本HPでも、安部首相の「2050年には温室効果ガス排出量半減」のメッセージについて、かなり検討をしてみたものの、これはやはりかなり先のこと。むしろ来年から始まる京都議定書で定められた第一約束期間(2008~2012年)の削減(1990年比マイナス6%)が果たして可能なのか、それが気になる。 個人的結論ではあるが、首相官邸が余程思い切ったことを決断しない限り無理。そして、目標未達になったらどうするのか。ロシアの余剰排出量を買うことだけは、絶対に止めるべきことのように思う。 となると国際社会に対して「約束が守れませんでした」と謝らなければならない。日本もそれなりに努力をしているところを見せて、技術開発投資などを実際に行い、なおかつ、産業界の排出原単位や自動車・家電などのエネルギー効率が世界一であることを証明すれば、マイナス6%に到達しなくても、アメリカより良心的だし、カナダよりも遥かにマシなの