く意識を置くマインドの状態に集中するスタイルのメディテーションで、被験者は8週間毎日、平均27分間この瞑想を行いました。 8週間のプログラムを終えて、テストを行ったところ
Image credit: Kotaro Ould Maeno サバクバッタという、砂漠に生息する巨大バッタがいる。このサバクバッタ(Schistocerca gregaria)は、主にアフリカから中東およびアジアにかけて度々大発生し、穀物に甚大な被害を与える害虫である。 Image credit: Kotaro Ould Maeno サバクトビバッタには、相変異という興味深い現象が見られる。かれらは、個体密度が低い環境では孤独相とよばれるモードになっている。しかし、個体が密集した環境で生育すると、その子どもは親に比べて飛翔力に優れた形態をもち、群れを作るようになる。体色も、緑色から褐色へと変化する。このモードは、群生相とよばれる。この群生相になったバッタの大群が、1日に100km以上もの距離を移動し、農作物を食い荒らすのだ。 孤独相(上)と群生相(下)のサバクトビバッタ Image fr
言いたいことはタイトル. そもそもSIGKDDとはSpecial Interest Group on Knowledge Discovery and Data Miningというデータマイニングや知識獲得のトップカンファレンス.WWWについで読んでて興味が合う論文が多い. How to do good research, get it published in SIGKDD and get it cited!(pdf) 173ページあるスライドだけど良い事ばかり書いてあるし,読者を楽しませるような非常に多くの著者の実体験(成功したものだけでなく,失敗したものも)や,後半になるとダメな論文,間違っている論文,その例が大量に載っていて飽きずに読める.ただKDDに通したい人だけでなく,研究を少しでもやろうとしている人,論文を書こうとしている人,面白いことをやりたい人は必ず読むべき. 適当に面白か
とあるきっかけで読み始めた、ミハエル・チクセントミハイの「フロー体験」という本、あまりに衝撃的であり、日々のものごとに対する観点をガラっと変えてしまったため、その内容の一端を、特にインパクトある部分を中心に簡単に紹介したいと思います。 ■著者「ミハエル・チクセントミハイ」について ミハエル・チクセントミハイは、1934年ハンガリー生まれで、主にアメリカで研究生活を行った、20世紀を代表する心理学者の1人。 1990年に出版された本書は、「(欲求の5段階で有名な)アブラハム・マズローの自己実現の概念を超えるもの」(ニューヨーク・タイムズ紙)など様々な新聞・専門家から賞賛され、「日常生活の心理学に関して、今世紀最高の研究者」とも言われています。 その知識は非常に広汎であり、心理学のみならず、文学・社会学・人類学・比較行動学・情報論・進化論・宇宙論・芸術などにまで及んでいます。 ■フロー体験とは
データの「発生」を管理下における「実験レポート」と異なり、人文系の研究の場合、その語源に近く「与件・与えられたもの」でのやりくりを半ば強いられる。 もちろん資料は努めて蒐集されるが、「残っていないもの」については断念するしかない。 こうした条件の下、論文執筆の手がとまるのは、構成の破綻か資料の不足が原因である。 そして、しばしば、構成の破綻は、ただ知力の不足のみならず、資料の豊逸によっても引き起こされる。 同じように資料の不足は、構成プランの作り込み過ぎが、しばしばその原因となる。 一方は、資料の豊かさに対して、論旨および構成がシンプル過ぎて、資料が盛り込めず溢れ出している。 主張を裏付ける資料もあれば、否定する資料もある。 議論の口を早く占め過ぎてしまったのか。 無論、論旨に逆らう資料をばっさり切って捨てる手もある。 守勢に回りすぎる論文は、批判を封じるには長けていても、ほぼ学問的には無
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前の記事 Google本社に、初の無線式電気自動車充電ステーション なぜ不機嫌になるのか:自制心と怒りの研究 2011年3月29日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia 何が人を不機嫌にさせるのだろう? なぜわれわれは時として怒りの発作に襲われ、落ち込んで無気力になるのだろうか。 上機嫌にはたいてい簡単に説明がつく――自分が喜んでいる理由がわからない人はいない。それに比べて不機嫌は、しばしば何の前触れもなく到来するように思える。まるで、暗い雲が急に四方から集まってくるように。われわれは突如、これといった理由もなく怒っている自分に気付き、気付いてますます腹を立てる。 不機嫌さに関しては、ego depletion(自我消耗)と呼ばれる心理学的な現象に根ざした理論が構築されている。19
短い事をtwitterでつぶやいてても後で見失う事が結構あるなーと思ったので 少しblogへの出力を多めに心がけてみましょうの巻。 てことで鳥の羽ばたきについて。 http://www.brendanbody.co.uk/flight_tutorial/index.html これもちょっと前にTLで知ったチュートリアルなんですが、 最近私がやってる 「後で読むとか、ほったらかしにしてある色んな物をちゃんと消化/整理しましょう超強化月間」 によって今更読んだ次第です。 他にやる事アンジャネーノという感じもありますが、 今やらずにいつやるというのだねというクシャナ的判断により色々読み漁ったりしております。 ほんでもって上のリンクでは鳥の羽ばたきとか飛行について基礎的な事から色々書いてて、 画像とビデオ見るだけでも参考になるので是非とも。 ちなみに筆者はアニマルロジックという
遅刻魔の原因と対策が少し、わかりました。 正確な時間を知るには、腕時計にしろ携帯にしろ、何らかの時計が欠かせませんね。でも、たとえば「1時間」の経過くらいは時計なしでも正確にわかってもよさそうなものです。この問題は、人間が複数のことを同時処理できる能力にも関係しています。さらに、コーヒーと時間の経過の関係も明らかになってきました。神経科学の研究によって、脳がどのように時間を認識するのか、またはしないのかがわかってきたのです。 ありがちなことですが、この前私は記事を書き上げようとしていて、5分ばかり経ったかな、と思ったら25分も過ぎていました...。あああ、ランチミーティングの予定が入ってたのに。私はレストランに向かう間、サンフランシスコの異常にきつい坂道を駆け下りながら、これまで100万回も繰り返してきた自問自答をしていました。なぜ私はいつも遅刻してしまうんだろう、と。 そして今回こそ、こ
How to Make (Almost) Anything (ほぼ何でもつくる方法) 2010年度 体験記 田中浩也 /慶應義塾大学環境情報学部准教授・マサチューセッツ工科大学客員研究員・ファブラボジャパン MITメディアラボでは、ニール・ガーシェンフェルド教授による人気講座「How to Make (Almost) Anything (ほぼ何でもつくる方法)」が毎年秋学期に開講されている。 ニール・ガーシェンフェルドは、当初このクラスを、ごくごく少数の大学院生に、研究に使うための3次元プリンタ、カッティングマシン、ミリングマシン等、 機材の利用方法を教えるための演習として考案したという。しかしながら、初年度、初回授業の教室に行って彼は驚いた。MITの内外から100名を越える人 々が押し寄せ、「こういう授業をずっと待っていたんだ」「お願いだから受講させてください」と口々に嘆願されたというの
LSDは、リゼルグ(リゼルギリン)酸ジエチルアミドのドイツ語「Lysergsäure Diäthylamid」の略 非常に強力な幻覚作用を引き起こす半合成の化学物質です アシッド、エル、ドッツ、パープルヘイズ、ブルーヘブンなどの俗称で親しまれていて、服用すると景色がサイケデリックになり、遠近の感覚がゆがみ、音楽は情感を帯び、宗教的哲学的妄想に陥るといわれます。 LSDは1938年にスイス人の化学者、アルバート・ホフマン(1906年1月11日 - 2008年4月29日)によって合成されました。 ホフマンさんは子宮止血剤の研究開発をしていたのですが、その薬に含まれるリゼルグ酸化合物について研究を進めていました。 そして研究を進めLSD−25を合成する事に成功しました。 この物質が循環器や呼吸促進の作用が得られると予測しましたが、すでに開発されていた薬の70パーセントの子宮収縮作用を示しただけで
2024年夏 かばんの中身記録 みんな大好きかばんの中身。 当然私も大好きで、人様のブログ記事やSNS投稿を飽きもせず読み込みまくっています。なぜこんなにも見飽きないのか… 自分も以前同じようにかばんの中身の記事を書いたんですが、気づけばもう3年前!去年くらいの気分だった、月日がたつの…
前の記事 Apple社の新戦略は「おサイフiPhone」? お金が人を幸福にしない理由:心理学実験から 2010年8月18日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Jonah Lehrer 画像はWikimedia お金は、必ずしもわれわれを幸せにはしない。貧困レベルを脱すると、「富のレベル」は「幸せのレベル」にそれほど大きな影響を与えない(特に先進国では)。歴史上最も豊かな国と考えられる21世紀の米国でも、人生に満足できない人たちが増えてきているようだ。 お金と幸福が単純に比例しないということは、「お金はなぜ人を幸福にしないのだろうか?」という興味深い問いを生む。この問いに対して、先ごろ『Psychological Science』誌に発表された研究が、1つの回答を出した。 ベルギーのリエージュ大学の心理学チームが行なったこの研究
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