小学3年生以下の子供の「放置禁止」を盛り込んだ埼玉県虐待禁止条例改正案が、県議会9月定例会で議論されている。児童の保護者らを対象に、子供を住居に残したまま外出することなどを禁じる。罰則はないが、いわば「留守番禁止規定」。改正案に反対の会派からは「子育て家庭への負担が大きい」などと反論が相次いだが、6日の福祉保健医療委員会で賛成多数で可決された。13日の本会議で成立する見通し。 改正案は、車内などに子供が放置されて死亡する事件が相次いだことを受けて、自民党県議団が9月定例会に提案した。自民は全国初の条例としている。
