田端氏は、社会に出たのが氷河期だったので、大きな組織にしがみついていれば安心という時代ではないことを痛感しているのかもしれない。とにかく「個の力で生き抜くべきだ」という気持ちが強いようだ。しかし、 「自殺だから一義的に自己責任なのは当たり前でしょうが。上司が屋上から物理的に突き落としたりしたのですか? そんなに追い込まれても、会社なんて辞めて生活保護受ければいいわけです」(ツイートより引用) との発言は、批判されても仕方がない。 彼には過労死遺族を侮辱するつもりなどないだろうし、むしろグローバルマッチョらしく、「絶対服従を強いる日本企業」を批判している可能性はある。 が、「過労自殺は自己責任」とつぶやいたところで、死んだ人が生き返るわけではない。過労自殺(自死)の遺族が残した記録を読んだことがあるが、「息子は会社に殺された」という言葉の重みと、グローバルマッチョの田端氏がつぶやく「会社なん