Googleの採用プロセスは壊れている――同社の採用面接を受けた技術者がこんなふうに指摘している。 「ダメ出し」しているのは、TeamBoxというコラボレーションツール会社の創設者パブロ・ビラルバ氏。ある日同氏のもとへ、Googleの採用担当者から面接を受けないかというメールが届いたという。 同氏はTeamBoxを離れる気はなかったものの、うわさに聞くGoogleの選考を体験してみたいと思い、面接を受けることにした。同氏はプログラマーではあるが、主にユーザーへの対応やプロダクトデザインの専門知識を持っており、面接ではその点をアピールした。だが、採用担当者が聞いてきたのは14種のプログラミング言語に関するスキルなどコーディング関連だった。 「その後電話があり、45分間HTMLとCSSの詳細について話し、ある文字列が別の文字列のサブセットかどうかを判断する最も高速なアルゴリズムの話をした。会話