Good morning and welcome to Vittles. Each Monday we publish a different piece of writing related to food, whether it’s an essay, a dispatch, a polemic, a review, or even poetry. This week, Tim Anderson writes about the phenomenon of katsuification — the process under which everything in Britain has become katsu curry — and how this can be explained by the cyclical history of the dish. If you wish
紅茶好きのアイルランド人 連載第4回となる今回は「素面のダブリン市民」というタイトルにふさわしく、ダブリンのお茶事情について書きたいと思います。紅茶と言えばイギリス…と思う人が多いかもしれませんが、実はアイルランドのほうがひとりあたりの紅茶消費量はイギリスより多く、トルコに次いで世界で2番目にたくさんお茶を飲む国民です。イギリスでは最近、初めて日常的にコーヒーを飲む人のほうが紅茶を飲む人より多くなったことが大きく報道されていましたが、アイルランドのほうがイギリスよりも紅茶好きの国と言えます。カップの大きさや飲み方によるのでざっくりした推定ですが、アイルランド人は1日に4~6杯の紅茶を飲むそうです。 ブリテン諸島ではブレックファストティー(朝食用の紅茶)なるものがたいていのスーパーで売られています。アイリッシュブレックファストティーはアッサム茶葉を使う紅茶で、たっぷりミルクを入れて飲みます。
【6月6日 AFP】インド西部ムンバイ(旧ボンベイ)で1959年、安アパートに住む7人の女性が共同組合「リジャット・パパド(Lijjat Papad)」を設立した。元手80ルピー(約120円)で始まった事業は、現在、数百万ドル規模にまで成長した。だが、成功物語を成し遂げたのは、野心にあふれるフェミニズムを唱える女性たちではなかった。 リジャットは、インド全土で4万5000人の女性を雇用している。女性たちは事業の「共同所有者」で、終身雇用制が取られている。 パパドはインドの薄焼きスナックで、地域によってはパパダムなどの名で呼ばれている。リジャットのおかげでパパドは、男性優位社会のインドにおいて、優れたビジネスや女性のエンパワーメントに結びつけられるようになった。 82か所あるリジャットの作業所の朝は早い。女性たちは夜明け前から列をなし、完成品を届けると、新しいレンズ豆の生地を受け取り家に戻る
世界中の人を虜にする甘いドーナツの誘惑 ドーナツの消費量は世界で増加傾向にあります。 世界のドーナツ市場は2021年で157億8000万ドル(2兆3354億円)に達し、2028年にかけて年間3.4%で成長すると見込まれています。 日本では、かつてはミスタードーナツがどこでもありましたが店舗数が減り、その代わりにコンビニやスーパーで気軽に買えるようになりました。 今回はドーナツの歴史を紐解いていきます。 1. アメリカ人とドーナツ ドーナツの本場・本家はアメリカです。 2020年のアメリカのドーナツ消費者数は2億1002万人。国民の約64%がドーナツを食っていることになります。また、2022年のアメリカのドーナツ市場の規模は75億ドル(1兆1100万円)だそうで、冒頭の数字に照らし合わせると、世界の市場規模の約半分がアメリカにある計算です。 アメリカ人の3分の1以上(37%)が毎月少なくとも
宮城や福島で炊き出し100回、なぜならそれがジハードだから。被災地でカレーをふるまい続けたムスリムたちの話 大塚にある細長いモスク JR大塚駅から徒歩5分ほど、商店街を抜けたところにその小さなモスクはある。「マスジド大塚」だ。「マスジド」とはアラビア語でモスクを意味する言葉。モスクはムスリム(イスラーム教徒)のための礼拝所である。このマスジド大塚が創立されたのは2000年のことだ。 私が初めてこの場所を訪れたのは4年前のこと。持ち金が尽き、泊まる場所がなくなったナイジェリア出身の難民申請者がモスクでお世話になっていたときのことだった。その日は外国から来た難民だけでなく、日本人のホームレスの方たちもモスクで寝泊まりしていた。 マスジド大塚。小さなドームとミナレット(尖塔)が目印 モスクというとトルコの「ブルーモスク」のような豪華絢爛なイメージもあるが、マスジド大塚は質素なつくりをしている。横
正月の定番として知られるおせち料理。重箱に色とりどりの具材が詰め込まれているさまは、見ているだけでも楽しい。だが、現在正式とされているおせち料理は古くから続いてきたものかというと、実はそうでもないようだ。おせち料理に関する論考がある民俗学者の山田慎也教授(国立歴史民俗博物館)におせち料理の形成と変遷について話を聞いた。 (取材・大西健太郎) 多種多様な具材が詰まった現代のおせち料理(画像は紀文食品提供) 宮中から庶民へ そもそも、おせち料理の「おせち」は「御節供」という言葉に由来する。御節供とは奈良時代に中国から伝来した、1年の節目ごとに行われた宮中行事とその際に供された料理のことを指す。山田教授によると、当時の御節供と現代のおせち料理とでは、その内容が大きく異なっているという。当時は重箱に詰められてはおらず、単に皿に盛られていたようだ。「我々がイメージするおせち料理の形態が形作られていっ
Light, tasty and simple to make, egg fried rice has long been a beloved dish in China and one of most recognizable icons of Chinese cuisine around the world. But in recent years, the popular stir-fry has become a highly sensitive subject for China’s online nationalists, especially around the months of October and November. Emotions are running so high this week that one of the country’s most famou
先日中国北京市に訪れた際、幸運にも中秋節(9月19日)にあたった。中秋節とは、旧暦8月15日に当たる中秋の名月(十五夜)を指し、中国においては、月を観賞しながら月餅を食べ、家族団らんを楽しむ節句である。当日、空気の悪さから月が見えないのではないかと懸念されたが、それは杞憂に終わり月餅を食べながら満月を眺め中秋節を満喫することができた。さて、前述したように中秋節とは本来的には「月を愛でる」節句であるが、現在は「月餅を食す」ことがメインであると言っても過言ではない。また、自分で買うにとどまらず、親しい人や今後関係を築きたい人に対して月餅を贈答することも多い。事実、中秋節の一ヵ月前ぐらいからデパートやスーパーでは特設会場が設けられ、し烈な月餅商戦が繰り広げられる。過剰ともいえるほどの絢爛豪華な包装が施され、中には何千元という高価な月餅も存在する。また、月餅の餡は伝統的に「豆沙(こしあん)」や「五
スタミナアップに◎にんにくたっぷり「ブエノチキン」 夏も終わりを迎え、そろそろ秋へと突入。季節の変わり目は体が疲れやすいですよね。そんなときは、スタミナアップに人気のにんにくを使った料理はいかが?今回、クックパッドニュースが注目したのは沖縄の「ブエノチキン」というグルメです。 ブエノチキンって何? ブエノチキンとは、アルゼンチン生まれ沖縄育ちのにんにくたっぷりの県産若鳥の丸焼きのこと。ブエノとは、アルゼンチンの言葉ですばらしいを意味します。沖縄名物といってもいいほど県内では有名な料理で、一度食べるとまた食べたくなる味は県内外にもファンが多いのだとか。 そんな「ブエノチキン」が先日テレビで紹介されるやいなや、検索ランキング上位に!クックパッドでも「家で作ってみたい!」とレシピを検索する人が急増しました。そこで今回は、おうちで作れる「ブエノチキン」レシピをご紹介します! 詳しい作り方はこちら
1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:自動販売機で売っているものを全部買うと重いし寒い 東南アジアでミスドがめちゃくちゃ出店している 台湾のミスタードーナツ。知ってるお店があると安心する。 大きめな駅構内でこうした小さめの店舗を何度か見かけた。台湾には持ち帰り専用のお店が多いのかもしれない。 ミスドの運営会社ダスキンの公式サイトを確認すると、タイ、フィリピン、台湾、インドネシアの4カ国だけで11,362 拠点ある。ちなみに日本は2023年3月時点で998店。 国ごとに数の偏りはあるだろうが、単純に4で割っても約2800拠点と日本の3倍近くの店舗数だ。ちょっとびっくりしてしまう。 ポンデリング中心のラインナップ 気になるのが日本とのメニューの違いだ。 パッと
「NEZUCAFÉ」から「HARIO CAFE」まで。都内で行くべきミュージアムカフェ・レストラン10選「NEZUCAFÉ」など東京都内にある定番のミュージアムカフェから、「カフェ ヴァローリス」や「HARIO CAFE」など新たにオープンしたミュージアムカフェまで、そのなかからとくに注目したいところを「青い日記帳」主宰の中村剛士がピックアップしてお届けする。 文=中村剛士 「HARIO CAFE」外観 提供=泉屋博古館東京 定番のミュージアムカフェ5選「NEZUCAFÉ」(根津美術館) 「NEZUCAFÉ」内観 提供=根津美術館 2009年に建築家、隈研吾により全面リニューアルを果たした根津美術館の庭園内に建てられた「NEZUCAFÉ」。青山にいるとは思えない豊かな自然と静けさの中で、美術鑑賞の余韻にゆったりと浸れる極上空間です。嘗て根津家が家族団欒のひと時を楽しんだサンルーム(初代根津
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く