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売れている本 小説の検索結果1 - 40 件 / 46件

  • 「多くの人が正しいと思っている、間違った知識」の見分け方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

    はじめに かつて、ウサギ跳びで筋力トレーニングしていた時代がありました。 (アニメ『巨人の星』より引用) (アニメ『アタックNo.1』より引用) (アニメ『ヒーリングっどプリキュア』より引用) 私も小学校のころ、ウサギ跳びをやっていました。 運動負荷が高く、かなりの効果を得ている実感がありました。 また、実際、運動能力もアップしました。 しかし、アスリートの動きの研究をしている関西大学教授の小田伸午氏によると、「ウサギ跳びはトレーニング効果が無い」そうです。 ウサギ跳び(ウサギとび)は、<略>1980年代以降はトレーニング効果が無く故障のリスクが高いと周知されて廃れた(出典:小田伸午「ウサギ跳び信仰とは何だったのか」『スポーツゴジラ』第2013-11-05号、スポーツネットワークジャパン、 12-14頁。 )。(Wikipediaより引用(太字引用者) ) 「トレーニング効果が無い」と「故

      「多くの人が正しいと思っている、間違った知識」の見分け方|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
    • 科学的発見が誇張→曲解→誤解→蔓延するメカニズムの図解と簡単で効果抜群の2つの対策|ふろむだ@分裂勘違い君劇場

      科学的発見が私たちに届くまでの伝言ゲームで、さまざまな誇張・曲解・誤解が注入されています。 いったい、どうやったら、この伝言ゲームに勝ち、信用できる科学的発見と、地雷とを見分けることができるのでしょうか? 『Science Fictions』という本がその参考になります。 この本は、アメリカのamazonで306人に評価され、☆4.6という高評価。 世界最大の書評サイトgoodreadsでは1925人に評価され、☆4.39という高評価。 日本のamazonでは31人に評価され、☆4.0と、中程度の評価(翻訳は良い)です。 この記事では、この本を元に、以下の2つの視点から、この問題と、その解決策を検討します。 〔問題の把握〕 科学的発見の流通システムにおいて、いかにして、発見が誇張され、曲解され、誤解され、流通し、最終的に私たち一般人がそれを信じてしまうのか、その全体像を把握する。 〔解決策

        科学的発見が誇張→曲解→誤解→蔓延するメカニズムの図解と簡単で効果抜群の2つの対策|ふろむだ@分裂勘違い君劇場
      • 豊崎由美の〈正直さ〉を 断然支持する。 : 飯田一史の 「俗情との結託」をメッタ斬り!|年間読書人

        「書評家が本紹介TikTokerけんごをくさし、けんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害」 (飯田一史・12/11(土) 8:37「YAHOO!ニュース」) (https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20211211-00272115) 書評家の豊崎由美が、Twitterで次のように書いたことから、その低評価の対象となった、読書系TikTokerの「けんご」が活動の中止を決めた。 そして、このことについて、批評系のライターである飯田一史が、「TikTokerけんごが活動休止を決めた件は出版業界にとって大損害」であるとの趣旨で、豊崎を批判した。 『正直な気持ちを書きます。わたしはTikTokみたいなもんで本を紹介して、そんな杜撰な紹介で本が売れたからって、だからどうしたとしか思いませんね。そんなのは一時の嵐。一時の嵐に翻弄されるのは馬

          豊崎由美の〈正直さ〉を 断然支持する。 : 飯田一史の 「俗情との結託」をメッタ斬り!|年間読書人
        • 豊崎由美さんと『けんご』さんの諍いと「書評」についての雑感 - いつか電池がきれるまで

          togetter.com news.yahoo.co.jp note.com saavedra.hatenablog.com 長年「老害系文学賞選考委員」や「大家のつまらない作品」に対しても臆せずに「書評家」として筋を通してきた豊崎由美さんには、僕自身、ひとりの本好きとして、敬意を抱いているのです。 この件に関しても「まあ、こういうことを言うのも『書評』というものに全身全霊で向き合ってきたトヨザキ社長らしいな」という気持ちにもなっているのです。 長年の盟友である大森望さんにもこのTwitterでの発言に対しては批判されているみたいですが。 大森さんは「出版社側、編集者としての視点」、というのもあるのかもしれません。 fujipon.hatenadiary.com fujipon.hatenadiary.com 正直、僕は「けんご」さんのことを知らなくて(TikTokもほとんど見たことがない

            豊崎由美さんと『けんご』さんの諍いと「書評」についての雑感 - いつか電池がきれるまで
          • 文フリに現代の「文学とは何か」を見た

            11月11日(ポッキーの日)、かねてより見物したいと思っていた「文学フリマ」に参加した。おのぼりさん感覚、文化祭感覚、そしてかつて開いていた僕の本屋「フィクショネス」感覚を、存分に味わうことができた。誘っていただいた破船房の仲俣暁生さん(当「マガジン航」の編集発行人)に、まずは感謝する。現場でも仲俣さんは大奮闘なさって、おかげで僕は楽ができた。 開場は12時の予定で、準備は10時からということだったが、僕たちが到着した時(つまり開場2時間前!)には、すでに来場者が行列を作っていた。東京流通センターをフルに使った会場は広かったが、個々のブースは狭かった。破船房もひとつのテーブルを半分だけ使うことができて、そこに仲俣さんや僕の本を、なるたけ見栄えよく並べて客を待った。 テーブルの残り半分を占める隣のブースは、11時を過ぎても人が来なかった。大きな段ボールがいくつも積んであるばかりで、他人事なが

              文フリに現代の「文学とは何か」を見た
            • 日本で唯一!農業書だらけの本屋に行く

              1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:カニとエビの足は麺棒を使えば簡単に身を取り出せる > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 農業書というジャンル 旅系の本、自己啓発の本、歴史書など、本にはいろいろなジャンルがある。自分の好きなジャンルが誰にでもあるのではないだろうか。それぞれのジャンルにマンガや雑誌、小説などがあると思う。 農文協・農業書センターに来ました! 今回訪れた本屋さんは「農文協・農業書センター」。名前からもわかるように農業書に特化した本屋だ。雑誌もマンガも辞典も自己啓発のような本も並ぶけれど、全てが農業に関わりのあるものしか並んでいない。 全部農業書です!!! 農業書センターは東京の神保町にある。1994年にオープンして、現在の場所で

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              • 小説の商業出版にいたる顛末:八潮久道『生命活動として極めて正常』 - やしお

                小説(短編集)が来月(2024年4月)にKADOKAWAから出版されることになった。その顛末やいろいろ思ったこと等のメモ。 ※このエントリはKADOKAWAの担当編集者や広報に見解を求めて書いていない。「私のケースはこうだった、私からはこう感じた/こう見えた」を記録している。勘違いされるといけないので念のためお断り。 概要 カクヨム(小説投稿サイト)で年に1~2作ほど小説をアップしていた。それ以前のブログ時代からだと20年くらい書いていた。 カクヨム経由でKADOKAWAから単行本の刊行の打診があった。カクヨムに過去に投稿した作品5編と、書下ろし2編を加えて短編集とすることになった。 著者側の実作業としては3ヶ月弱程度。 アマチュア時は単に「作品」でしかなかったけど、今回は同時に「製品(商品)」の側面が出てきて色々新鮮だった。 自分が書いたものが物理的な本になるのは、単純にうれしい。 目次

                  小説の商業出版にいたる顛末:八潮久道『生命活動として極めて正常』 - やしお
                • 書店における「道徳」と「倫理」~「本屋とヘイト本」問題をめぐって~|タサヤマ

                  非常に気が重いが、この本をご覧の展開をして販売している身として沈黙している訳にはいかず、私見を述べておきたい。 そもそも諸悪の根源は何か?ということを忘れてはいけないのではないか。 諸悪の根源とは差別であり、差別思想を撒き散らす者の存在である。 pic.twitter.com/6QrOIVQ0da — 日野剛広 (@Nanoruhino) December 10, 2019 おそらく、日野店長のコメントを全面的に否定されるような書店関係者はいないのではないかと思います。 もちろん完全に同書の意義を認めない人もいましたが、ほとんどの人は永江さんという著者のこれまでのお仕事に敬意をもっていて、そしてなにより「書店とヘイト本」の問題をシリアスに考えている。 (だからこそ、その期待に及ばなかったところに苦いコメントが出てくるのでしょう) 以下では、まず①同書についての批判的な指摘(全否定的な感想は

                    書店における「道徳」と「倫理」~「本屋とヘイト本」問題をめぐって~|タサヤマ
                  • 元“高卒ニート”が今一番話題のベストセラー作家へ!「中二病は正しく使えば武器になる」 | インタビュー | Book Bang -ブックバン-

                    今、売れに売れている本がある。今年の5月に発売された『世界でいちばん透きとおった物語』(新潮文庫nex)は口コミやSNSでのレビューが評判を呼び、発行部数があっという間に28万部を超えた。 表紙を一見すると、爽やかな感じの青春小説のようだが、発売元が「絶対に電子化はできません」と断言するように紙の書籍でないと味わえない謎解きがある、ミステリ要素の強い物語だという。 主人公は二十歳の男性で、彼の父親が亡くなったところから物語は始まるのだが、この父親が非常にクセのある人物なのだ。大御所のミステリ作家であり、妻帯者にもかかわらず大変なプレイボーイだった。主人公は不倫の末に生まれ、認知もされずに母親の手で育てられた。 この主人公が、亡き父が最期に執筆していたという遺稿を探し始める話なのだが、なぜこれがベストセラーとなっているのか? かつてニート生活を送っていたこともあるという著者の杉井光さんの言葉

                      元“高卒ニート”が今一番話題のベストセラー作家へ!「中二病は正しく使えば武器になる」 | インタビュー | Book Bang -ブックバン-
                    • カルチャーとビジネスが循環する野原ーー混沌の街「中野」| 文・朱野帰子 - SUUMOタウン

                      著: 朱野帰子 どこにでもありそうで、ここにしかない街「中野」 中野はどこにでもある街だと思っていた。そうではなかったと気づいたのは小説家になってからだ。 中央線快速「東京行き」に乗れば五分で巨大商業地・新宿に着く。逆の方向、「豊田行き」に乗れば、高円寺、阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺と「住みたい街」として雑誌に特集される街が次々に現れる。でも、その境界に位置する中野には、ぶっちゃけ、みなさん、興味ないでしょ? Hanakoが「中野」特集を組んだことなんか、たぶんないですもんね。 中野で生まれ育った私は、小学三年生の社会科の時間に「私たちの中野」という冊子を配られた。覚えていることはわずかだ。徳川綱吉が出した生類憐れみの令に伴ってつくられた「お犬囲い」がかつて中野駅前にあったこと。その跡に中野陸軍学校が、さらにその跡に警察大学校がつくられたこと。そのくらいだ。 その名の通り「野」だった中野

                        カルチャーとビジネスが循環する野原ーー混沌の街「中野」| 文・朱野帰子 - SUUMOタウン
                      • 出版編集の「売れる感覚が狂い始めている」問題|シュッパン前夜 編集部

                        今宵、本の深みへ。編プロのケーハクです。 本が売れなくなってきた……! もう何十年も言われてきたことです。 とはいえ、「正直、そこそこ売れてたし」などと、こっそり他人事っぽく思っていた編集者も少なからずいたと思います。 重版に恵まれた幸せな編集者たちが……。 実際、出版社所属の編集者の多くは、年間の新刊ノルマ●冊をリリースするわけで、一冊も当たらないということは、あまり見かけたことがありません。まあ、たしかにハズレも多いということで、担当本がヒットしてもあまり吹聴せず、皆さん謙遜しているだけかもしれません(笑)。 「なんだかんだ結構ヒットを出しているな〜」というのが、客観的な私の(勝手な)印象。 一昨年までは……。 これまでの「いい感じ」の展開「テレビや新聞なんて、誰も見やしないよ〜」と、ネットの世界では声高々に叫ばれ続けていますが、広く訴える宣伝力はいまだ健在です。特に私が担当することが

                          出版編集の「売れる感覚が狂い始めている」問題|シュッパン前夜 編集部
                        • お前らに戦前の苦学を成功させることはできないし希代の詐欺師や超能力を持つ教祖ですら失敗している - 山下泰平の趣味の方法

                          戦前の苦学は不可能 諸事情があり、戦前の苦学を調べ続けていた。 田舎の貧しい家庭に生れた若者が家出をして、無一文で東京にまでたどり着き、新聞牛乳配達などで学費を稼ぎ出す。なんとか学校を卒業し見事に出世する……といった物語が明治期に好まれた。本格的に苦学を調べる以前の私が持っていたイメージも、そういったものであった。 しかしながらそんなことを実現させた者など、ほぼいない。なぜなら難易度が高すぎるからだ。そうはいっても俺なら苦学を成功させられそうだけどな、なんてことを思う人もいるかもしれないが、絶対になにがあっても完璧に1000000000%の確率でお前に苦学を成功させることはできない。事実、当時も同じようなことを考え苦学の世界に突入した多くの若者が、みるみるうちに脱落していった。 確かに戦前に苦学はあり、苦学をする者もいた。しかし苦学ですら選ばれた者でなくては基本的には実現できないものであり

                            お前らに戦前の苦学を成功させることはできないし希代の詐欺師や超能力を持つ教祖ですら失敗している - 山下泰平の趣味の方法
                          • 小説同人誌は需要がないのか?という話について - Privatter

                            小説の需要が云々という話題を見たので今から辛辣なことを書きます。 まず、小説の需要はあります。どのジャンルに行っても存在する。 だから、「小説の需要はあるのか?」という質問を投げたら 「あるよ!」という答えになるに決まってる。 ゆえに「小説の需要がないから私の本が売れないんだ」という結論は変なんです。 売れないことが気になるのであれば問題の解体をすべきです。 商業じゃないのでとかではなく、 「自分の悩み解決のために」問題を解きほぐさないといけないと思うのです。 「好きだから出してる」「でも売れてなくて悲しい」は両立する感情です。 趣味だろ正気に戻るなではない。正気で解決すべき問題です。 そもそも、需要があるとはどういう状態のことを言うのでしょうか。 100部売れたら需要があるのか? 10部中9部売れたら需要があるのか? 自分以外好きな人いないじゃろ記念に出しとくかみたいな気持ちで出してみた

                              小説同人誌は需要がないのか?という話について - Privatter
                            • 『ゲバラ日記』=ボリビア日記 全種類比較 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                              Executive Summary チェ・ゲバラのボリビア時代の日記、通称『ゲバラ日記』は、邦訳が8種類もある。特に原著の直後1968年に出た5冊は、真木訳を除いて翻訳権がどうなっているのかまったく不明。いちばんありそうなのは、キューバ政府内でもそもそも権利の帰属が不明確/気にせず、プロパガンダとして他のバージョンを黙認、奨励したというもの。が、真相はいまとなっては闇の中。 また翻訳の中身も様々。コスパ的に最高なのは三一新書/中公文庫の真木嘉徳訳。訳も問題なく、付属資料も完備。最も最近に出た中公文庫の平岡新訳版は付属資料はまあよいが、細かい翻訳のミスが多い。その他、全邦訳に目を通してレビューしてみました。 はじめに 先日読み終わった、長大なチェ・ゲバラ伝の書評を書いて、まとまりがないと述べたところで他の伝記とかにも目を通したところ、むしろこれはかなりいいのではという印象に変わってきた。で、

                                『ゲバラ日記』=ボリビア日記 全種類比較 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                              • Amazon単行本売れ筋ランキングBEST100から厳選した本Part2【2019年8月】 - サボログ×てんログ

                                いつも来ていただきありがとうございます。 サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。 Amazonの単行本の売れ筋ランキング上位100冊の中から独断と偏見で何冊かピックアップしてみました。 数が多いので4回に分けてそれぞれ10冊以内で紹介します。 www.saborite.com www.saborite.com www.saborite.com 選別は趣味・趣向が多分に入っていますが、やっぱりいずれも売れている本なので面白そうな本が多いです。 評価は平均で4以上と高評価なので間違いありません。※レビューが無いものもあります それではPart2スタートです。 2030年の世界地図帳 あたらしい経済とSDGs、未来への展望 内容 嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え ★★★★☆(4.5) 内容 妻のトリセツ ★★★★☆ 内容 目からウロコが落ちる 奇跡の経済

                                  Amazon単行本売れ筋ランキングBEST100から厳選した本Part2【2019年8月】 - サボログ×てんログ
                                • 「病気でよかった」という物語にご用心。13年間、難病と闘った文学紹介者は"生き残る"ために働く - コトナル - Yahoo! JAPAN

                                  「生きる意味や価値を考え始めると、われわれは気がおかしくなってしまう。生きる意味など、存在しないのだから」(ジークムント・フロイト) 書店に足をはこべば、「自分らしく働く」「やりがいのある仕事」「自己実現の方法」といったテーマの本がたくさん並んでいます。現代に生きる多くの人が、働くことの意味を探し求めていることのあらわれでしょう。 しかし、病気や事故で「働くこと」自体が難しくなることを想像したことがある人は少ないのでは? 今回取材したのは、書籍やラジオなどを通して文学作品を紹介する「文学紹介者」として活動し、『絶望名人カフカの人生論』など多くの著書を出版してきた頭木弘樹さん。2020年に出版した著書『食べることと出すこと』では、大学3年生のときに発病した潰瘍性大腸炎(※)によって食事も排せつも自分の意思で行うことが困難になり、人生が激変してしまった経験が素直な筆致でつづられています。 ※潰

                                    「病気でよかった」という物語にご用心。13年間、難病と闘った文学紹介者は"生き残る"ために働く - コトナル - Yahoo! JAPAN
                                  • Amazon単行本売れ筋ランキングBEST100から厳選した本Part3【2019年8月】 - サボログ×てんログ

                                    いつも来ていただきありがとうございます。 サボログ×てんログ運営のサボり(@kuronopoem)です。 Amazonの単行本の売れ筋ランキング上位100冊の中から独断と偏見で何冊かピックアップしてみました。 数が多いので4回に分けてそれぞれ10冊以内で紹介します。 www.saborite.com www.saborite.com www.saborite.com 選別は趣味・趣向が多分に入っていますが、やっぱりいずれも売れている本なので面白そうな本が多いです。 評価は平均で4以上と高評価なので間違いありません。※レビューが無いものもあります それではPart3スタートです。 成功する人が磨き上げている超直感力 内容 学び効率が最大化するインプット大全 ★★★★☆(4.5) 内容 出版社からのコメント 神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り ★★★★★ 内容 俺か、俺以外か。 ロー

                                      Amazon単行本売れ筋ランキングBEST100から厳選した本Part3【2019年8月】 - サボログ×てんログ
                                    • 直近半年でブログ経由で売れた本ランキング上位20 - 読書する日々と備忘録

                                      最近はブログをそこそこの頻度で更新していますが、当ブログから売れている本は実は新刊よりも既刊の方が割合かなり多かったりします。これまで作ったオレンジ文庫企画とか中華風ファンタジー、上下半期企画まとめからとか、そういう意味ではアーカイブとして作ってきた甲斐もあるのかなというところです。 冷静に考えれば新刊は普通に書店で買えるし、単に書店ではもう並んでなさそうな本を買っているだけなのかもしれません。そう思うとあまり不思議でも何でもないのかなとは思うんですが、考えてみたらこれまで集計したことがなかったので、いい機会なので参考までに直近半年でブログ経由で売れた本上位20位まで挙げてみようと思います。巻数は個別集計するとしんどいのでまとめて集計しています。なので巻数多い方が有利なランキングです。 【注】詳細なレポートが出てくるのはAmazonだけなので、今回のはAmazonで売れた商品のランキングで

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                                      • 読書法を徹底解説。効率良く大量に本を読む方と本の探し方。 - ようの読書記録

                                        "塵も積もれば山となる" 何事もやればやるほど成長するものです。 年間200冊の読書をして思ったこと。「読書法がわかってきた!」ということ。 もちろん、読書術に関する本も一通り読み終えています。 今回は、そんな読書好きな私が本を読む時に必要なことを整理します。 こんな人に向けて書いてます。 「読書量を増やしたい。」 「本を効率よく読めるようになりたい。」 「読書をする意義を整理したい。」 「本を読んで学べることを知りたい。」 読書はインプットの作業です。 ・効率良く良い本を探す ・本を読む力を育成する ・読書が進む環境を整える ・本を読むモチベーションを維持する こういった、地道な努力こそ、どんな時でも私たちに力を与えてくれます。 ご紹介するのは、大きく4つの読書知識です。 1.読書家になるマインドとは 2.読書効率を上げる方法 3.読書量を増やす方法 4.本の探し方 目次をクリックすると

                                          読書法を徹底解説。効率良く大量に本を読む方と本の探し方。 - ようの読書記録
                                        • ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』が文庫化されようとしている今、残された「最後の大物」は何か? - YAMDAS現更新履歴

                                          prtimes.jp 情報は昨年既に公になっていたが、ガブリエル・ガルシア=マルケスの『百年の孤独』が、彼の死去から10年になる今年、遂に新潮文庫より文庫化される。 百年の孤独 作者:ガブリエル・ガルシア=マルケス新潮社Amazon いつからか「文庫化したら世界が滅びる?」などと一部で言われていたらしいが、6月26日にそれが本当か確かめられる。 やはり新潮社の純文学書下ろし特別作品はなかなか文庫化されなかったことで知られ、安部公房『砂の女』、大江健三郎『個人的な体験』、遠藤周作『沈黙』といった昭和文学を代表する作品は、文庫化まで15年以上かかっている……が、それは随分前の話である。 生前の文庫化を拒否していた埴谷雄高、小島信夫『別れる理由』のような一種の事故物件(失礼)といったレアケースはあるが、『百年の孤独』のように、1972年の刊行から50年以上を経ての文庫化というのは、海外文学である

                                            ガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』が文庫化されようとしている今、残された「最後の大物」は何か? - YAMDAS現更新履歴
                                          • コンテンツ過多は教養を衰退させた?文芸評論家、三宅香帆と芸人・YouTuber、大島育宙が考える - 集英社新書プラス

                                            「仕事に疲れて休みの日もスマホばかり見てしまう……」「働き始めてから趣味が楽しめなくなった……」。このような現代人の悩みに、文芸評論家の三宅香帆氏が向き合った新書が『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』である。 発売1か月ですでに大きな反響を呼んでいる本書の刊行を記念して、芸人・YouTuber・ラジオパーソナリティとして活動しながら、ドラマや映画などのコンテンツを紹介している大島育宙氏と著者の三宅氏が対談。現代のコンテンツ受容と、教養の変質がもたらす問題について語り合う。 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書) ガラパゴス化するコンテンツ受容 三宅 実は前から大島さんの普段の発信を拝見していて、勝手に親近感を持っていました。同世代ならではの感覚があるのかなと。 大島       僕の場合、初対面の同世代の人と仕事するのは、今年初めてかもしれないですね(笑) 最近だと「バ

                                              コンテンツ過多は教養を衰退させた?文芸評論家、三宅香帆と芸人・YouTuber、大島育宙が考える - 集英社新書プラス
                                            • 2022年に読んでよかった本 小説・新書篇 - Everything you've ever Dreamed

                                              1年で区切る意味がよくわからないが挙げてみる。本はよく読む方だと思われる。専門書や雑誌が圧倒的に多い。確認したら小説や新書は計83冊しか読んでいなかった。しかも再読が多い。その中で読んでよかったものを列挙しておく。レビューはない。順位もない。得点や星もない(星3.5と4の差が説明できない)。僕が評価する点は、投じた金額より「満足したか否か」のみだ。だからベストもランキングもない(強いて1位をあげるならナボコフの『ディフェンス』) というわけで、おなじ内容でも新刊と文庫では文庫のほうが安価なぶん評価は高めになり、無料で手に入れたものは高評価になる傾向がある。奥様がミーハーで売れている本を買ってきてくれるため、小説新書のベストセラーはだいたい目を通しているけれどここには挙げられていない。シンプルに奥様が購入した価格に見合わないものが多かったからだ。「こんなものを買う金があるならこづかいを増やし

                                                2022年に読んでよかった本 小説・新書篇 - Everything you've ever Dreamed
                                              • 「読める本の数」と「蔵書の数」について - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

                                                本を読めば読むほど蔵書の数は増えていきます。知の巨人と形容される立花隆さん(故人)は蔵書数が10万冊とも言われています。僕も中学生の頃から友人の影響を受けて本を読むようになりました。当時、僕たちの間で流行っていたのは田中芳樹が書いた『銀河英雄伝説』や『アルスラーン戦記』などのファンタジー小説、そして吉川英治の『三国志』や司馬遼太郎の『龍馬がゆく』といった歴史小説でした。そして高校、大学と進学するにつれて蔵書の数はどんどん増え、社会人になると蔵書の増えるスピードは更に加速度的になってきたのです。 引っ越し(医師は転勤が多い仕事です)の度に蔵書だけでものすごい数の段ボール箱が必要でした。本を段ボールに詰めては運び、そして開封して本棚に並べる…まあでもこの作業も本好きの僕にとっては結構楽しいのですが、はたから見ている家族からしてみれば、かなり無駄の多い作業に見えたかもしれません。 そして40歳に

                                                  「読める本の数」と「蔵書の数」について - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
                                                • Audibleをおすすめする理由とおすすめ本52選(ビジネス,英語,小説など)

                                                  「本を読んでもっと勉強したい」「でも読む暇なんか無いんだよなぁ」というビジネスパーソンの皆さま。 めちゃくちゃ分かります…。 でも、移動時間に本を聴ける「Audible」なら”半強制的”に勉強できちゃいます。 オーディオブック歴6年の私がAudibleの良さをガッツリおすすめする理由と感想を語りますよ! Audibleは30日間無料体験を行なっているので、まずは無料で試してみてください! →Audibleを無料で試す Amazonが運営するオーディオブック 先ほどチラッと「半強制的に勉強できてしまう」と書きましたが、半強制的に勉強できるのは「聴くだけ」で本が理解できちゃうからです。 でも、知らない会社のサービスだったら信用しても良いかどうか分からないですよね。 実はこのAudibleを運営するのはなんと「Amazon」なんです。 だから品揃えがめちゃくちゃ良いんですよ。 そして超大手のAm

                                                    Audibleをおすすめする理由とおすすめ本52選(ビジネス,英語,小説など)
                                                  • メルカリで本を高く売るコツ(利益、値付、発送、NGポイント) - ネコショカ(猫の書架)

                                                    2021/2/22更新 送料等情報が古い部分を更新しました!2021年最新版です。 こんにちは。ぬぬにです。 わたしは実家の取り壊しに伴い、古い本を大量に処分する必要に迫られました。そのまま捨てても良いかなと思ったのですが、思い入れのある本も多く、どうせならば欲しい方にお譲りして使っていただけたらと思いました。 本の処分については一昔前であれば、ブックオフなどの古書店に販売するのが多いパターンでした。ただ、古書店では二束三文で買いたたかれるんですよね。特に昔の本は引き取ってさえもらえない場合があります。 古本はメルカリで売るのがお得!と聞いたので、これを機会にメルカリでの販売に初めて挑戦してみました。 利益はどれくらい?メルカリのルールを確認 メルカリではどんな本が高く売れるのか? 新刊 マンガや小説の全巻セット 専門性のある辞典、字典、用語集 マニア向けの古い雑誌、写真集 メルカリでこう

                                                      メルカリで本を高く売るコツ(利益、値付、発送、NGポイント) - ネコショカ(猫の書架)
                                                    • 池上彰氏の本の中では「知る力」を鍛えるのにお勧めの一冊!! - 本が友達の大人の読書感想文

                                                      どうも。takaです。今回の記事では、ジャーナリストである池上彰氏の著書、『わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方』について書いていきます。 わかりやすさの罠 池上流「知る力」の鍛え方 (集英社新書) わかりやすいは「わかったつもり」を招く 「難しいことをわかるようにする」ためにわかりやすい説明をする、聞くという経験があると思います。しかし、わかりやすいは罠を招くことがあります。 ニュースに関して言えば、政策の説明を聞いて、1つの見方に気を取られて他の見方に気が付かないということがあります。これは自分にとって都合の良い所があったから起こることです。人間は自分にとって都合の良いことを聞けば、それしか頭に入って来なくなり、もうそれ以上追求しようとしません。なのでデメリットにも気付かないままであることも珍しくありません。 わかりやすい説明は、あくまで相手や自分の頭がスッと入っていきやすいよう

                                                        池上彰氏の本の中では「知る力」を鍛えるのにお勧めの一冊!! - 本が友達の大人の読書感想文
                                                      • 授業16.『こころ』(夏目漱石)は鉛のような話 - tn198403s 高校時代blog

                                                        『こころ』(夏目漱石)を一言で説明するとすれば、「鉛のような話」と答えます。心の奥底に沈む無彩色の鉛がまず連想されるからです。 『こころ』は、高校2年の現代国語(現国)で習いました。教科書に一部の抜粋とその前後のあらすじが載っていました。まだ男女の駆け引きに縁薄かった頃です。男二人と女一人の三角関係の愛憎劇の奥底まで感じ取れるはずもありません。それでも、この作品が印象に残っているのは、感情表現の仕方にあったように思います。 『こころ』について あらすじ(注意:これ以降、ネタバレです) 上 先生と私 中 両親と私 下 先生と遺書 『こころ』から読み取れるもの 『こころ』の中の「鉛」 「鉛」の字を使った描写 1.中の場面、十八 2.下の場面、十二 3.下の場面 三十三 4.下の場面 四十六 「鉛」で描写したかったもの 小説『こころ』の本の装飾 心のある字を考える 心と向き合う難しさ 『こころ』

                                                          授業16.『こころ』(夏目漱石)は鉛のような話 - tn198403s 高校時代blog
                                                        • 『読書について』(ショーペンハウアー著)のレビュー - 本で死ぬ ver2.0

                                                          「読書術」をテーマにした本は実用書の鉄板ジャンルの1つで、その多くは「読書はいいものだ」と読書を全肯定しています。 読書術の本を手に取る人は普段から読書習慣があるわけですから、「読書する人はそうじゃない人よりすごい人なんだよ」と言ってもらえれば、それだけでちょっとだけ自己肯定感を高めてもらえるわけですね。 本を読む人だけが手にするもの 作者:藤原 和博 発売日: 2015/09/29 メディア: 単行本 読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書) 作者:齋藤 孝 発売日: 2019/01/07 メディア: Kindle版 とくに現代はスマホの普及により、ちょっとした空き時間があれば大抵の人はスマホをいじってSNSを見たり、ゲームに興じたりしています。 暇な時間の過ごし方の選択肢が増えたことで、以前よりも「本を読む習慣がある人」と「本を読む習慣がない人」が明確に区別されるようになってきた

                                                            『読書について』(ショーペンハウアー著)のレビュー - 本で死ぬ ver2.0
                                                          • 東大生にいま、人気の本とは? 「新たなスタンダード」が続々:東大生協 駒場書籍部|じんぶん堂

                                                            記事:じんぶん堂企画室 東大生協 駒場書籍部 店長の足立裕太さん 書籍情報はこちら 東大駒場キャンパスの正門(東京大学提供) 最寄りの駒場東大前駅は、渋谷駅から京王井の頭線で二駅。そんな都心近くでありながら、駅を出るとすぐのキャンパスは、格式ある校舎がいちょう並木などの自然に囲まれて、どこかゆるやかな時間が流れている。 人気講義の本がトップに 東大生協 駒場書籍部は、教養学部前期課程の学生などが学ぶ駒場キャンパスの、図書館や部活動やサークル活動を行う建物が集まったエリアにある。 東大生協 駒場書籍部の入り口 大学生協としては、規模が比較的大きく、書籍数は6万冊ほど。講義や研究のための教科書や専門書に加えて、雑誌、文庫、新書、コミックなども取りそろえる。店の奥の専門書のコーナーはさすがに充実していて、特にそのなかで数が多いのは人文書で1万冊を超えるという。 いま、東大生に人気の本とは? 足立

                                                              東大生にいま、人気の本とは? 「新たなスタンダード」が続々:東大生協 駒場書籍部|じんぶん堂
                                                            • 軽く2000冊は読んだわたしの、読みたい本とめぐりあう11のコツ|ナースあさみ

                                                              読書 私は大好き。 だって、古本なら100円で先人たちの知恵が買えるし、図書館ならタダで借りたい放題ですよ… こんなにコスパのいいインプット、他にないでしょ。 思えば、小学校高学年の頃から(友人が減っていくとともに)読書にハマり、司書さんはもとより図書室の区画や分類を覚えてしまうほど通いました。 そのうち、本棚にある本だけでは物足りなくなり、書庫に眠っている本、他の図書館にしかない本を予約して読むほど。 貸出禁止の本も読みたくて1日図書館で過ごしている日もありました… 中でも周りを驚かせたことがハリーポッターを原文のまま読むこと。 当時、中学生だったのですが 早く続きが読みたい…!!!! その思いだけで辞書を片手に夜遅くまで読み漁る毎日。 スラングや隠語も調べながら読んで、全部読み切りました。 おかげで英語の成績がグーンと伸びましたね… 今でも基本的になんでも読むのですが、歴史物は苦手かな

                                                                軽く2000冊は読んだわたしの、読みたい本とめぐりあう11のコツ|ナースあさみ
                                                              • 浅草に「ラーメン二郎」っぽい蕎麦屋があった! 「東京の蕎麦 = 量が少ない」の図式をひっくり返す大盛ぶりとは? | アーバンライフ東京

                                                                緑豊かで広大 東京の「大公園」はどのようにして誕生したのか 明治維新以降、東京には近代的な公園が次々と誕生しました。緑豊かな東京の大公園は、どのような経緯で誕生したのでしょうか。文筆家の広岡祐さんが解説します。広さは約24万坪 桜の名所として都民に親しまれている都立小金井公園は、小金井市から小平市・西東京市・武蔵野市にかけて、80ha(約24万坪)におよぶ面積を誇る都市公園です。 小金井公園入り口(画像:広岡祐) 明治維新以降、東京には近代的な公園が次々と誕生しました。緑豊かな東京の大公園は、どのような経緯で誕生したのでしょう。その歴史をふりかえってみました。 東京の公園ことはじめ 明治維新後、東京で初めて誕生した公園は上野・浅草・芝・深川・飛鳥山の5か所。大政奉還から6年後、1873(明治6)年に出された太政官(だじょうかん)布達によって造成されたもので、『旧跡等群衆遊観ノ場所』を『永ク

                                                                  浅草に「ラーメン二郎」っぽい蕎麦屋があった! 「東京の蕎麦 = 量が少ない」の図式をひっくり返す大盛ぶりとは? | アーバンライフ東京
                                                                • そろそろ編集プロダクションと印刷所が潰れる電子書籍の話をしよう

                                                                  結論から先にいうと、本を印刷したものを売る、買いに行く(イベント含めて)はもう死に体だ。 初版から電子化。これは二次創作でも韓国同様に許されるべきである。という話。 いままで「二次創作は紙で」とこだわるヒトがおおい。これは「営利じゃないから(印刷代だけだから)みのがしてくれる」という自主規制言い伝えのせい。電子には「印刷費用」というめだった経費がない(実際は電気代、パソコン代、画像加工系ソフトのサブスクリプト代、それになにより制作しているヒトの給与報酬などがかかるが、償却などの考え方ができないわけではなく言い訳や建前として弱いとおもってるだけ) ただしこのモデルには欠点が多々ある。最初からじゅんじゅんにせつめいしよう。 1.営利じゃないからみのがせは日本の法律では全く根拠無い。アメリカのコモンロウであるフェアユースの考え方。アメリカでも伝説レベルってこと。日本の著作権法に営利じゃなければや

                                                                    そろそろ編集プロダクションと印刷所が潰れる電子書籍の話をしよう
                                                                  • 「エモい」とはこういうことだ! 『ボクたちはみんな大人になれなかった』(燃え殻) - 50代から始めるブログ

                                                                    どうも、tamaminaoです。 売れている本は、仕事柄もあり、できる限り読みたいと思っているのですが、燃え殻さんの『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社)は、何となく手を出さずにいました。 ベストセラー&映画化という華々しい1冊なのに。いや、華々しい1冊だからこそ、先入観が邪魔をして…「こういうのはいいかな」って思っていたところがあります。 しかし、ひょんなことから、燃え殻さんのお悩み相談を読む機会があり、そしたらこれがものすごく面白くて! 俄然興味が沸騰。で、ついに読んだわけなんです、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社)を。 リンク リンク 音楽を聞き終えたかのような読後感 90年代サブカルチャーがこれでもかと描かれる 「エモい」という意味が体感できる小説です ナルシシズムに行き過ぎない絶妙な立ち位置 美術制作という裏方の仕事をしているからこそ 今後の作品も追いかけ

                                                                      「エモい」とはこういうことだ! 『ボクたちはみんな大人になれなかった』(燃え殻) - 50代から始めるブログ  
                                                                    • 『わけあって絶滅しました。』『ざんねんないきもの事典』のヒット裏。「わがままな読者」として本を作る。ダイヤモンド社/金井 弓子さん【編集者の時代 第9回】|クリエイティブのコアとカラーに迫るメディア「CORECOLOR〜コレカラ」

                                                                      『わけあって絶滅しました。』『ざんねんないきもの事典』のヒット裏。「わがままな読者」として本を作る。ダイヤモンド社/金井 弓子さん【編集者の時代 第9回】 CORECOLOR編集長、佐藤友美(さとゆみ)が、編集者に話を聞くシリーズ「編集者の時代」。 『ざんねんないきもの事典』や『わけあって絶滅しました。』『東大教授がおしえる  やばい日本史』など、少しひねくれたタイトルが話題となり、ベストセラーを連発しているダイヤモンド社の編集者、金井弓子さん。「頭からお尻まで『面白い』がギュッと詰まったおにぎりみたいな本を作りたい」と話す金井さんの本作りには、曖昧なところが一切ない。「担当する本は、全ページの意図を隅々まで説明できる」と言う。「全てを言葉にして、理論立てて、理解していきたい」という性格、「自分自身が絶対にこの本が読みたい」という情熱。2つが掛け合わされ、無二の本が生まれる。 そもそも金井

                                                                        『わけあって絶滅しました。』『ざんねんないきもの事典』のヒット裏。「わがままな読者」として本を作る。ダイヤモンド社/金井 弓子さん【編集者の時代 第9回】|クリエイティブのコアとカラーに迫るメディア「CORECOLOR〜コレカラ」
                                                                      • 飯倉洋一「未来に活かす古典―「古典は本当に必要なのか」論争の総括と展望」(校正中)(荒木浩編『古典の未来学(仮)』文学通信、2020.10刊に掲載予定)

                                                                        文学通信|多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出す出版社 日本語・日本文学の研究書を中心に、人文学書全般を刊行する出版社、文学通信のブログ。 文学だけにこだわらず周辺領域も含め、意欲的に刊行していきます。 出版活動と同様に、webでも積極的に活動することで、多様な情報をつなげ、多くの「問い」を世に生み出していきたいと思います。 〒113-0022 東京都文京区千駄木2-31-3 サンウッド文京千駄木フラッツ1階101 電話03-5939-9027 FAX03-5939-9094 info@bungaku-report.com インボイス登録番号:T4011501023591 ホーム ブログ 飯倉洋一「未来に活かす古典―「古典は本当に必要なのか」論争の総括と展望」(校正中)(荒木浩編『古典の未来学(仮)』文学通信、2020.10刊に掲載予定) ※本テキストは、2020年2月7日に、明

                                                                          飯倉洋一「未来に活かす古典―「古典は本当に必要なのか」論争の総括と展望」(校正中)(荒木浩編『古典の未来学(仮)』文学通信、2020.10刊に掲載予定)
                                                                        • 消える老舗、「書店危機」の実態◆国の支援に分かれる賛否【時事ドットコム取材班】:時事ドットコム

                                                                          新高堂書店に貼られた閉店のお知らせ=2024年5月1日、東京都目黒区 街の書店が危機にひんしている。全国の書店の数は10年間でおよそ3割も減り、市区町村に1軒も書店がない「無書店自治体」は27.7%に達した。背景には、活字離れやネット通販の台頭、電子書籍の普及などさまざまな事情が絡んでおり、国は専門のプロジェクトチームを設置して「書店支援」に乗り出した。ただ、国の支援の在り方を巡っては、業界内外からさまざまな意見が交錯する。(時事ドットコム編集部 谷山絹香) 【時事ドットコム取材班】 125年続いた老舗書店も… 2024年4月、花見客でにぎわう東京メトロ中目黒駅前。正面改札を出るとすぐ右手に見えてくる「新高堂(にいたかどう)書店」の入り口には、「残念ながら、12月30日をもちまして営業を終了することになりました。この決断に従業員一同無念でなりません」と書かれたポスターが貼られていた。所狭し

                                                                            消える老舗、「書店危機」の実態◆国の支援に分かれる賛否【時事ドットコム取材班】:時事ドットコム
                                                                          • 「人格を宿した文章は強い」SNS時代を生きるライターが身につけるべきスキルを #ウルサス本 の著者とブックライターが語る #inquire_event|株式会社インクワイア

                                                                            「人格を宿した文章は強い」SNS時代を生きるライターが身につけるべきスキルを #ウルサス本 の著者とブックライターが語る #inquire_event SNSが普及した今、情報の流れ方は以前と大きく変わっています。もちろん、SNSを見ていない人だって、世界には大勢いらっしゃるのも事実です。 ただ、少なくとも今、この記事に興味を持ってたどり着いた方々には「SNSが生まれてから、情報の摂取の仕方は変わったよね」という実感があるのではないでしょうか。 インクワイアでは、こうした社会の変化を踏まえて、「SNS時代におけるライターの価値」と題したイベントを催しました。 ご登壇いただいたのは、今年の8月に出版された『僕らはSNSでモノを買う』の著者である飯髙悠太さんと、この本のブックライターを務めた佐藤友美さんです。お二人に、本の制作過程を伺いながら、「ライターと本」「ライターとSNS」の関係性をひも

                                                                              「人格を宿した文章は強い」SNS時代を生きるライターが身につけるべきスキルを #ウルサス本 の著者とブックライターが語る #inquire_event|株式会社インクワイア
                                                                            • 「本を売れないのは編集者の責任感の欠如」。社員6人、本社は明石。一人当たりの売上単価は業界トップクラス。ライツ社/大塚 啓志郎さん【編集者の時代 第2回】|クリエイティブのコアとカラーに迫るメディア「CORECOLOR〜コレカラ」

                                                                              「本を売れないのは編集者の責任感の欠如」。社員6人、本社は明石。一人当たりの売上単価は業界トップクラス。ライツ社/大塚 啓志郎さん【編集者の時代 第2回】 CORECOLOR編集長、佐藤友美(さとゆみ)が、編集者に話を聞くシリーズ「編集者の時代」。 『リュウジ式悪魔のレシピ』(22万部)、『売上を、減らそう。』(5万部)、『認知症世界の歩き方』(16万部)などベストセラーを連発するのは、ライツ社。2016年に兵庫県明石市に創業した社員6人の小さな出版社だ。年間に発行する冊数はたった4〜5冊。しかし、その本がひとたび書店に並べば、たちまち話題になる。どんな本作りをし、どう売っているのか。見えてきたのは、「1冊の本に対する責任」をどこまでも取ろうとする姿勢だった。 聞き手/佐藤 友美(さとゆみ) 構成/市橋 かほる 構成に2カ月。文字は1文字でも減らし、4行に1回は感動させる ――ライツ社さん

                                                                                「本を売れないのは編集者の責任感の欠如」。社員6人、本社は明石。一人当たりの売上単価は業界トップクラス。ライツ社/大塚 啓志郎さん【編集者の時代 第2回】|クリエイティブのコアとカラーに迫るメディア「CORECOLOR〜コレカラ」
                                                                              • 巡り合うことができて本当によかったと思うもの3つ - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀

                                                                                僕の人生は、すでに半分くらい終わっています。病気や事故をしなければ、残り半分くらいしか残っていません。自分の人生が残り半分くらいしかないと思うと、ホント寂しいものです。そして、残りの自分の人生のことを考えると、THE BLUE HEARTSの「夢」という歌を思い出してしまいます。 限られた時間のなかで 借りものの時間のなかで 本物の夢を見るんだ 本物の夢を見るんだ あれもしたい これもしたい もっとしたい もっともっとしたい ー THE BLUE HEARTS「夢」より とは言っても、これまでの自分の人生に不満を持っているわけではありません。それなりに夢をかなえてきたし、それなりに好きなこともしてきました。そして今までの人生で、巡り合うことができて本当によかったなあって思うものが3つあります。自ら手を伸ばし、それを手に取っていなければ、人生の楽しみが半減していたんじゃないかなあというもので

                                                                                  巡り合うことができて本当によかったと思うもの3つ - 🌀ぐるぐるねこ男ブログ🌀
                                                                                • 『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行|知らない世界を知る楽しさ - 書に耽る猿たち

                                                                                  『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』高野秀行 集英社文庫 2021.5.26読了 ずっと前から高野秀行さんの本を読んでみたくてようやく手にしたのがこの本。書店には数多くの文庫本が並んでいた。1番分厚くて躊躇したけれど、講談社ノンフィクション賞を受賞されており1番売れている本だったためこの本を選んだ。 ソマリランドってどこ?ソマリアは聞いたことあるけれど、ソマリランドとは別?いまいちピンと来ない。アフリカということはわかるけれど位置もわからない。そんな無知の状態だったのだが、読了した今、かなり詳しくなった。 家から出たことのない子供が外に初めて出た時に何でも興味を持つように、または籠の中の鳥が自由になった途端羽ばたいていくかのように、知らない世界を知ることの楽しさみたいなものを再認識した。 アフリカ東部の北側ソマリランドは、実は国連からは国と認められてい

                                                                                    『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行|知らない世界を知る楽しさ - 書に耽る猿たち