新型コロナウィルスに関する森ゆうこ議員の国会質問は、良い質問だった。 1月30日予算委員会で、「指定感染症」政令の施行前倒しを安倍総理に迫り、結果的に翌日、前倒しの閣議決定につながった。もちろん、国会質問だけで政府が動いたわけではなかろうが、迅速な対応是正につながったことは間違いない。これぞ、国会でなされるべき仕事だ。 しかし、だからといって、これまでの森議員の所業を帳消しにはできない。 昨年秋の臨時国会で、森議員は、私を名指しし事実無根の誹謗中傷を行った。私の自宅住所の掲載された資料を国会で配布し、ネットで拡散もした。繰り返し訂正・謝罪を求めてきたが、いまだに対応がない。 参議院に対し、森議員の懲罰を求める請願も行った。 国会議員の国会内での言論は、免責特権(憲法第51条)の対象で、「国会外」では責任を問われない。つまり、「国会内」で自律的に対処するのが本筋だ。 しかし、この請願も黙殺さ
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