ヤフーで提供しているコンテンツというのは、基本的にはコンテンツプロバイダーから購入しているもの(ヘッドコンテンツ)がほとんどだ。「いろんなところで買ってきて見せる。これはいつまで通用するのだろうという議論がある。ヘッドコンテンツを出すというのも重要な使命だが、それだけでは駄目で、ヘッドの下にテールコンテンツ(個人ブログなどアクセス数が少ないニッチなサイトのコンテンツやサービスの集合体)も一緒に出さなければいけないのではないか」と、井上氏は語った。 これまでのヤフーのビジネスは、ヤフーの中にユーザーを囲い込んでそのユーザーたちに広告などを見せてお金に変えるという発想だった。それを、「ヤフーの外にいってもいいからその先でもちょっとヤフーが見えているように変わる。いままでは、どうすれば自分たちのサイトに来てくれるか、そこでお金をいかに落とすかということだったが、そこからどうやったら外へトラフィッ
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