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イスラム国 テロ組織の検索結果1 - 40 件 / 170件

  • ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+

    2020年が始まって3日しか経っていないが、いきなり今年最大級のニュースが飛び込んできた。トランプ大統領の命令の下、バグダッド空港近くにいたイランの革命防衛隊クッズ部隊(Quds Force:コッズ部隊、クドス部隊、ゴドス部隊などとも表記する)司令官のソレイマニと、イラクの親イランシーア派民兵組織であるカタイブ・ヒズボラの指導者であり、イラクのシーア派民兵の連合体である人民動員隊(PMU)の副司令官であるムハンディスが殺害された。バグダッド空港には米軍の施設もあり、カタイブ・ヒズボラがミサイル攻撃を仕掛けている中で、ドローンによる攻撃でソレイマニとムハンディスが殺された。イランウォッチャーはもちろんのこと、欧米の国際政治の専門家たちは一斉にこのニュースに反応し、今後の中東情勢の見通しが立たなくなり、イランとアメリカの対立が急速にエスカレートしていくことの不安に包まれた状態にある。 現時点で

      ソレイマニ司令官殺害と米イラン関係の行方:朝日新聞GLOBE+
    • 重信メイ氏の出演に「これは何だ?」「ぞっとする」 イスラエル大使、TBSを非難(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

      日本外国特派員協会で記者会見するイスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使。番組のプリントアウトを示しながら重信メイ氏の番組出演を非難した パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織、ハマスがイスラエルに大規模な攻撃を仕掛けた問題で、イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が2023年10月13日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見し、被害の実情と国際社会の支援を訴えた。 【動画】実際の放送シーン 日本のテレビ番組に苦言を呈する場面もあった。具体的には、10月11日にBS-TBSで放送された「報道1930」で、ジャーナリストの重信メイ氏が出演した点だ。重信メイ氏は、国際テロ組織、日本赤軍を率いた重信房子・元最高幹部の娘。コーヘン氏は画面のプリントアウトを示しながら、番組出演は「市民を暗殺しても構わない」というメッセージを送ることになると主張。「殺人者やテロリストの一族」に発言の場を与

        重信メイ氏の出演に「これは何だ?」「ぞっとする」 イスラエル大使、TBSを非難(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース
      • アフガニスタンの崩壊、責めを負うべきはバイデン氏

        厳しさを増すアフガニスタンの現状はバイデン氏が自ら招いたものとの見方が出ている/SAUL LOEB/AFP/Getty Images (CNN) 宗教戦士の一群が、奪い取った米国の軍用車両に乗り、米軍から訓練を受けた軍隊を打ち負かす。敗れた側は、自分たちの戦力を戦わずして差し出す。 どこかで聞いた話ではないか? これは2011年の終わりに、米軍が撤退した後のイラクで起きたことだ。それから3年、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の戦闘員の大軍は首都バグダッドのゲートからわずか数キロの地点に迫り、国内の主要都市の多くを奪取した。 当時のオバマ政権によるイラクからの撤退を取りまとめたのは、副大統領だったジョー・バイデン氏その人だ。 14年、ISISがイラクでの民族浄化を開始し、米国人のジャーナリストや援助活動家を殺害するようになると、当時のオバマ大統領は決定を覆す。軍事支援を再

          アフガニスタンの崩壊、責めを負うべきはバイデン氏
        • ウクライナ義勇軍に参加した場合、私戦予備・陰謀罪となるのか(田上嘉一) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          ロシアの突然の侵攻により戦闘が続いているウクライナですが、27日にウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシア軍侵攻からの防衛戦に参加し、世界の安全を守りたいという意思のある外国籍者で構成される領土防衛部隊内の「多国籍軍団」を編成すると発表しました。 ウクライナ、外国人部隊編成へ 国外から志願募集 今や世界中がウクライナの側にたってロシアに批難を加え、多くの国が経済制裁を行っている状況ですから、これに応募する人たちが相当数いるのではないかと思われます。 これをうけて在日ウクライナ大使館でも下記のようなツイートがなされました。 これを見た人の中では、この募集に応じた場合、刑法上の私戦予備・陰謀罪にあたるのではないだろうかという疑問が呈されていました。 私戦予備・陰謀罪とは刑法93条は国交に関する罪の一類型として、私戦予備及び陰謀罪を規定しています。 (私戦予備及び陰謀) 第九十三条 外国に対して

            ウクライナ義勇軍に参加した場合、私戦予備・陰謀罪となるのか(田上嘉一) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • ブルキナファソの村で虐殺、市民約100人が死亡の情報 EU発表

            軍事政権下のブルキナファソでは、イスラム勢力による市民への襲撃が横行している/Sophie Garcia/AP (CNN) 欧州連合(EU)対外行動庁(EEAS)は13日、西アフリカ・ブルキナファソの村で、市民およそ100人が殺害される虐殺事件が伝えられたと発表した。 EEASの発表によると、ブルキナファソ北中部のザオンゴ村で、女性や子どもを含む市民100人近くが殺害されたと伝えられている。 米政府とEUは虐殺を非難、暫定政権に対して虐殺が起きた状況を解明し、犯人を突き止めるよう求めている。 ブルキナファソは2022年7月に軍事クーデターが発生し、現在は軍事政権下にある。軍事政権は治安対策を優先しているが、今年に入ってイスラム勢力の襲撃が相次ぎ、市民が犠牲になっていた。 4月初めには北部の村が相次いで襲撃され、少なくとも44人が死亡。当局はテロ集団の犯行だったとしている。 4月下旬には同じ

              ブルキナファソの村で虐殺、市民約100人が死亡の情報 EU発表
            • スポンサーCM見合わせ…八代発言で『ひるおび!』打ち切り危機も(FRIDAY) - Yahoo!ニュース

              メインMCの恵俊彰や江藤愛アナウンサーとともにメインパーソナリティとして出演中の八代英輝の発言は物議を醸した(写真:『ひるおび!』公式ホームページより) 9月10日に放送された情報番組『ひるおび!』(TBS系)内での八代英輝弁護士の発言が物議を醸し、いまだ炎上が続いている。 【写真】25歳の男性を殺害容疑…55歳女性の「衝撃の自撮り写真」 同番組内で八代氏は、 「共産党は『暴力的な革命』というものを、党の要綱として廃止していませんから」 と発言した。 しかし日本共産党の綱領(八代氏は要綱と言い違えている)を読んでも、そんな文言はない。明らかに事実誤認であることがわかる。ラサール石井氏は日刊ゲンダイのコラムで、 《ワイドショーでのたわ言と看過するには酷すぎる暴言》 と怒りを表している。 悪質なデマだということで共産党は即刻、TBSに抗議した。抗議を受けてTBSは13日放送の『ひるおび!』で謝

                スポンサーCM見合わせ…八代発言で『ひるおび!』打ち切り危機も(FRIDAY) - Yahoo!ニュース
              • 論理的、洗練された一面も タリバンを熟知する日本人が見るアフガニスタンのこれから:朝日新聞GLOBE+

                米ニューヨークの国連安全保障理事会で2019年12月、アフガニスタンの現状を報告する山本忠通氏=国連アフガニスタン支援団のツイッターから ――今回の事態を予想していましたか。 昨年3月の退任時には予想していなかった。これから和平交渉が始まるという時期で、米欧諸国や日本、中、ロ、周辺国を含めた国際社会は、タリバンと共和国政府(ガニ政権)との話し合いによる和平の達成を望んでいた。 しかし、話し合いの進め方では合意したものの、両者の間で議題が決まらない状態がずっと続いた。話し合うはずだった停戦についても話がかみ合わず、交渉の進展はなかった。共和国政府が一つにまとまり、代表団を作るまでにも時間がかかった。話し合いが難航するなか、今年1月に米国でバイデン政権が発足し、米軍の撤収が決まった。和平交渉が進展をみせなかったことは大変残念だ。 アフガニスタンの反政府勢力タリバンの政治部門トップ、バラダル幹部

                  論理的、洗練された一面も タリバンを熟知する日本人が見るアフガニスタンのこれから:朝日新聞GLOBE+
                • イランのソレイマニ司令官はイラクなど中東各地でどんな「戦争」を行ってきたのか(伊藤めぐみ) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                  イランの革命防衛隊クッズ(コッズ)部隊の司令官であるカセム・ソレイマニが1月3日、アメリカ軍にドローン攻撃で殺された。革命防衛隊クッズ部隊、イランとアメリカの事情についてはすでにいくつか報道されている。 本記事では【1】イラクに焦点を当ててなぜこのような事態が起きたのか、【2】ソレイマニはこれまで中東各地で何をし、どのような反応が現在の中東各地で起きているのかをまとめた。 ■あらためてソレイマニとは誰かソレイマニはイランの革命防衛隊のクッズ部隊司令官である。クッズ部隊はイラン国外で作戦を行う特殊部隊のことだ。シリア、イラク、レバノンなどで暗躍してきた。国外でシーア派民兵組織を立ち上げ、諜報活動など隠密裏に動き、自国に有利な形で戦争に介入し引き起こす。ソレイマニは戦略、戦術を立てるのに長けていて、とても「優秀」な軍人だったらしい。 ソレイマニの名が知られるようになったのはここ数年のことである

                    イランのソレイマニ司令官はイラクなど中東各地でどんな「戦争」を行ってきたのか(伊藤めぐみ) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                  • ウイグル族への「ジェノサイド」認定は慎重に(ニュースソクラ) - Yahoo!ニュース

                    米国の前トランプ政権のポンペオ国務長官は同政権最後の日、1月19日に「中国政府が新彊ウイグル自治区でイスラム系少数民族であるウイグル族に対しジェノサイド(民族殲滅)を行っている」との声明を発表した。バイデン新政権の国務長官に指名されていたブリンケン氏も同日の米上院外交委員会の公聴会でそれに同意を表明した。 2月22日にはカナダ下院も「中国がジェノサイドを行っている」とする決議案を採択し、政府にこれを公式見解とするよう要求した。 日本政府は1月20日の記者会見で加藤官房長官が「人権問題に懸念し注視している」と慎重な回答をし、外務省は「ジェノサイド」とは認めない姿勢を示している。 新彊は古代中国で「西域」と称され、紀元前の漢や唐の時代から断続的な中国の支配下にあった。1775年に清の乾隆帝がモンゴル人のジュンガル部族を駆逐して西域を完全に平定し新彊(新領域)と名付け、1884年に新彊省となった

                      ウイグル族への「ジェノサイド」認定は慎重に(ニュースソクラ) - Yahoo!ニュース
                    • アフガン撤退 日本大使館の協力者置き去りはなぜ起きたのか 中谷元防衛相に聞く(上)(木村正人) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      [ロンドン発]米中枢同時テロ(9・11)から20年がたった。それに先立つ米軍のアフガニスタン撤退で首都カブールは瞬く間にイスラム原理主義武装勢力タリバンの手に落ちた。アフガン民主化は夢と消えた。大混乱の中で日本は「平和憲法」に縛られ、報復される恐れのある現地職員を置き去りにしてしまった。1990年の初当選以来、日本の防衛・安全保障に深く関わってきた中谷元(げん)元防衛相(63)に書面インタビューに答えてもらった。 ――カブール陥落とアフガン撤退で何が起きたのでしょう中谷氏:8月15日にタリバンがカブールを掌握し、17日には大使館員は全員、外国の軍用機で出国しました。アフガン情勢が切迫している事態に、大使館の司令塔たる岡田隆大使が、現地に不在であり、国外退去の陣頭指揮をとるべき責任者がおらず、対応が後手に回るのも無理からぬことでありました。自衛隊の輸送機を派遣し、27日に邦人1人を移送しまし

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                      • テロリスト称賛を隠しきれない人たち

                        2019年10月27日、アメリカのトランプ大統領によってイスラム国指導者バグダーディーの死が発表されました。 トランプ氏はバグダーディーの死で「世界はより安全になった」と主張しましたが、本当にそうなのか、彼はどのような立場にあり、彼の死はイスラム国や世界にどのような影響を与えうるか、トルコはテロ支援国家なのかといった問題については、FNNに寄稿したこちらの記事をご覧ください。 それとは別に、どうしても記しておきたいことがあったため、久々にブログに書くことにしました。 それは、バグダーディーの死により、イスラム過激派テロリストへの称賛を隠しきれないメディアや専門家の「本音」が露呈された、という事実です。 まずはこちら、ワシントン・ポストの記事です。 バグダーディーのことを「厳格な宗教学者」と描写しています。 テロリストでも過激派でも大量殺人犯でもレイプ犯でもなく、「厳格な宗教学者」です。 日

                          テロリスト称賛を隠しきれない人たち
                        • フランスの左派に亀裂 ハマス攻撃への見解めぐり

                          フランス・ボルドーで、自身の新著に関する討論会の会場に到着し、報道陣に囲まれるジャンリュック・メランション氏(2023年10月11日撮影)。(c)Christophe ARCHAMBAULT / AFP 【10月16日 AFP】パレスチナのイスラム組織ハマス(Hamas)による対イスラエル攻撃に関する見解をめぐり、フランスの左派最大政党「不屈のフランス(LFI)」のベテラン政治家ジャンリュック・メランション(Jean-Luc Melenchon)氏が各方面から批判を浴び、左派勢力の間に大きな亀裂が生じている。 フランスは、ユダヤ教とイスラム教の欧州最大規模のコミュニティーを抱えており、イスラエルとパレスチナの紛争について熱い論争が展開されてきた。過去のガザ紛争の際には大規模なデモも行われ、その大半がパレスチナへの連帯を表明するものだった。 左派政党はこれまで、ガザ地区からのロケット弾攻撃に

                            フランスの左派に亀裂 ハマス攻撃への見解めぐり
                          • 【解説】アンティファとは何者? トランプ氏のテロ組織指定は可能なのか

                            米バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義に抗議するデモを行うアンティファのメンバーら(2018年8月11日撮影、資料写真)。(c)Logan Cyrus / AFP 【6月2日 AFP】米ミネソタ州で黒人男性が白人警官に拘束されて死亡した事件を発端とする抗議デモをめぐり、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は1日、急進左派の活動家ネットワーク「アンティファ(Antifa)」について「米国はテロリスト組織として指定する」とツイッター(Twitter)に投稿し、デモにおける暴力行為の激化の原因だとした。 トランプ政権のロバート・オブライエン(Robert O'Brien)大統領補佐官(国家安全保障問題担当)やウィリアム・バー(William Barr)司法長官も、暴動を扇動している「過激派グループ」だとアンティファをやり玉に挙げている。テロ組織に指定されれば、アンティファは

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                            • なぜトルコは北欧2カ国のNATO加盟に水を差すのか

                              トルコ・イスタンブール(CNN) 北欧のフィンランドとスウェーデンによる北大西洋条約機構(NATO)加盟が目前とみられたちょうどその時、トルコが水を差して同盟国を驚かせた。 トルコのエルドアン大統領は、北欧2カ国のNATO加盟への要望について「前向き」には考えられないと語り、この2カ国は「テロ組織のゲストハウスのようなもの」と非難した。エルドアン氏は18日、トルコ首都アンカラで、自党の議員に対し、NATO加盟国がトルコの安全保障の課題について「理解し、尊重し、支持する」ことを期待すると述べた。 フィンランドとスウェーデンは18日、NATO本部のあるベルギー首都ブリュッセルで、ロシアによるウクライナ侵攻に押される形で、正式にNATO加盟を申請した。この決断はロシア政府にとっては失敗を意味している。ロシアはウクライナに侵攻することでNATO拡大を阻止しようとしていたが、ウクライナでの戦争がNA

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                              • 重信メイ氏の出演に「これは何だ?」「ぞっとする」 イスラエル大使、TBSを非難

                                パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織、ハマスがイスラエルに大規模な攻撃を仕掛けた問題で、イスラエルのギラッド・コーヘン駐日大使が2023年10月13日、東京・丸の内の日本外国特派員協会で記者会見し、被害の実情と国際社会の支援を訴えた。 日本のテレビ番組に苦言を呈する場面もあった。具体的には、10月11日にBS-TBSで放送された「報道1930」で、ジャーナリストの重信メイ氏が出演した点だ。重信メイ氏は、国際テロ組織、日本赤軍を率いた重信房子・元最高幹部の娘。コーヘン氏は画面のプリントアウトを示しながら、番組出演は「市民を暗殺しても構わない」というメッセージを送ることになると主張。「殺人者やテロリストの一族」に発言の場を与えるべきではない、などと話した。 「彼らは新たなホロコーストを起こしている」 コーヘン氏は、ハマスによる攻撃を、過激派組織「イスラム国」(IS)が行った残虐行為に

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                                • 誰が戦争を始めるのか――ソレイマーニー司令官殺害と法/郭舜 - SYNODOS

                                  2020年2月13日、アメリカ議会上院は、トランプ大統領がイランに対するさらなる軍事行動を行う際に議会の授権を得ることを要求する決議を採択した【1】。決議には民主党議員および一部の共和党議員が賛成票を投じた【2】。上院によるこの決議はもちろん、最近、大統領が行ったイランに対する軍事行動への反応である。 【1】https://www.congress.gov/bill/116th-congress/senate-joint-resolution/68/text 【2】https://www.nytimes.com/2020/02/13/us/politics/iran-war-powers-trump.html 大統領は、1月3日にイラン革命防衛隊ゴドス部隊のソレイマーニー司令官をドローン(無人航空機)によって殺害している。アメリカとイランの間では近年、イランによる核開発疑惑をめぐって緊張が

                                    誰が戦争を始めるのか――ソレイマーニー司令官殺害と法/郭舜 - SYNODOS
                                  • スポンサーCM見合わせ…八代発言で『ひるおび!』打ち切り危機も | FRIDAYデジタル

                                    メインMCの恵俊彰や江藤愛アナウンサーとともにメインパーソナリティとして出演中の八代英輝の発言は物議を醸した(写真:『ひるおび!』公式ホームページより) 9月10日に放送された情報番組『ひるおび!』(TBS系)内での八代英輝弁護士の発言が物議を醸し、いまだ炎上が続いている。 同番組内で八代氏は、 「共産党は『暴力的な革命』というものを、党の要綱として廃止していませんから」 と発言した。 しかし日本共産党の綱領(八代氏は要綱と言い違えている)を読んでも、そんな文言はない。明らかに事実誤認であることがわかる。ラサール石井氏は日刊ゲンダイのコラムで、 《ワイドショーでのたわ言と看過するには酷すぎる暴言》 と怒りを表している。 悪質なデマだということで共産党は即刻、TBSに抗議した。抗議を受けてTBSは13日放送の『ひるおび!』で謝罪することになったのだが、この放送での八代氏の謝罪がさらに炎上を引

                                      スポンサーCM見合わせ…八代発言で『ひるおび!』打ち切り危機も | FRIDAYデジタル
                                    • 米軍の空爆で殺害、ソレイマニ司令官とはどんな人物か

                                      (CNN) 米軍の空爆で3日に殺害されたイラン革命防衛隊「コッズ部隊」のソレイマニ司令官は、イランでは勇敢でカリスマ性があり、兵士から愛される存在として英雄視される人物だった。 イランの最高指導者ハメネイ師はかつて、ソレイマニ司令官を「革命の生きる殉教者」と評したことがある。しかし、米国からは冷酷な殺人者とみなされていた。 イラン屈指の実力者の一人であるこの人物は、イランの対外工作を担う精鋭組織のコッズ部隊を率いていた。同部隊は米国からは外国テロ組織と見なされている。 ソレイマニ司令官が軍で第一線のキャリアを踏み出したのは1980年代初め、イラン・イラク戦争だった。そこから頭角を現すと、その後中東地域でイランの影響力を広めるのに重要な役割を担うようになり、同国内で代えがたい人物となっていった。 国家安全保障の専門家、マーク・ハートリング退役米軍中将はCNNの取材に、「彼は生涯にわたり戦闘に

                                        米軍の空爆で殺害、ソレイマニ司令官とはどんな人物か
                                      • タリバンと米軍が「反テロ」で協力か──カブール空港テロと習近平のジレンマ

                                        中国はタリバンを支援する交換条件としてテロの撲滅を絶対条件とした。今般のテロでタリバン兵士28人が犠牲になっており、タリバンはアメリカと協力してテロ組織をつぶそうとしている。これは習近平に痛手か? カブール空港テロでタリバン戦闘員28人が犠牲 8月26日、アフガニスタンのカブール空港でイスラム過激集団「ISIS(イスラム国)」による自爆テロが起き、85人が死亡したとロイター電が伝えた。それによれば ●襲撃により少なくとも72名のアフガニスタン人が死亡 ●米軍は兵士13名が死亡、18名が負傷 ●タリバンは少なくとも28人の戦闘員が死亡 ●ISISの脅威にもかかわらず、避難は加速している とのことだ。 注目されるのは犠牲者の中にタリバン戦闘員が28人もいるということである。 このたびの自爆テロに関して犯行声明を出したのは、ISISの関連組織の一つである「ISIS-K」で、「アメリカ軍の翻訳者や

                                          タリバンと米軍が「反テロ」で協力か──カブール空港テロと習近平のジレンマ
                                        • ナワリヌイ氏、痩せ細った姿で出廷 関係組織は解散発表

                                          出廷した野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏を映した画面。ロシア・モスクワの裁判所で(2021年4月29日撮影)。(c)AFP PHOTO / Babushkinsky district court / handout 【4月30日 AFP】ロシアで収監中の野党勢力指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏(44)が29日、丸刈りの痩せ細った姿で出廷した。同氏が姿を見せるのは、ハンガーストライキ終了後初めて。同日には、ナワリヌイ氏の政治組織の一つが解散を発表した。 ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領批判派の急先鋒(せんぽう)であるナワリヌイ氏は、第2次世界大戦(World War II)の退役軍人に対する名誉毀損(きそん)の罪に問われている裁判の控訴審に出廷。 ロシア独立系民間テレビ局ドシチ(Dozhd)が公開した録音音声によると、ナワリヌイ

                                            ナワリヌイ氏、痩せ細った姿で出廷 関係組織は解散発表
                                          • マリ反乱軍が大統領を拘束 クーデターか

                                            西アフリカ・マリの首都バマコで18日、軍を離脱した兵士らがケイタ大統領や政府高官、軍幹部を拘束した。ロイター通信などが治安筋の話として報じた。首都近郊の軍基地では銃声が聞こえ、市街地を軍用車両が走行している。クーデターが進行中の可能性がある。 2012年にもクーデターが起き、混乱に乗じてイスラム過激派が台頭。多数の住民が家を追われ、周辺国も合わせて約400万人が食料難に陥るなど深刻な人道危機を引き起こしている。今回のケイタ氏拘束で、情勢がさらに混迷しそうだ。 頻発する過激派の襲撃や経済悪化、政府高官の汚職で国民の不満が高まり、大統領辞任を求めるデモが広がっていた。 マリや隣国ブルキナファソ、ニジェールでは国際テロ組織アルカイダ系勢力のほか、過激派組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う勢力も活動。旧宗主国のフランスが各国と合同で掃討作戦を展開するが、難航している。(共同)

                                              マリ反乱軍が大統領を拘束 クーデターか
                                            • 【なんでも選手権】第1回危ない国選手権 - 日常にツベルクリン注射を‥

                                              【なんでも選手権】は、私ツベルクリン主催の様々なジャンルで競われる全国大会です。今回は「第1回危ない国選手権」を開催いたします。 前回の選手権大会はこちら www.tuberculin.net 海外にはいろんな国があります。その中には、「もしかしたら生きて帰ってこれるかもしれない!」くらいのNO生存チャンスの国が存在します。何も知らずに間違ってそういう国へ行かないように、この記事を読んで予習しておきましょう。 では、何をもって"危ない国"とするのでしょう。1つの判断基準があって、外務省の海外安全ホームページにおいて、日々危ない国の情報を更新しています。海外渡航情報ともいいます。 危ないレベルごとにレベル1~レベル4が設定されています。それぞれのレベルの意味は、 レベル1…注意して行きましょう レベル2…用がないなら行っちゃだめよ レベル3…行っちゃだめ レベル4…来世に期待! となります。

                                                【なんでも選手権】第1回危ない国選手権 - 日常にツベルクリン注射を‥
                                              • タリバンはなぜ首都を奪還できたのか。なぜ多くのアフガニスタン人の支持を受けたのか。(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                タリバンは、アフガニスタンの首都カブールに無血入場、約20年ぶりに政権を奪還した。 多くの人々が「タリバンはイスラム過激主義者で、テロリスト」と思っているようだ。これから恐怖政治が敷かれるようなイメージを抱いている人もいる。 確かに、タリバンは以前は過激派だった。1996年から2001年の約6年間だけ政権の座についていたが、彼らの政策は、過激なイスラム原理主義に基づくものだった。 バーミヤンの仏像を破壊したのも、このころだ。特に女性には極度に抑圧的で、ブルカ(目以外は全身をベールで覆う服装)の着用を義務付け、女性の就労を認めないほどだった。 この政権を承認したのは、わずかにパキスタン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦のたった3カ国だった(トルクメニスタンは確認中)。 しかし、それは昔のイメージであって、今は違うと語る専門家は多い。 確かに、約20年かけて政権を奪還できたのには、それだけの理

                                                  タリバンはなぜ首都を奪還できたのか。なぜ多くのアフガニスタン人の支持を受けたのか。(今井佐緒里) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                • 「ワグネル」をテロ組織指定へ | 共同通信

                                                  Published 2023/05/10 11:16 (JST) Updated 2023/05/10 11:33 (JST) 【ロンドン共同】10日付の英紙タイムズは、英政府が数週間以内にロシアの民間軍事会社ワグネルをテロ組織に指定する方針だと報じた。指定すればワグネルへの所属や支援などが犯罪行為となる。過激派組織「イスラム国」(IS)や国際テロ組織アルカイダと同等の扱いになり、ロシアへの打撃となりそうだ。

                                                    「ワグネル」をテロ組織指定へ | 共同通信
                                                  • 日本メディアがほとんど報じなかった黒人キリスト教徒大虐殺テロ ナイジェリアで起きている「極度の迫害」|FNNプライムオンライン

                                                    ナイジェリアで相次ぐキリスト教会襲撃 アフリカ西部のナイジェリアで、キリスト教徒が大量に虐殺されるテロ事件が頻発している。6月19日には北部カドゥナ州でキリスト教の教会が襲撃され、3人が殺害され36人が拉致された。6月5日には南西部オンド州で教会が襲われ、40人以上が殺害された。ナイジェリア当局は10日、「あらゆる状況から鑑みて」テロ組織「イスラム国西アフリカ州(ISWAP)」の犯行だと非難した。 2週間のあいだにナイジェリアでキリスト教会が立て続けに襲撃され、50人近くのキリスト教徒が殺害されているというのに、日本のメディアはこのテロについてほとんど報道していない。 6月5日に襲撃された教会(ナイジェリア・オンド州 6月6日) この記事の画像(4枚) 2019年にニュージーランドで白人の男がイスラム教のモスクを襲撃し、51人のイスラム教徒を殺害した際の報道と比較すると、その差は歴然として

                                                      日本メディアがほとんど報じなかった黒人キリスト教徒大虐殺テロ ナイジェリアで起きている「極度の迫害」|FNNプライムオンライン
                                                    • ネオ・ナチが拠点にしてきたマリウポリなどから市民の脱出が始まった - 《櫻井ジャーナル》:楽天ブログ

                                                      2022.03.07 ネオ・ナチが拠点にしてきたマリウポリなどから市民の脱出が始まった カテゴリ:カテゴリ未分類 マリウポリやボルノバーハから市民を脱出するルートが3月6日の朝から開いたと伝えられている。親衛隊の主力である「アゾフ大隊(またはアゾフ連隊)」の拠点はマリウポリ。その拠点が3月4日にミサイルで破壊され、5日の午前11時から市民の脱出が始まることが決まるが、ウクライナ兵に阻止され、中止になっていた。 親衛隊は2014年3月、クーデターの翌月に組織された。アゾフ大隊はこの年の5月にネオ・ナチを中心に編成され、親衛隊の中核になる。創設資金を出したイゴール・コロモイスキーはウクライナ、キプロス、イスラエルの三重国籍を持つシオニストの富豪。その後、アゾフはアメリカからも資金を受け取っている。 アメリカの白人至上主義者に関する裁判でFBIの特別捜査官が2018年10月に提出した宣誓供述書で

                                                        ネオ・ナチが拠点にしてきたマリウポリなどから市民の脱出が始まった - 《櫻井ジャーナル》:楽天ブログ
                                                      • シリア内戦勃発からもうすぐ9年、死者38万人に シリア人権監視団

                                                        シリア北西部イドリブ県西部の避難民キャンプ(2019年12月12日撮影)。(c)Aaref WATAD / AFP 【1月5日 AFP】在英のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は4日、勃発から9年になろうとしているシリア内戦の死者が、38万人を超えたと発表した。同団体は昨年3月、内戦による死者が37万人を超えたと発表していた。 シリアに情報網を持つ同団体によると、死者のうち11万5000人以上が民間人で、子どもが約2万2000人、女性が1万3000人以上を占めていた。 今回発表された死者数のうち、12万8000人以上がシリア人と外国人を合わせた同国政権側の戦闘員だった。うち半数以上がシリア出身の兵士で、レバノンのイスラム教シーア派(Shiite)政党・武装組織ヒズボラ(Hezbollah)の戦闘員が1682人だった。ヒズボラの戦闘員ら

                                                          シリア内戦勃発からもうすぐ9年、死者38万人に シリア人権監視団
                                                        • アフリカの「優等生国家」に降りかかる難題とは

                                                          アフリカ諸国の人々を満載した小型トラックの列がサハラ砂漠を走る。3日かけてリビアへ向かうところだ。乗客の多くは出稼ぎ者だが、ヨーロッパを目指す移民もいる。PHOTOGRAPH BY PASCAL MAITRE ニジェールを囲む5カ国、北のアルジェリアとリビア、西のマリ、東のチャド、南のナイジェリアは、アフリカ最大のイスラム過激派の温床になっている。ニジェールはこの地域のなかでは最も貧しいが、今のところは最も平穏な国でもある。ニジェール駐在のエリック・ウィテカー米国大使がやんわりと言うように、「ニジェールは荒れた地域における優等生国家」なのだ。 1960年にフランスから独立して以来、ニジェールでは軍事クーデターが4回発生している。反乱以前、ニジェール中部の都市アガデスは、サハラ砂漠への玄関口として年間最大2万人の観光客を迎え入れていた。その多くはパリから直行便で来る客だったが、遊牧民トゥアレ

                                                            アフリカの「優等生国家」に降りかかる難題とは
                                                          • 【米国株】FOMC議事はノーサプライズで安心感。慎重な動きだった市場も買い戻される。決算のロブロックスは成長鈍化懸念で下落。 - ウミノマトリクス

                                                            米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。 OMCの議事要旨は予想の範囲内ということもあり、軟調だった市場も安心感に繋がり、S&P500は-0.93%からプラス0.09%まで買い戻された形になりました。 FOMC議事はノーサプライズで安心感。 慎重な動きだった市場も買い戻される。 決算のロブロックスは成長鈍化懸念で下落。 *1 毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。 ブログを読みに来てくださってありがとうございます。 昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。 今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。 【今日の結論】チェックポイント チェックポイント【結論】 【

                                                              【米国株】FOMC議事はノーサプライズで安心感。慎重な動きだった市場も買い戻される。決算のロブロックスは成長鈍化懸念で下落。 - ウミノマトリクス
                                                            • プリゴジン氏、「アフリカをより自由に」と語る動画が拡散 未検証

                                                              ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏がアフリカに滞在中だと主張する動画が拡散した/Telegram/WAGNER_svodki (CNN) 親ロシア派の軍事ブログで21日、民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が現在アフリカに滞在中だと主張する動画が拡散した。全ての大陸でロシアをより偉大にすると語る場面もある。 撮影の場所や時期は不明。プリゴジン氏はライフル銃を手に、砂漠とみられる場所に立っている。 プリゴジン氏は動画で「ワグネルは偵察・捜索活動を行っている。全ての大陸でロシアをより偉大にし、アフリカをより自由にする。アフリカの人々に正義と幸福を」と表明。さらに「過激派組織『イラク・シリア・イスラム国(ISIS)』や国際テロ組織アルカイダ、他の無法者に悪夢を見させてやろう」と述べ、戦闘員を募集していることを明らかにした。 ワグネルはウクライナでの戦争で重要な役割を果たした

                                                                プリゴジン氏、「アフリカをより自由に」と語る動画が拡散 未検証
                                                              • 【解説】 アフガニスタンはテロ組織の安全地帯になるのか タリバン復権で - BBCニュース

                                                                マツの木が茂るアフガニスタン東部クナル州の人里離れた渓谷地帯と、オンラインのジハーディスト(イスラム聖戦主義者)のチャットルームで、大勢が歓喜している。タリバンによる「歴史的勝利」と、武装勢力アルカイダが呼ぶ事態が起きたからだ。 20年前にタリバンとアルカイダの両方を追放した軍隊が、アフガニスタンから屈辱的な去り方をした。欧米に敵対的な世界中のジハーディストたちの士気は、大いに高まっている。 このおかげで、アフガニスタンで政府統治が届かない地域に、彼らの潜伏拠点ができるかもしれない。このことは、イラクとシリアで敗れ、新しい地盤を探している武装組織イスラム国(IS)にとってとりわけ、魅力的な展望だ。

                                                                  【解説】 アフガニスタンはテロ組織の安全地帯になるのか タリバン復権で - BBCニュース
                                                                • 安倍首相が訪イラン前に無名のサウジ国務相と会った理由

                                                                  安倍晋三首相が6月12日から、日本の首相としては41年ぶりにイランを訪問、同国のハッサン・ロウハニ大統領やアヤトラ・アリ・ハメネイ最高指導者と会談した。米国・イラン間の緊張が高まるなか、日本が何らかの仲介や緊張緩和のための努力をするのではないかと、世界の注目を集めていたが、成果が出るまえに、オマーン湾で日本のタンカーを含む2隻の船舶が攻撃される事件が発生。注目は一気にそちらのほうに移ってしまった。 筆者はペルシャ湾岸情勢をフォローしているが、専門はイランではなく、アラビア半島側のほうだ。したがって、アラブ側の視点を踏まえながら、今回の一連の事件を少しちがった角度から眺めてみよう。 サウジの“影のキーマン”と意思疎通 安倍首相はイランへ出発する前、イランと対立するサウジアラビアの実力者、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子(MbS)に電話をした。ここで安倍首相は、イラン訪問について説明したとされ

                                                                    安倍首相が訪イラン前に無名のサウジ国務相と会った理由
                                                                  • 安全保障のハイブリッド化(1)注目されるワグネルのアフリカ版図拡大 | 記事一覧 | 国際情報ネットワークIINA 笹川平和財団

                                                                    本稿では、IINAへの坂根宏治氏の2022年3月11日の寄稿[1]でも触れていたロシアの民間軍事会社ワグネル・グループ(Wagner Group、以下ワグネル)のアフリカ展開を更に掘り下げる。ウクライナ侵攻に対する欧米諸国の経済制裁等でロシアの孤立が深まる一方で、アフリカにおけるワグネルの進出が続いている。ウクライナ戦の長期化で世界的な不況・食料不足が懸念される中で、ワグネルの活動範囲の拡大はアフリカの政治経済にどの様な影響を及ぼしていくのか。本稿では、近世西欧に始まる中央主権国家体制は武力行使・資本蓄積・行政の一元化を経て誕生したというティリー(Charles Tilly)の論点に基づき、アフリカ諸国でのワグネルによる治安維持と天然資源支配を検証し、それが統治に及ぼす中長期的展望を考える[2]。 ワグネルは2017年頃から軍事訓練・武器供与・要人保護・対テロなどの契約でアフリカ諸国に進出

                                                                      安全保障のハイブリッド化(1)注目されるワグネルのアフリカ版図拡大 | 記事一覧 | 国際情報ネットワークIINA 笹川平和財団
                                                                    • トルコ、シリア北部で対クルド作戦開始を宣言 国境から米軍の撤退始まる

                                                                      シリア北部・トルコ国境沿いの要衝ラスアルアイン郊外にある米軍主導の有志連合軍基地そばで、米軍車両を囲んでトルコの脅威に抗議するシリアのクルド人たち(2019年10月6日撮影)。(c)Delil SOULEIMAN / AFP 【10月7日 AFP】トルコ政府は、シリア北部の国境地帯で、クルド人民兵部隊を標的とした「空と陸から」の軍事作戦を間もなく開始すると発表した。米ホワイトハウス(White House)は6日、米軍を国境付近から撤退させ、トルコの作戦支援は行わないと表明。一方、クルド人側は、トルコ軍がシリアに侵攻すればイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の復活を招くと警告している。 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は5日、テレビ演説で「きょう、あすにも」作戦を開始すると宣言した。 これを受けてホワイトハウスは6日、「トルコは間

                                                                        トルコ、シリア北部で対クルド作戦開始を宣言 国境から米軍の撤退始まる
                                                                      • ハマスのSNS、イスラエル攻撃後にフォロワー激増 テレグラムで発信継続

                                                                        (CNN) パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは、大半のソーシャルメディアから閉め出されている。しかしSNSテレグラムに開設しているハマスのアカウントは、今月7日のイスラエルに対するテロ攻撃以降フォロワーが急増している。 ハマスの軍事部門「カッサム旅団」に属するあるアカウントは、フォロワー数が3倍に跳ね上がった。同アカウントに投稿された動画をはじめとするコンテンツの閲覧件数は10倍になっている。 ハマスは米国からテロ組織の認定を受けている。欧州連合(EU)の新たなインターネット法では、大規模なソーシャルメディアにテロリスト関連のコンテンツを投稿すると、罰則の対象になる可能性がある。 メタとグーグルはハマスによるアカウントの開設を禁止。X(旧ツイッター)もハマスを禁止し、関連するアカウントを「数百件」削除したと発表した。しかしロシアの起業家が立ち上げたテレグラムはハマス

                                                                          ハマスのSNS、イスラエル攻撃後にフォロワー激増 テレグラムで発信継続
                                                                        • 中国やイスラム国がニュースに見せかけたAI生成プロパガンダを発信している実態が報じられる

                                                                          生成AIの性能と使いやすさが飛躍的に向上した近年では、AIによって生成されたプロパガンダやフェイクニュースの氾濫が課題となっています。中国やイスラム国(ISIS)がAI生成のプロパガンダを発信している実態について、海外メディアが報じています。 How China is using AI news anchors to deliver its propaganda | Artificial intelligence (AI) | The Guardian https://www.theguardian.com/technology/article/2024/may/18/how-china-is-using-ai-news-anchors-to-deliver-its-propaganda How ISIS allies are using AI fakes to spread propag

                                                                            中国やイスラム国がニュースに見せかけたAI生成プロパガンダを発信している実態が報じられる
                                                                          • 新型コロナウイルスは生物兵器になり得るのか? 致死率が低くても敵の戦力を低下させることは可能 | JBpress (ジェイビープレス)

                                                                            (数多 久遠:小説家・軍事評論家) 新型コロナウイルスは生物兵器なのではないか、という言説は、日本での感染が広がり始める前から目にするようになり、それは今も続いています。 その大きな理由とされるのは、危険度が高い病原体を扱うことができるBLS-4(バイオセーフティーレベル4)」の研究施設が武漢に存在しているから、というものです。ウイルス兵器を開発するならば、BLS-4施設は必須です。 そして、この事実に加えて、中国共産党政府の隠蔽体質と研究者を含めた中国人全体の衛生意識が低いというイメージから、新型コロナが生物兵器なのではないか、それが管理体制の不備で漏れ出してしまったのではないか、という疑念が沸き起こったのではないかと思います。 私は医療やウイルスの専門家ではないので、医学的見地からこの問題を語ることはできません。しかし、自衛隊在職時に特に弾道ミサイル防衛に携わる中で、その弾頭としてNB

                                                                              新型コロナウイルスは生物兵器になり得るのか? 致死率が低くても敵の戦力を低下させることは可能 | JBpress (ジェイビープレス)
                                                                            • 【地政学編】トルコ共和国について ~東西文明の十字路に位置する歴史的な中東の地域大国~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ

                                                                              トルコ共和国の概要 概要 トルコ共和国(以下:トルコ)は西アジアのアナトリア半島(小アジアとも)とバルカン 半島東端から成る国家です。 アナトリア半島は歴史的にもヨーロッパ文明とアジア文明という2つの文明が 衝突する地域であり、双方の文化が入り混じる地域です。 約8,000万人の人口を抱える中東随一の人口大国であり、中位年齢も31.6歳となってい る国で、今後の経済発展が期待されています。 また、農業が経済の中心になっていますが、繊維や日用雑貨、製陶業などの軽工業が発展。 近年では自動車産業を中心に重工業が伸長。 国民の99%がイスラム教を信仰しているが、他のイスラム諸国の様に厳しい戒律は なく、政教分離が(政治と宗教を分離するという考え方)徹底されている国と なります。 ◇トルコ共和国:Türkiye Cumhuriyeti ◇公用語:トルコ語 ◇首都:アンカラ(※イスタンブールではあり

                                                                                【地政学編】トルコ共和国について ~東西文明の十字路に位置する歴史的な中東の地域大国~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ
                                                                              • 「大サハラのイスラム国」指導者、仏軍が殺害 マクロン大統領

                                                                                フランスのエマニュエル・マクロン大統領。マルセイユで(2021年9月2日撮影)。(c)POOL / AFP 【9月16日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は16日未明、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に忠誠を誓う「大サハラのイスラム国(ISGS)」の指導者が、仏軍によって「無力化」されたとツイッター(Twitter)に投稿した。 仏大統領府はアフリカのマリ、ニジェール、ブルキナファソ一帯で活動するISGSの指導者、アドナン・アブ・ワリド・サフラウィ(Adnan Abu Walid Sahrawi)容疑者が殺害されたことを確認した。 マクロン氏は「サヘル(Sahel)地域のテロ組織との戦いにおける新たな大きな成功だ」と述べた。(c)AFP

                                                                                  「大サハラのイスラム国」指導者、仏軍が殺害 マクロン大統領
                                                                                • 【解説】米のイラン司令官殺害 前例なき作戦が生む疑問

                                                                                  イラクの首都バグダッドの国際空港の道路で、ガセム・ソレイマニ司令官が殺害された米空爆により炎上する車。イラク軍の公式フェイスブックページより(2020年1月3日撮影)。(c)AFP PHOTO / HO / IRAQI MILITARY 【1月4日 AFP】米国は、イラクの首都バグダッドで行った空爆で、イラン革命防衛隊(IRGC)の精鋭部隊「コッズ部隊(Quds Force)」のガセム・ソレイマニ(Qasem Soleimani)司令官を殺害した。この前代未聞の作戦は、米国と中東地域の同盟諸国にとって先行きの不透明な状況を生むとともに、作戦がどのように行われたのか、そして次に何が起こるのかという疑問を生んでいる。 ■作戦はどのように実施されたのか? 米国防総省は今回の作戦がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の命令によって実施されたことを明言する一方で、作戦の詳細な内容は明

                                                                                    【解説】米のイラン司令官殺害 前例なき作戦が生む疑問