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承認と社会に関するsarabandaのブックマーク (8)

  • 1990年代から2010年代までの物語類型の変遷〜「本当の自分」が承認されない自意識の脆弱さを抱えて、どこまでも「逃げていく」というのはどういうことなのか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために

    ■越境する知〜ジャンルを超えていろいろなモノを摂取することの喜びを知る ひさしぶりにこのブログの義に戻って「一つの視点から様々なジャンルに共通するモノを」取りだして楽しむ方法を紹介する、ということをしてみたいと思います。海燕さんのオフ会で何か喋ろうと考えていたのですが、せっかくなので、ブログを書く上でのもともとのコンセプトに帰ってみたいと思います。 僕は数年前に、このブログを好きな映画を紹介しようと立ち上げました。仕事が忙しくなったり子どもが生まれたりで、映画を見る余裕がなくなったので、通勤時間に読む漫画小説の感想にシフトしてしまいましたが、もともとは、媒体やジャンル、世代、年代を超えて、自分にとっておもしろいと感じるものの「共通性」という視点を出すことで、「より物語を楽しむため」のヒントになれば、と思って、そのコンセプトのもとに文章を書いています。 いろいろな「そんな小難しいこと考え

    1990年代から2010年代までの物語類型の変遷〜「本当の自分」が承認されない自意識の脆弱さを抱えて、どこまでも「逃げていく」というのはどういうことなのか? - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
  • “生き甲斐やレゾンデートルが自己責任の時代” - シロクマの屑籠

    ちっぽけな人間が、無数に生まれて無数に死んでいく。 そのこと自体に意味があるのかどうかは、私には分からない。 しかし、そのちっぽけな人間の一人一人にとって、“自分自身の生が無意味である”という認識が、寂しくて耐え難いものだというのは私にも分かる。だから、自分自身の生に意味づけをし、生き甲斐やレゾンデートル(raison d'etre:生きている意味)を与えてくれる“命綱”のような存在を私達はありがたがる。世間を見渡せば、それらにしがみつく人達の姿で溢れているわけだが、“他人事”と笑って済ませるのは難しい。 日では、20世紀の後半ぐらいから、生き甲斐やレゾンデートルを求め、自分自身の生に意味を見出そうとする人が増えてきた。昨今、こうした生き甲斐やレゾンデートルに相当するものを提供するビジネスがビジネスとして成立してしまうのも、要は、それらを必要とする・それらを欠いていると感じている人が、そ

    “生き甲斐やレゾンデートルが自己責任の時代” - シロクマの屑籠
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    sarabanda 2010/01/03
    空気を読むことは、承認欲求の充足や経済的安定という見返りなしに、共同体への一方的服従として要求されるものになった。空気嫁的なものの暴走は近年の日本企業のブラック労働環境や就活なる茶番劇にも相通じる。
  • 非モテが結婚を望む理由

    この前、社会学ので興味深い論文を読んだ。 ある女性が、ある男性知的障害者にインタビューをし、男性の人生について考察する、という内容だった。 そしてインタビューをしていくうちに、彼が「結婚」に執着していることが明らかになってくる。 なぜか。 彼には数人の女兄弟がおり、全員結婚している。しかし彼は一度も結婚式に出席できなかったというのだ。 これは、「身内に障害者がいるのを隠したい」という親の考えから来た物だという。 このように、彼は今まで家族から構成員として認めてもらえず、疎まれてきたという。かといって障害のある身だから独り立ちも出来ない。 そのうちに彼は、自分の存在を<男>でも<女>でもない、<おまけ>として認識していく。 そして彼にとって、この<おまけ>カテゴリから抜け出し、<男>になる手段として、結婚を認識するようになる。今まで一度も参加できなかった結婚式を自分で開くことは、家族に自分

    非モテが結婚を望む理由
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    sarabanda 2008/07/11
    「どうして気持ち悪いのかさらに考えてみようと思います。まあ経験に裏打ちされていない机上の空論ってのが一番のつっこみポイントなんでしょう。わかります」
  • 承認欲求・マズロー周りの、最近の記事クリップ&私見 - シロクマの屑籠

    最近、「承認欲求」関連の記事を立て続けに見かけたので、保存がてら、まとめてコメントしてみようと思う。百家争鳴の観だが、多くの記事に共通しているのは「時代の変化」「承認欲求的な何かを体感することの、現代的困難さ」だったとは思う。そのうえで、見通しや対策について色々な人が意見交換している、という風にみえた。 なお、このまとめ記事では、混乱をできるだけ避けるために、A.マズローの欲求段階説にある用語「承認欲求」「所属欲求」「自己実現欲求」に統一したニュアンスで書いていくこととする。以下のリンク先の文章は「承認」「承認欲求」がそれぞれで微妙に違っているような気がするが、この記事クリップ上では、一律にマズローの欲求の階層を念頭に置いたうえで言及してみる。 Thirのノート 今回のやりとりのスタート地点、とおぼしき記事。この記事では、まず「承認」の定義づけから入っているが、内容から察するに、マズローで

    承認欲求・マズロー周りの、最近の記事クリップ&私見 - シロクマの屑籠
    sarabanda
    sarabanda 2008/06/30
    「単に、充たされる度合いの多寡だけでなく、充たされない部分にがっかりする度合いの多寡や、『私の思い通りのあなた』でなければ苛立ってしまう度合いの多寡によっても、承認欲求の体感密度は変化する」
  • 404 Blog Not Found:難認簡接型社会「日本2.0」へようこそ

    2008年06月29日20:45 カテゴリValue 2.0 難認簡接型社会「日2.0」へようこそ サバイブSNS第1回オフ会、参加者のみなさまお疲れさま。参加できなかったみなさん、またの機会を。 で、そこでも話題になったのがこれ。 非承認型社会「日」へようこそ - Thirのはてな日記 この国は今、「非承認型社会」、即ち「他の誰でもない自分」が承認されない社会となりつつある。あるいは、自分ですら自分という存在を承認することが出来ない状態になっているのではないか。 私はこれとは全く逆の印象を持っている。 このオフ会成立そのものが、その傍証ともなるだろう。私はかつてであれば「他者」(strangers)であったはずの参加者各位を実に手軽に「承認」(recognize)し、個人宅に招いた。これほど簡単に他者を承認するのは、前世紀では不可能だったのは確かだ。インターネットとSNSがそれを可能

    404 Blog Not Found:難認簡接型社会「日本2.0」へようこそ
    sarabanda
    sarabanda 2008/06/30
    「現代は接続開始コストがべらぼうに安くなった代わりに、接続強化コストがべらぼうに高くなった時代とも見なせる」「かつて10人に声をかけるコストで、1000人、いや一万人に声をかけられる時代なのですから」
  • 承認の生産 - the deconstruKction of right

    あわわわ、福嶋亮大さんから直接リアクションが来てしまった。しかも批判気味に(笑) これはこれでマジで考えてちゃんと応答するつもりですが、その前にこっちのエントリを書いてしまいます。昨日のロスジェネから引き継いだ内容になっています。 で、承認の格差と配分という問題なんですが、前にid:Rir6さんに応答したことがあるのですが、http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20080423/1208954856 承認は分配できないからがんばれ、という内容なんですが、どうもその現実主義的な「仕方ない」という大人の意見に自分でも違和感があったわけです。俺はいのまにかきたねえ大人になっちまったのかと(笑) しかし、そういう子供の抱くような「不可能性への夢」をどんどん叶えるようになっていくのが社会がよくなっていくということだと考え直しましたので、今では一概に否定するつもりはない

    sarabanda
    sarabanda 2008/06/29
    「たとえば恋愛であれば、自分も、コミュニケーションが下手な子とかあまりかわいくない子を承認していく、そういう地味な『小さな承認』を生産して回しあうことのほうが、リソースの配分を要求するよりも有効」
  • Thirのノート

    thir ノート:覚え書き。断片的かつあまりまとまりのない文章を記録/公開しています。詳しい方針は自己紹介にて。

    sarabanda
    sarabanda 2008/06/29
    「『特別視されること』や『ステータスを有していること』が承認の代理的な役割を担っていた」「未だ『ステータス』とか『特別視』とかいったものでしか、自らに対する承認を認識できない」
  • Thirのノート

    thir ノート:覚え書き。断片的かつあまりまとまりのない文章を記録/公開しています。詳しい方針は自己紹介にて。

    sarabanda
    sarabanda 2008/06/29
    「個人的には、非正規雇用の問題は・・・むしろこの『自らの労働成果が自らの物語として承認されず、他者の物語に吸収され、他者の利益となること』のほうが問題であると思う」
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