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パンデミック エンデミックの検索結果1 - 40 件 / 66件

  • 新型コロナを「当たり前の感染症」として受け入れた時、何が起きるのか? 感染者はインフルの数倍から10倍に

    過去最多の感染者数を更新し、死亡者も過去最悪レベルで増えている新型コロナウイルスの第7波。 なし崩し的に「社会経済活動を回す」という方針が決められ、医療は逼迫した状態が続いている。 政府の分科会や厚生労働省のアドバイザリーボードの専門家有志は、出口戦略を示す提言を出したが、このまま対策緩和に突き進んで問題はないのだろうか? BuzzFeed Japan Medicalは、提言には名を連ねず、8月18日のアドバイザリーボードで新型コロナが常在している「エンデミック」期の見通しを出した京都大学大学院医学研究科教授の理論疫学者、西浦博さんに聞いた。 ※インタビューは8月19日に行い、その時点の情報に基づいている。 なぜパンデミック中に「エンデミック」の見通し?——今回、「エンデミック」期の見通しを出しているわけですが、まず感染症の流行状況を指す「パンデミック」「エピデミック」「エンデミック」の意

      新型コロナを「当たり前の感染症」として受け入れた時、何が起きるのか? 感染者はインフルの数倍から10倍に
    • エンデミックに至る過程で予想される大量の高齢者の死 今が未来を変えるラストチャンス

      これはこの研究の著者が、さまざまな高齢国をシミュレーションしてくれたグラフです。灰色のラインが免疫持続期間が3ヶ月の場合です。 赤で囲ってあるのが日本ですが、ここで分析している国々の中で最も多い死亡者数になっています。 日本は超高齢国として知られていますが、極めて厳しい状態です。しかもこの状況がずっと持続する。 エンデミック化した時の介護の現場がどうなるだろうと想像してみて下さい。コンスタントにクラスターが発生するでしょうし、その機会に利用者の人たちにお迎えが来てしまうでしょう。そういうことを繰り返さざるを得ない社会が来ます。 ハイリスクの場とは言え、面会の制限など極端に厳しい感染予防もどこかで諦められると思います。社会としてコロナを皆さんで受け入れることになるので、感染頻度もこれまでよりも高くなります。 命を守りながら進むこともできる——しかし日本では高齢者は予防接種率が非常に高いです。

        エンデミックに至る過程で予想される大量の高齢者の死 今が未来を変えるラストチャンス
      • ブースター接種の繰り返し、免疫反応に悪影響も-EU当局 (訂正)

        Members of the public walk through the monitoring area after receiving a dose of the Covid-19 vaccine at a vaccination site inside a gymnasium in San Juan City, Metro Manila, the Philippines, on Tuesday, Dec. 28, 2021. Photographer: Veejay Villafranca/Bloomberg 欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を頻繁に行うと免疫反応に悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。 欧州医薬品庁(EMA)は、4カ月ごとのブースター接種を繰り返すと最終的に免疫反応が低下する可能性があると指摘。各国はブ

          ブースター接種の繰り返し、免疫反応に悪影響も-EU当局 (訂正)
        • ワクチンでコロナ収束は困難か WHOが疑念高める

          コロンビア・メデジンで行われる新型コロナウイルスワクチンの接種(2021年9月7日撮影)。(c)Joaquin SARMIENTO / AFP 【9月11日 AFP】世界保健機関(WHO)欧州地域事務局のハンス・クルーゲ(Hans Kluge)事務局長は10日、新型コロナウイルスの集団免疫獲得への望みが新たな変異株の出現により薄まりつつあることから、ワクチンの普及によって同ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が収束するとの見通しに対し悲観的な見方を示した。 【関連記事】「ミュー株」、南米コロンビアで主流に 保健当局者 クルーゲ氏は記者会見で、新型ウイルスの流行が今後長年にわたり続く可能性があることから、各国の保健当局は接種計画を状況に応じて「徐々に順応させていく方法を見越し」ていかなければならないと指摘。特に追加接種の問題については重点的に知見を集めるべきだとした。 クルーゲ氏は5月、

            ワクチンでコロナ収束は困難か WHOが疑念高める
          • 2019-nCoVについてのメモとリンク

            リンク集目次 国内外の状況 政府機関・国際機関等 学術情報 疫学論文 分子生物学/ウイルス学論文 臨床論文 インフォデミック関係 ワクチン関係 変異株関係 時系列メモ目次 新型コロナウイルス(2020年1月6日,11日) インペリグループによる患者数推定(2020年1月18日) 患者数急増,西浦さんたちの論文(2020年1月20日,23日) WHOはPHEIC宣言せず(2020年1月23-24日) 絶対リスクと相対リスク(2020年1月26日) 研究ラッシュが起こるかも(2020年1月27日) なぜ新感染症でなく指定感染症なのか? なぜ厚労省令でなく閣議決定なのか?(2020年1月27日) コロナウイルスに対する個人防御(2020年1月27日) 国内ヒト=ヒト感染発生(2020年1月28日) フォローアップセンター設置,緊急避難等(2020年1月29日) PHEICの宣言(2020年1月3

            • 感染症数理モデルとCOVID-19 | COVID-19有識者会議

              注:この記事は、有識者個人の意見です。日本医師会または日本医師会COVID-19有識者会議の見解ではないことに留意ください。 今回の新型コロナ流行(COVID-19)は,100年前のスペイン・インフルエンザや90年代におけるエイズ流行に比肩しうるパンデミックであるが,とくにワクチンが開発されない段階における非薬剤的流行制御に関しては,感染ダイナミクスを記述・分析する感染症数理モデルの活用が世界的に広まり,その果たす役割が非常に大きいことが認識されるようになった点に特徴がある。 しかしながら,緊急事態宣言や行動自粛政策の影響はあまりにも大きく,国レベルにおける社会経済的環境との相互作用も十分に検討されていなかった。理論・数理分析の結果をいかに有効な政策に結びつけるかに関しては多くの問題が残されている。 一方で,COVID-19の数理モデル分析によれば,緊急事態宣言や自粛行動は一定の成果をあげ

                感染症数理モデルとCOVID-19 | COVID-19有識者会議
              • オミクロン変異株の流行、パンデミックの終わりを示唆-南ア研究

                A technician  works inside a fume cabinet in Covid-19 research laboratory at the African Health Research Institute in South Africa. Photographer: Waldo Swiegers/Bloomberg 南アフリカでは、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が「前例のない速さ」で進んだものの、その症状は従来株に比べはるかに軽症で済んでいる。同国の大規模病院の患者を対象に行った調査で明らかになった。 首都プレトリアのスティーブ・ビコ学術病院の患者データを分析した研究者らは、パンデミック(世界的大流行)が終わりに向かっていることを示唆するかもしれないとの見解を示した。南アはオミクロン変異株の大規模な流行が初めて記録された国で、今後の世界の感染動向を占

                  オミクロン変異株の流行、パンデミックの終わりを示唆-南ア研究
                • コロナ禍3年「失敗の本質」 尾身茂コロナ分科会長に聞く【政界Web】(時事通信) - Yahoo!ニュース

                  インタビューに答える政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=5月1日、東京都千代田区【時事通信社】 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類に見直され、3年余りに及ぶ「コロナ禍」が転機を迎えた。政府と感染症専門家の間で調整役を担いつつ、情報発信を続けたのが尾身茂・政府コロナ対策分科会長だ。感染流行は続くのか。政府と専門家に溝はあったのか。危機下で望ましい政治家の姿とは。5類引き下げを控えた5月初め、尾身氏に「失敗の本質」と「次への備え」を聞いた。(時事通信政治部 纐纈啓太) 【図解】新型コロナ流行の波と主な出来事 完全にガードを下げるのは早い―現在の感染状況と、求められる対策は。 5類になるからといって感染がゼロになるわけではない。今は第8波が下げ止まり、感染が少しずつ増えている地域もある。人の動きは活発になっている。ただ、どれだけ感染者が増え

                    コロナ禍3年「失敗の本質」 尾身茂コロナ分科会長に聞く【政界Web】(時事通信) - Yahoo!ニュース
                  • 「オーバーシュート overshoot」なる用語について(この用語で「爆発的な感染拡大」を言う英語の実例がほとんど確認できない件)

                    中途半端な英語使いが英国からのニュースを東京で読み、あちこちふらふらうろうろ。時々嘘。 はてブ = http://b.hatena.ne.jp/nofrills Twitter = http://twitter.com/nofrills Twitterのログ = http://twilog.org/nofrills ◆「なぜ、イスラム教徒は、イスラム過激派のテロを非難しないのか」という問いは、なぜ「差別」なのか。(2014年12月) ◆「陰謀論」と、「陰謀」について。そして人が死傷させられていることへのシニシズムについて。(2014年11月) ◆知らない人に気軽に話しかけることのできる場で、知らない人から話しかけられたときに応答することをやめました。また、知らない人から話しかけられているかもしれない場所をチェックすることもやめました。あなたの主張は、私を巻き込まずに、あなたがやってください

                      「オーバーシュート overshoot」なる用語について(この用語で「爆発的な感染拡大」を言う英語の実例がほとんど確認できない件)
                    • アングル:中国ゼロコロナ政策が窮地、初期の成功「あだ」に

                      1月17日、中国が新型コロナウイルスの感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ戦略」を強化しつつある。上海で撮影(2022年 ロイター/Aly Song) [上海 17日 ロイター] - 中国が新型コロナウイルスの感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ戦略」を強化しつつある。現在流行の主流となっているオミクロン変異株は毒性が比較的弱い可能性があるものの、感染防御態勢を緩める理由にはならない、というのが当局の立場だ。しかしロックダウン(都市封鎖)も3年目に入り、経済的な混乱ばかりか社会不安さえ取りざたされるようになった。 新型コロナを巡り、他の国ではパンデミック(世界的大流行)からエンデミック(風土病)局面への移行も話題に上ってきた。その中で中国は、感染を確認次第それ以上広がらないようにする政策を強化し、ロックダウンや大規模な検査などの措置を次々に打ち出している。

                        アングル:中国ゼロコロナ政策が窮地、初期の成功「あだ」に
                      • どう終わる?コロナのパンデミック 過去の感染症からわかること

                        米テキサス州ヒューストンのドライブスルー検査場で、新型コロナウイルスの自己検査キットを手渡す医療従事者。(PHOTOGRAPH BY CALLAGHAN O'HARE, BLOOMBERG VIA GETTY IMAGES) 今年に入って減少傾向にあった新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が、7月以降に世界各地で増加し、目の前に見えていたトンネルの出口が遠ざかってしまったような徒労感を覚える。 2021年5月、米国、ヨーロッパの一部、中東ではワクチン接種率の上昇に伴って新規感染者数が減少すると、社会的規制や旅行制限が解かれ、店は一斉に営業を再開した。ところが、喜んだのもつかの間。7月に入って米国ではワクチンの接種者数を示すグラフが横ばいとなり、感染力の強い変異株が猛威を振るうようになる。公衆衛生当局は再び方針を転換し、マスクの着用を推奨し、ワクチン接種を呼びかけた。 世界保健機関(WHO

                          どう終わる?コロナのパンデミック 過去の感染症からわかること
                        • コロナ禍はいつまで続く?:「ただの風邪」になるシナリオの場合

                          2021年1月15日、レバノン、ベイルート南部のラフィク・ハリリ大学病院の集中治療室の廊下で祈る看護師。パンデミックによって世界各地のコミュニティは大きな被害を被っているが、ワクチン接種やウイルスの監視により、COVID-19はいずれ一般的な風邪に近い病気になるかもしれない。(PHOTOGRAPH BY DIEGO IBARRA SANCHEZ, GETTY IMAGES) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の今後の経緯として、長期的に見て最も可能性が高いのは、日常的な病気、つまりはただの風邪になるというものだ。 具体的には、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は世界の大半の地域において、人々の間に慢性的に発生し続ける「エンデミック」の状態となり、その一方で重症化するケースは減る。最終的には、すでに世界中で一般的な風邪の原因となっている4種類のヒトコロナウイルスと同じように

                            コロナ禍はいつまで続く?:「ただの風邪」になるシナリオの場合
                          • 新型コロナ「5類」移行 尾身会長「コロナが終わったわけではない」 | NHK

                            新型コロナウイルスの出現から3年半近く。 5月8日、新型コロナは感染症法上、毎年流行するインフルエンザと同じ扱いになり、対策は個人に委ねられることになりました。 今後、コロナの感染はどうなっていくのか、そして、どう対応していけばいいのか。 専門家として対策の先頭に立ってきた政府分科会の尾身茂会長は「コロナが終わったわけではない」と強調します。 「非常にしたたかなウイルスと戦ってきた」こう語る尾身さんの目に、いまコロナはどう映っているのか、聞きました。 日本では感染者増えると死亡者が増える状況 Q.感染症法上の位置づけは季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しましたが、新型コロナのリスクは下がったと見てよいのでしょうか? A.感染の第1波から第8波までの推移を振り返ってみてみると、日本ではこれまで感染拡大を経るごとに、感染による致死率が下がってきています。 多くの人は「これで普通の病気にな

                              新型コロナ「5類」移行 尾身会長「コロナが終わったわけではない」 | NHK
                            • なぜ日本は沈黙?「子宮頸がんワクチン」の大論点

                              今年4月から子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)を予防するワクチンが定期接種化する。厚労省がワクチンを推奨を呼びかけるのは8年ぶりのことで、日本の女性にとってこのニュースは非常に重要なはずだ。しかし、日本ではワクチン接種に関する議論があまりにも低調なため、この意義が伝わっていない可能性がある。 HPVは、女性(そして男性も)にとってさまざまな病気の原因となるが、こうした病気は検診やワクチン接種によって予防することができる。日本政府によるがん統計では、2017年におけるHPVによって引き起こされた子宮頸がんの新規症例は約1万1000人、死亡症例は約2800人に上る。 ワクチンのリーダー的存在から後進国へ 今回、HPVワクチン接種推進に動き出した日本だが、ここに来るまでには紆余曲折があった。 そもそも日本は戦後、ワクチン接種のリーダー的存在だった。が、日本の製薬業界は、1

                                なぜ日本は沈黙?「子宮頸がんワクチン」の大論点
                              • パンデミックの先に:コロナは流行繰り返す「エンデミック」へ 西浦博氏が鳴らす警鐘 | 毎日新聞

                                新型コロナは流行が繰り返される「エンデミック」という段階に入ると指摘する西浦博・京都大教授=京都市左京区で2023年3月31日、山崎一輝撮影 新型コロナウイルスの感染症対策の礎となるデータ分析を3年にわたってリードしてきた理論疫学者の西浦博・京都大教授は、「5類移行」を前に危機感をあらわにする。西浦氏は今後、新型コロナは流行が繰り返される「エンデミック」という段階に入るとみており、来たるべき「第9波」以降について「(死者、入院者が最多だった)第8波よりも大きくなることも覚悟しなければなりません」と警鐘を鳴らす。西浦氏は「第9波」やその先の未来になぜ過去最悪の被害がもたらされると考えているのか。2回に分けて紹介する。【聞き手・金秀蓮】 3年に及ぶコロナ禍で、どんな課題が浮き彫りになったのでしょうか。各界の専門家らに聞きました。 第1回 安倍、菅、岸田…… 尾身茂氏が見た3首相 リスコミで課題

                                  パンデミックの先に:コロナは流行繰り返す「エンデミック」へ 西浦博氏が鳴らす警鐘 | 毎日新聞
                                • サイモン・レン=ルイス「国家がなすべきことを変えずに国家を縮小させるのは経済学的に意味をなさない」(2022年11月1日)

                                  [Simon Wren-Lewis, “It makes no economic sense to keep shrinking the state without changing what the state is meant to do,” Mainly Macro, November 1, 2022] 前任のクワーテンによる法人税減税を取り消して所得税減税を無期限延期すると,新財務相のハントが発表した.その一方で,国民健康保険料の増額取り消しは取り消さなかった.これを受けて,「緊縮 2.0」の論議がずいぶんと盛んになっている.将来にありうる公共支出の削減に「緊縮 2.0」というラベルを当てはめるのが好ましいかというと,私はあまり自信がない.2010年以降になされた公共支出削減を「緊縮」と呼んだのは,いくらか理にかなっていた.というのも,よりによって景気循環の間違った時期に公共支出を

                                    サイモン・レン=ルイス「国家がなすべきことを変えずに国家を縮小させるのは経済学的に意味をなさない」(2022年11月1日)
                                  • パンデミックの先に:「命を奪うのに最適に進化」 西浦教授がいまだ恐れる新型コロナ | 毎日新聞

                                    新型コロナウイルス感染症の対策をまとめる理論的な支柱となってきた西浦博・京都大教授=京都市左京区で2023年3月31日、山崎一輝撮影 新型コロナウイルスの感染症対策をまとめる上で理論的支柱となってきた西浦博・京都大教授(理論疫学)は、世界各地で流行を引き起こしてきたこのウイルスについて「多数の人の命を奪うのに最適に進化してきた」と表現する。3年にもわたり新型コロナウイルスに向き合ってきた西浦氏にこう言わしめた理由とは。インタビューの後編で取り上げる。【聞き手・金秀蓮】 3年に及ぶコロナ禍で、どんな課題が浮き彫りになったのでしょうか。各界の専門家らに聞きました。 第1回 安倍、菅、岸田…… 尾身茂氏が見た3首相 リスコミで課題も/上 第2回 「不満だった」 政府の準備不足と尾身茂氏が挙げた教訓/下 第3回 星野リゾート代表 「観光産業、コロナ前に戻るべきではない」 第4回 東京五輪「中止とい

                                      パンデミックの先に:「命を奪うのに最適に進化」 西浦教授がいまだ恐れる新型コロナ | 毎日新聞
                                    • 新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-) - Wikipedia

                                      ビデオによるまとめ (スクリプト) 新型コロナウイルス感染症の世界的流行(しんがたコロナウイルスかんせんしょうのせかいてきりゅうこう、英語: COVID-19 pandemic)は、2019年末より始まったSARSコロナウイルス2 (SARS-CoV-2) を病原体として急性呼吸器疾患等を引き起こす新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) のパンデミック(世界的流行)である。 全世界が感染症の危険に晒されたことで、世界規模のロックダウンや入国制限、国際行事の延期や縮小など、人類が過去に経験していない事態に陥った。パンデミックを収束させるために実施されたロックダウンなどの反グローバリゼーション、反民主主義的な側面を持つ政策により、行動の自由は大きく後退し、経済活動は大幅に縮小した。このため、世界の経済状態は一変した[2]。流行により生活のオンライン化が進んだが、外食、観光、レジャー、興

                                        新型コロナウイルス感染症の世界的流行 (2019年-) - Wikipedia
                                      • パンデミックの先に:「不満だった」 政府の準備不足と尾身茂氏が挙げた教訓 | 毎日新聞

                                        インタビューに応じる尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策分科会長=東京都千代田区で4月12日、吉田航太撮影 尾身茂・新型コロナウイルス感染症対策分科会長はこの3年間、専門家グループのまとめ役として、提言作りに課題を感じていた。「私たちの不満は……」。尾身さんが考えていた「日本に足りなかったこと」とは何だったのか。 3年に及ぶコロナ禍で、どんな課題が浮き彫りになったのでしょうか。各界の専門家らに聞きました。 第1回 安倍、菅、岸田…… 尾身茂氏が見た3首相 リスコミで課題も/上 第3回 星野リゾート代表 「観光産業、コロナ前に戻るべきではない」 第4回 東京五輪「中止という選択は厳しい」 小池都知事と新型コロナ 第5回 人間関係にもコスパの原理 コロナが深めた孤独と孤立=石田光規・早稲田大教授 第6回 コロナは流行繰り返す「エンデミック」へ 西浦博氏が鳴らす警鐘/上 第7回 「命を奪うのに最

                                          パンデミックの先に:「不満だった」 政府の準備不足と尾身茂氏が挙げた教訓 | 毎日新聞
                                        • コロナ禍3年「失敗の本質」 尾身茂コロナ分科会長に聞く【政界Web】:時事ドットコム

                                          インタビューに答える政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長=5月1日、東京都千代田区【時事通信社】 新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが季節性インフルエンザと同じ5類に見直され、3年余りに及ぶ「コロナ禍」が転機を迎えた。政府と感染症専門家の間で調整役を担いつつ、情報発信を続けたのが尾身茂・政府コロナ対策分科会長だ。感染流行は続くのか。政府と専門家に溝はあったのか。危機下で望ましい政治家の姿とは。5類引き下げを控えた5月初め、尾身氏に「失敗の本質」と「次への備え」を聞いた。(時事通信政治部 纐纈啓太) 【目次】 ◇完全にガードを下げるのは早い ◇政治と役割分担が不明確 ◇準備不足だった ◇医療界、感染症危機を想定せず ◇第三者で検証、次に備えを 【政界Web】台湾は東アジアの火薬庫か 米中覇権争いの最前線を読み解く 完全にガードを下げるのは早い―現在の感染状況と、求められ

                                            コロナ禍3年「失敗の本質」 尾身茂コロナ分科会長に聞く【政界Web】:時事ドットコム
                                          • アメリカの新型ウイルス検査は「失敗している」 保健当局トップが認める(BBC News) - Yahoo!ニュース

                                            アメリカでは新型コロナウイルスの検査システムがうまくいっていないと、同国の保健当局トップが認めた。 米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ博士は、12日の連邦議会下院公聴会で、「現在の検査システムは我々の必要に即していない(中略)それを認めましょう」と述べた。 アメリカでは他の感染国に比べ検査の件数が極端に少ないとして、当局への批判が高まっている。 同国で確認された新型ウイルスの感染者は1300人を超えた。 ドナルド・トランプ大統領は、「すばらしい検査が整備された」と主張するものの、詳細は明らかにしていない。アメリカでは新型ウイルスの検査で、決まった方式のものはない。 ■アメリカでは何人が検査? マイク・ペンス副大統領は12日、米CNNのインタビューで、新型ウイルス検査を受けた人数は確認できないとし、「専門家に任せる」と述べた。 米疾病対策センター(CDC)による

                                              アメリカの新型ウイルス検査は「失敗している」 保健当局トップが認める(BBC News) - Yahoo!ニュース
                                            • WHOが新型コロナウイルス感染症をパンデミックに認定すると何が変わるのか?

                                              記事作成時点で114カ国・11万8000人が感染し、4291人が命を落としたという新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を、世界保健機関(WHO)がパンデミック(世界的流行)と認定しました。 WHOが新型コロナウイルス感染症をパンデミックと認定、2009年の新型インフルエンザ以来11年ぶり - GIGAZINE パンデミックは何かしらの疾患(特に、感染症)が、世界中で流行することを指す用語です。そもそも感染症の流行は、「エンデミック(地域流行)」「エピデミック(流行)」「パンデミック(世界的流行)」という3段階に分類することが可能。「エンデミック」は、特定の地域で比較的少ない症例数の中で感染が拡大していく段階を指し、この地域流行が想定の範囲を超えて一部の国や地域で急激に広がっていくことを「エピデミック」、この流行が世界中に拡散していくことを「パンデミック」と呼びます。 ジョンズ・ホプ

                                                WHOが新型コロナウイルス感染症をパンデミックに認定すると何が変わるのか?
                                              • WHOがパンデミック宣言までに時間を要した理由は?東京オリンピックよりも怖い?パンデミック債大暴落 - QUATRE(キャトル)の庭

                                                世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェソス(Tedros Adhanom Ghebreyesus)事務局長は、3月11日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大について、パンデミック(世界的な大流行)宣言をしました。 WHOがパンデミックと宣言するするのは、2009年に2000万人が感染したと言われる新型(H1N1)インフルエンザ以来の11年振りのことでした。 パンデミックの意味は? 新型コロナウイルスニュース関連ニュースを読んでいると、普段聞きなれない単語に右往左往してします。 パンデミックがそのひとつです。 似たような単語もちらほら聞くので、いつもの通りざっくりですが、調べてまとめてみました。 パンデミック WHOの基準 パンデミックとは何か、パンデミックの意味を調べてみたのですが、実は、インフルエンザ以外の感染症について、WHOは、はっきりとしたパンデミック

                                                  WHOがパンデミック宣言までに時間を要した理由は?東京オリンピックよりも怖い?パンデミック債大暴落 - QUATRE(キャトル)の庭
                                                • ブースター接種繰り返し、免疫系に悪影響の恐れ

                                                  欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を頻繁に行うと免疫系に悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。 欧州医薬品庁(EMA)は、4カ月ごとのブースター接種を繰り返すと最終的に免疫力が低下する可能性があると指摘。各国はブースター接種の間隔をより空け、インフルエンザ予防接種戦略で示された青写真のように寒い季節の到来に合わせるべきだとの見解を示した。 オミクロン変異株、数週間で欧州人口の半数以上が感染も-WHO オミクロン感染が急速に広がる中、一部の国は2回目のブースター接種を行う可能性を検討している。イスラエルは今月に入り、60歳以上を対象に4回目のワクチン接種(2回目のブースター)を開始。英国は現時点では2回目のブースターは必要ないが、必要に応じてデータを見直すとしている。 ブースター接種についてEMAでワクチン戦略などの責任者を務めるマ

                                                    ブースター接種繰り返し、免疫系に悪影響の恐れ
                                                  • 今さら聞けない!新型コロナのカタカナ用語解説!まとめ! - マエティニュース

                                                    なんか、新型コロナのニュース見てると、無駄にカナカナ用語多いよね!気になるので記事にしてみた! 今さら聞けない!新型コロナのカタカナ用語解説!まとめ! 1.パンデミック ※エンデミック ※エピデミック 2.フェーズ ※パンデミックのフェーズについて 3.インフォデミック 4.スーパースプレッダー 5.クラスター 6.オーバーシュート 7.ロックダウン 8.コロナショック 9.コロナファイター 10.コロナパニック 11.コロナチャレンジ 12.新型コロナのカタカナ用語のSNSの反応 今さら聞けない!新型コロナのカタカナ用語解説!まとめ! 写真AC 新型コロナ用語 なんと、河野防衛相が、新型コロナの報道において、新型コロナのカタカナ語を分かりにくい、日本語で表現すればいいのではと疑問を呈した! 感染症用語、カタカナ語控えて 河野防衛相が提起―新型コロナ:時事ドットコム https://t.c

                                                      今さら聞けない!新型コロナのカタカナ用語解説!まとめ! - マエティニュース
                                                    • イタリア、アフリカの感染拡大 パンデミック・エピデミック・エンデミックの違い リモートワーク(テレワーク)の影響って? - まどろみ Life

                                                      速報で更新します 19日のイタリア 死亡者数   427人 合計 3405人 中国を超え世界最多になった! イタリアのアウトブレイク(大流行)が止まらない中 アフリカでも死者が出たことでより深刻化してきた新型コロナ そんな中で再び海外から持ち込まれたウイルスでアジアがまた感染者増加 !! こんばんは、まどろみ です。 すっかり時事ニュース専門になって参りましたが(^_^;)、 最近ようやく感染を抑制し始めた所へ、 海外からの旅行客が保菌したままアジア圏に入国して来ることが原因で 再び増加してしまっている問題、非常に残念で悔しい。 可哀想な表現だが、旅行客には厳重に注意してほしいと思う! “ それって、お前が使う渋谷駅でしょ? ” と言われそう(大笑) しかし、断言しておきます! わたくし まどろみは、まだ感染しておりません! 心の中で不安な人はたくさんいるでしょうから、 少しでも気休めにな

                                                        イタリア、アフリカの感染拡大 パンデミック・エピデミック・エンデミックの違い リモートワーク(テレワーク)の影響って? - まどろみ Life
                                                      • 【米国株】米国株市場は5日ぶり大幅反発!商品関連が下落しスタグフレーション懸念後退。モンゴDB、バンブルが決算後、大幅上昇! - ウミノマトリクス

                                                        米国株市場の状況の振り返りと私見をまとめていきたいと思います。 米国株市場は5日ぶりの大幅反発で原油などの商品先物の下落によってスタグフレーションの懸念が後退したました。 *1 毎日レバナスとレバFANGに積立しグロース株中心に投資をしているサラリーマン投資家のうみひろ(@uminoxhiro)です。現在個別株で一番比率が高い銘柄はパランティア【PLTR】です。 ブログを読みに来てくださってありがとうございます。 昨晩の米国株市場の振り返りを今日も行っていきます。 今回の記事も成績に左右されないで元気にいくわよ そうだね!では、まずは結論からまとめていきます。 【今日の結論】チェックポイント チェックポイント【結論】 【主要指数】米国株市場は5日ぶりの大幅反発で原油などの商品先物の下落によってスタグフレーションの懸念が後退したました。2020年6月以来の大幅高となり、NASDAQを中心に上

                                                          【米国株】米国株市場は5日ぶり大幅反発!商品関連が下落しスタグフレーション懸念後退。モンゴDB、バンブルが決算後、大幅上昇! - ウミノマトリクス
                                                        • オミクロン変異株の流行、パンデミックの終わりを示唆-南ア研究(Bloomberg) - Yahoo!ニュース

                                                          (ブルームバーグ): 南アフリカでは、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が「前例のない速さ」で進んだものの、その症状は従来株に比べはるかに軽症で済んでいる。同国の大規模病院の患者を対象に行った調査で明らかになった。 首都プレトリアのスティーブ・ビコ学術病院の患者データを分析した研究者らは、パンデミック(世界的大流行)が終わりに向かっていることを示唆するかもしれないとの見解を示した。南アはオミクロン変異株の大規模な流行が初めて記録された国で、今後の世界の感染動向を占う上で注目されている。 「このパターンが続き、世界でも繰り返されるなら、感染率と死亡率の完全なデカップリングが起こる公算が大きい」と研究者らは指摘。これは「新型コロナが世界的な流行期を終え、エンデミック(地域的流行)段階に入る先触れ」の役目をオミクロンが果たす可能性を意味すると続けた。

                                                            オミクロン変異株の流行、パンデミックの終わりを示唆-南ア研究(Bloomberg) - Yahoo!ニュース
                                                          • 2019-nCoVについてのメモとリンク(中澤港)

                                                            リンク集目次 国内外の状況 政府機関・国際機関等 学術情報 疫学論文 分子生物学/ウイルス学論文 臨床論文 インフォデミック関係 時系列メモ目次 新型コロナウイルス(2020年1月6日,11日) インペリグループによる患者数推定(2020年1月18日) 患者数急増,西浦さんたちの論文(2020年1月20日,23日) WHOはPHEIC宣言せず(2020年1月23-24日) 絶対リスクと相対リスク(2020年1月26日) 研究ラッシュが起こるかも(2020年1月27日) なぜ新感染症でなく指定感染症なのか? なぜ厚労省令でなく閣議決定なのか?(2020年1月27日) コロナウイルスに対する個人防御(2020年1月27日) 国内ヒト=ヒト感染発生(2020年1月28日) フォローアップセンター設置,緊急避難等(2020年1月29日) PHEICの宣言(2020年1月31日) 新感染症にしておけ

                                                            • 首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム

                                                              2033年、ディナビッグが日本国の内閣総理大臣に就任した。女装家の男性が首相となるのは日本初であり、海外メディアも「ドラァグクイーンがジャパンのPMに」と報じて話題をさらったのだった。 共産党が組み込まれたことも「ジャパンでコミュニストパーティが政権に」と話題になったが、正確には閣外協力だった。 ■来歴 ディナビッグは本名を朽木大膳(くちき だいぜん)と言った。新卒で大手商社に就職し、36歳の時に出版社が主催するエンタメ系小説の公募の賞を受賞して作家となった。必ずしも小説家への強い志があったわけでもなかった。筆名のディナビッグは、本名の「大膳」を英訳したビッグ・ディナーから、適当に決めたものだった。 38歳で商社を退職した後、公の場では女装で登場した。39歳で直木賞を受賞。受賞者記者会見でオネエ言葉でまくし立てる姿が世間に受け、様々なテレビ番組へ出るうちにテレビタレントとなっていった。既に

                                                                首相ディナビッグの誕生 - 首相ディナビッグの誕生(OjohmbonX) - カクヨム
                                                              • 感染症疫学の用語解説 | 新型コロナウイルス関連情報特設サイト

                                                                感染症疫学の用語解説 ↡1.疫学調査 ↡2.第1次症例/第2次症例 ↡3.感染性 ↡4.感染経路 ↡5.時間に関する用語 ↡6.パンデミック ↡7.検査の正確さの指標 1.疫学調査 疫学は、病気などがどのくらい起こっているか、またそれに関連することなどについて数字としてまとめる学問です。 感染症の疫学調査は、感染症の流行が起きたときに、患者がいつ、どこで、どのような人にどのくらい発生しているか、どのように感染したかなどについて調査をします。病気の性質を知って、対策を決めるために必要不可欠な調査です。どのような人が病気になりやすいか、どのような場所で患者が発生しやすいかなどを知ることによって、感染を予防するための対策を立てることが可能になります。 疫学調査は、具体的には以下のような手順で実施されます。 第1ステップ<準備> まず疫学調査の準備として、調査の目的を決めて関係者全員で共有し、役割

                                                                  感染症疫学の用語解説 | 新型コロナウイルス関連情報特設サイト
                                                                • 新型コロナのパンデミックは終わった? 専門家の見解は

                                                                  2022年8月29日、パレスチナのガザ市にあるパレスチナ難民のためのアルシャティキャンプで、ウイルスを描いた壁画と新型コロナウイルスの予防策を促すメッセージの前を三輪車で通り過ぎる少年。(PHOTOGRAPH BY MAJDI FATH, NURPHOTO/GETTY IMAGES) 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う制限と義務が課されてから2年半以上たち、多くの人々がパンデミック(感染症の世界的大流行)の終わりを知らせる公式の宣言を切望している。最近のニュースを見て「ついにその時が来たか」と思った人も多いだろう。 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は2022年9月14日の記者会見で、パンデミックの終わりが視野に入ってきたと述べた。数日後、バイデン米大統領は米CBSのテレビ番組「60ミニッツ」のインタビューで「パンデミックは終わりました」と宣言した。一方でバイデン氏は「私たちはまだ新

                                                                    新型コロナのパンデミックは終わった? 専門家の見解は
                                                                  • 米、来年にはコロナ「エンデミック」に移行 追加接種が鍵=ファウチ氏

                                                                    [ニューヨーク 16日 ロイター] - バイデン米大統領の首席医療顧問を務める国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は16日、ワクチン接種がさらに進展すれば新型コロナウイルス感染の減少が継続し、米国は来年に「パンデミック(世界的大流行)」から「エンデミック(一定地域で普段から継続的に発生する状態)」に移行したと考えられる状況になるとの見方を示した。 ファウチ氏はロイター・トータル・ヘルス会議で行われたインタビューで「エンデミックに移行するには社会、生活、経済に対する影響がない程度まで感染が減少する必要がある」と指摘。エンデミックへの移行を定義する特定の水準はないとしながらも、ワクチンの追加接種(ブースター接種)が鍵になるとの見方を示し、全ての人が追加接種を受けられるようになれば、米国は「2022年の春までに新型コロナを制御できるようになる」と述べた。

                                                                      米、来年にはコロナ「エンデミック」に移行 追加接種が鍵=ファウチ氏
                                                                    • 新型コロナ、インフルと同じ扱いに スペインなど働きかけ

                                                                      スペイン・バルセロナにある大学病院の集中治療室(ICU)で、新型コロナウイルス感染者のケアをする医療従事者(2022年1月19日撮影)。(c)Josep LAGO / AFP 【1月22日 AFP】政府は新型コロナウイルスを、季節性インフルエンザなど他の呼吸器系ウイルスと同等に扱うべきだ──。こうした見方が、スペインを筆頭に一部の国で勢いを得ている。ただ世界保健機関(WHO)は、このアプローチは時期尚早だと警鐘を鳴らす。 世界各国の政府や国民が新型ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)終息を切望する中、流行段階の分類を見直す時期についての議論が活発化している。 スペインのカロリーナ・ダリアス(Carolina Darias)保健相は、「スペインはこの議論を率いたいと考えている。時宜にかなっていて、必要なことだからだ」と説明。スペインが欧州疾病予防管理センター(ECDC)に対し、コロナ対策

                                                                        新型コロナ、インフルと同じ扱いに スペインなど働きかけ
                                                                      • COVIDの集団免疫が達成できないかもしれない理由 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

                                                                        全力を挙げてワクチン接種を進めたとしても、COVID-19の制圧を可能にする理論上の閾値には手が届かないようだ。 イスラエルではこれまでに人口の約50%がCOVID-19のワクチン接種を済ませているが、集団免疫はまだ達成できていないようだ。 Credit: KOBI WOLF/BLOOMBERG/GETTY 世界中で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの接種が軌道に乗ってきた今、「このパンデミック(世界的大流行)はいつまで続くのだろうか?」という疑問が湧いてくるのも当然だろう。これは簡単には見通せない問題だ。ただ、十分な割合の人々が重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)に対する免疫を獲得してしまえば感染の伝播はほぼ抑え込めるという、一時期よく言われていた「集団免疫」の達成については、実現する可能性が低いと考えられ始めている。 集団免疫はワクチン接種率が

                                                                          COVIDの集団免疫が達成できないかもしれない理由 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
                                                                        • 感染症のパンデミックとエピデミック、エンデミック……違いは? - BBCニュース

                                                                          中国内陸部の湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染をめぐり、世界的な流行拡大を懸念する声が高まっている。

                                                                            感染症のパンデミックとエピデミック、エンデミック……違いは? - BBCニュース
                                                                          • 私たちはいかにして新型コロナウイルス感染症と共存していくか――「ウィズコロナ」社会における受容と反省について/鈴木基 - SYNODOS

                                                                            私たちはいかにして新型コロナウイルス感染症と共存していくか――「ウィズコロナ」社会における受容と反省について 鈴木基 感染症疫学、国際保健学 社会 はじめに 2020年3月に世界保健機関が、新型コロナウイルス感染症についてパンデミック(世界規模流行)の状態にあると評価してから3年が経過しようとしています。当初、世界各国は感染制御を目的とした広範な行動制限策を講じていましたが、既感染者の増加とワクチン接種の普及による致死率の低下を受けて、2022年初頭以降は次々と制限を緩和、撤廃しています。世界最大の人口を抱え、長らく「ゼロコロナ」政策を堅持してきた中国政府も、2022年12月初旬をもってその方針を転換しました。これにより、国際社会は最終的にこの感染症と共存する道を選択したのだと言えるでしょう。 本稿では、日本国内の流行や対策の状況からは少し離れて、国際社会が本格的に迎えることになった「ウィ

                                                                              私たちはいかにして新型コロナウイルス感染症と共存していくか――「ウィズコロナ」社会における受容と反省について/鈴木基 - SYNODOS
                                                                            • 明日から休校。コロナウイルスのアウトブレイクとパンデミックについて - Random Life Blog

                                                                              アウトブレイクとパンデミック みなさん、こんばんは。 明日3月2日から全国の小中高で臨時休校が始まります。 実際は明日も投稿して、終了式などをすませてから休校する学校も多いようです。 いよいよ子どもたちの自宅待機が始まりますが、小さなお子さんの場合、一人にしておけないなどの心配もありますよね。 そのために親が仕事を休むなんて事例も多くなるはずです。 それでも社会は回っていくでしょうが、なんらかの支障は出始めそうですよね。 まだ、日本では大流行までには至ってないとは思いますが、ここ2週間が正念場になるのは間違いなさそうです。 不要不急の外出はさけ、マスクの着用やうがい、手洗いなど自己防衛を怠らないようにしましょう。 今日は感染症に関するアウトブレイクとパンデミックの違いについて書いてみたいと思います。 日本ではまだまだ大流行とは言えない アウトブレイクとパンデミック アウトブレイク パンデミ

                                                                                明日から休校。コロナウイルスのアウトブレイクとパンデミックについて - Random Life Blog
                                                                              • オミクロン株流行、パンデミックの終わりを示唆

                                                                                南アフリカでは、新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が「前例のない速さ」で進んだものの、その症状は従来株に比べはるかに軽症で済んでいる。同国の大規模病院の患者を対象に行った調査で明らかになった。 首都プレトリアのスティーブ・ビコ学術病院の患者データを分析した研究者らは、パンデミック(世界的大流行)が終わりに向かっていることを示唆するかもしれないとの見解を示した。南アはオミクロン変異株の大規模な流行が初めて記録された国で、今後の世界の感染動向を占う上で注目されている。 世界的流行から地域的流行へ? 「このパターンが続き、世界でも繰り返されるなら、感染率と死亡率の完全なデカップリングが起こる公算が大きい」と研究者らは指摘。これは「新型コロナが世界的な流行期を終え、エンデミック(地域的流行)段階に入る先触れ」の役目をオミクロンが果たす可能性を意味すると続けた。 南アフリカ医療研究評議会

                                                                                  オミクロン株流行、パンデミックの終わりを示唆
                                                                                • パンデミックの先に:星野リゾート代表 「観光産業、コロナ前に戻るべきではない」 | 毎日新聞

                                                                                  新型コロナウイルス禍では政府や自治体の要請で移動が制限された。水際対策でインバウンド(訪日外国人客)も激減し、多くの観光地が大打撃を被った。宿泊施設を全国展開する星野リゾート代表の星野佳路さん(63)はこの3年の間に何を感じ取ったのか。国内の観光業は今後どうなるのか聞いた。 3年に及ぶコロナ禍で、どんな課題が浮き彫りになったのでしょうか。各界の専門家らに聞きました。 第1回 安倍、菅、岸田…… 尾身茂氏が見た3首相 リスコミで課題も/上 第2回 「不満だった」 政府の準備不足と尾身茂氏が挙げた教訓/下 第4回 東京五輪「中止という選択は厳しい」 小池都知事と新型コロナ 第5回 人間関係にもコスパの原理 コロナが深めた孤独と孤立=石田光規・早稲田大教授 第6回 コロナは流行繰り返す「エンデミック」へ 西浦博氏が鳴らす警鐘/上 第7回 「命を奪うのに最適に進化」 西浦教授がいまだ恐れる新型コロ

                                                                                    パンデミックの先に:星野リゾート代表 「観光産業、コロナ前に戻るべきではない」 | 毎日新聞