手揉み茶は、収穫した茶の新芽を蒸した後、焙炉(ほいろ)と呼ばれる畳1畳程度の大きさの作業台の上で、徒手のみで製茶された茶を指す。手揉み製法は機械翻訳され、現在の日本国の製茶産業の基本となっている。原料が「一芯二葉摘み/三っ葉(みっぱ)」の最上級の茶葉であった場合、出来あがった手揉み茶は針状で艶があり、湯を注ぐと元の茶葉の形に戻る。水色はほんのりと黄緑色がついた程度のごく薄いもので、甘く、深く、非常に上品な旨味を愉しませてくれる。 蒸した茶の新芽を、焙炉の上で「揉みながら乾燥」させていき、長期保存が可能な状態にまで加工する。これは機械製茶も同様である。 焙炉内部にはガス火炉(古くは炭)があり、作業場所となる助炭(じょたん / 和紙貼りの平面)を40℃から60℃に加温させ、茶葉を揉みながら乾燥させて最終的な煎茶に仕上げていく。この時、焙炉の火力を調節し茶温を常に36℃(手で触れて少し暖かい程度

