近年ではRedashやMetabaseのようなBIツールを簡単に導入でき、さらにはMySQLはバージョン8.0からwindow関数が利用できるようになり、より分析的なSQLを記述する機会が増えた読者もいるかも知れません。このような分析に利用するSQLを記述をすると、どうしても長いSQLになってしまいがちで、記述した当時は理解できても、時間の経過や他人のSQLを読み解くのは難しいときもあります。 そこで、今回は共通テーブル式(CTE)について紹介し、分析時に長くなってしまいがちなSQLの読みやすさ改善に少しでもお役にたてればと思います。なお、今回利用しているMySQLのバージョンは8.0.28となります。 CTEとは? CTEとはCommon Table Expressionsの略で、OracleやPostgreSQLにはすでにあった機能であるため知っている方もいるかもしれません。CTEは単
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