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「三重苦の人」ヘレン・ケラーと言えば、きっと知らない人はいないことでしょう。そして、サリバン先生こと、アン・サンバリンのことも。 伝記や偉人伝で読んだ、と言うケースがもっとも多いのかな? 実は「奇跡の人」という言葉は、ヘレン・ケラーではなく、アン・サリバンに向けられた言葉。ちなみに、名付け親は『トム・ソーヤの冒険』で有名な作家マーク・トゥエインです。 さて、今、私の中で「アン・サリバン」が大ブーム! きっかけは、平山夢明さん監修の『トゥルークライム アメリカ殺人鬼ファイル』でした。 リンク 『トゥルークライム アメリカ殺人鬼ファイル』の問題提起 アン・サリバンを知るための本4選 ①『サリバン先生』奥泉モト(集英社) ②『わたしの生涯 ヘレン・ケラー自伝』レン・ケラー作 今西祐行訳(講談社火の鳥伝記文庫) ③『ヘレン・ケラーはどう教育されたか-サリバン先生の記録-』著者 アン・サリバン 訳者
どうも、tamaminaoです。 昔から書評を読むのが大好きです。 同様に、書評ってとても不思議なジャンルだと思うのです。 読書は、本と自分だけの時間に埋没する、とても個人的な体験。 ページをめくるとき、心の中には喜びや怒りや悲しみやさまざまな感情が湧き上がりますが、その感情は、読んでいる本人だけのもの。切り開いて見せることはできません。 でも、だからこそ、強烈な感動や違和感や言い難い感情があふれだしたとき、この読書体験を誰かに伝えたい・共有したい、そう思ってしまいます。 本を読んだことのある人なら、誰しも覚えがある感情ではないでしょうか。 ここに「書評」というジャンルが登場してくるわけです。読書という非常にプライベートな体験を誰かと共有するのが「書評」。そう考えると面白いジャンルだと思いませんか。 そんなわけで、今日は最近出会ったお気に入りの書評本、高山なおみさんの『本と体』を紹介したい
どうも、tamaminaoです。 本日は、私より少しだけ年上の稲垣えみ子さんの著書、『老後とピアノ』を紹介したいと思います。「来た! 私のための1冊!」と叫びましたよ。 リンク 私事で恐縮ですが、中学生までピアノを習っていました。当時は弟二人も一緒に習っていましたが、練習嫌いな彼らは早々にドロップアウト。私一人がずぶずぶにピアノにはまり、休みの日は朝から晩まで弾いても飽きず、「ピアノは自分にとって第2の言語」と思うくらい入れ込んでいました。 ところが、中1のときに大きな病気をして入院。学校にも通えず、ピアノもやめることになりました。以来、私の中ではずっとピアノへの片思いが続いています。 できることならまた弾きたい、習いたい。そんなわけで、この本を知った時は、すぐに手に取りました。 「ピアノの本か。じゃぁ、関係ないや、と思った方! ちょっとお待ちください。1965年生まれの著者(現在57歳で
どうも、tamaminaoです。 気づいたらブログの更新が2カ月ほど止まっていました。 定期的に書いているときは、それが日々の時間に組み込まれているので、「今週書いていない」と意識に上がってきます。しかし、書かないことが習慣化されると…これまで「書く」ことに使っていたはずの時間は、いつの間にか仕事や家事や読書やAmazonプライム鑑賞の時間に取って代わられ、気付いたときには2カ月更新していない、そんな状況になり果てます。 例えるなら、その棚はお気に入りの漫画専用の場所だった。しかし、ちょっと漫画に飽きてしまい、他の気になる本や雑貨を置き始めたら、どんどんそちらが侵食してきて、いつの間にか漫画は部屋の隅っこへ…。さて、ここで考えるわけです。再びその棚を漫画専用に戻すか、それとも、漫画はもう自分の中で終わったのだと割り切るか。漫画に一段低い棚を用意する、増えてきた他の本と混ぜる、そんなこともで
どうも、tamaminaoです。 昔から「悩み相談」コーナーが大好きです。特に新聞の相談欄がお気に入りで、朝新聞を開くと一番最初に読んでしまいます。 朝日新聞を購読していたときは「悩みのるつぼ」、読売新聞では「人生案内」。時間がないときも、この欄だけは欠かさず読んでいます。 相談内容は軽めのものから、人生を揺るがす深刻なものまでさまざまなわけですが、華は、何といっても回答者がどう答えるか! 回答者は定期的に入れ替わるのですが、これほどにご本人の性格や生き方がにじみ出る文章ってないな、と思うんです。 最近の読売新聞「人生案内」で好きだった回答者は最相葉月さん。ばさっとぶった切る系の答えが痛快でした。逆に、この人には相談したくないな、って思ったのは、失礼ながら出久根達郎さん。 そもそもの立脚点が何となくずれていて…えっ、そこ?みたいな回答が多かった気がします。 好きな作家さんだったのですが、悩
どうも、tamaminaoです。 売れている本は、仕事柄もあり、できる限り読みたいと思っているのですが、燃え殻さんの『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社)は、何となく手を出さずにいました。 ベストセラー&映画化という華々しい1冊なのに。いや、華々しい1冊だからこそ、先入観が邪魔をして…「こういうのはいいかな」って思っていたところがあります。 しかし、ひょんなことから、燃え殻さんのお悩み相談を読む機会があり、そしたらこれがものすごく面白くて! 俄然興味が沸騰。で、ついに読んだわけなんです、『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社)を。 リンク リンク 音楽を聞き終えたかのような読後感 90年代サブカルチャーがこれでもかと描かれる 「エモい」という意味が体感できる小説です ナルシシズムに行き過ぎない絶妙な立ち位置 美術制作という裏方の仕事をしているからこそ 今後の作品も追いかけ
どうも、tamaminaoです。 何と!3日連続更新できそうです。えっ? 1年ちょいやってきて初めて? ええ、そうかも知れないです。ちなみに明後日5日はもう仕事始まり。早すぎる!!( ;∀;) 会社への行き方すらきれいさっぱり忘れるくらい、今日明日を狂ったように楽しまないと気が済まん!! そんな気分です。 さて、昨年ナンバー1の買い物はKindlePaperwhiteだった、という話しを昨日のブログに書きました。 tamaminao.info しかし! 今日紹介する本は、是非!紙の本で購入してほしい1冊なんです!! 福井県立図書館の司書さんよる『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』(講談社)です。 リンク 図書館のレファレンスサービスとは 皆さん、レファレンスサービスって知っていますか? こちらの本の説明を借りますと「利用者が探している“情報”にたどりつけるよう司書がお手伝いをするこ
どうも、tamaminaoです。 昨日のブログで、「ブログは短い時間(2時間以内)で書く」を今年の目標として宣言しました。そして、今日は早速の2日目更新なのですが、行けるのか? 書けるのか? 2時間以内で!? tamaminao.info とりあえず時間のことはさておき、 今日は既に過ぎ去りし2021年に「買ってよかった」ものをご紹介します。もう、これ、これしかありません!! 数年越しで悩んでいたけれど、ついに購入しました、Kindle Paperwhite様です! Σ(゚∀゚ノ)ノキャー パチパチパチ👏👏👏👏 リンク 「Kindle Paperwhite」とは 聞いたことあるけど、詳しくは知らない、と言う方のために説明しますと、「Kindle Paperwhite」とはKindleストアから購入・ダウンロードした電子書籍を読むためのリーダーのこと。 現在は 『Kindle』 『K
明けましておめでとうございます。 いよいよ2022年の始まりですね。 どうぞ今年も1年よろしくお願いいたします。 昨年後半からはなかなかブログの更新ができずにいて、今後どうしていこうかな…と考えることもありました。 辞める、と言う選択肢も浮かんだことはありますが、せっかく1年ちょっと続けてきたのにそれは勿体ない。でも、今のままだと、ブログの更新になかなかの「負担感」がある状態です。 なぜなのかな、って分析してみたところ、要因の大半は、 ブログを書くのに時間がとられ過ぎる! これに尽きました。 なぜブログに時間がかかるのか 皆さんは、一つの記事を仕上げるのにどのくらいの時間をかけていますか? 私は、平均すると3~4時間程度も費やしちゃってます。 特に読書ブログを書く場合、ああでもないこうでもないと記事をこねくり回し、気づくと半日が過ぎていることもΣ(゚∀゚ノ)ノキャー。 趣味だと思えば、時間
どうも、tamaminaoです。 ブログが3週間ほど空いてしまいました。最低週1でアップしたいと思うものの、なかなか時間が取れず…。皆さんのところにも読みに行けていず、申し訳ありません。 ちょっときっかけがあり、現在、お金関係の整理整頓に力を入れていて、FPの方にライフプランもお願いしています。65歳以上の老後資金がどの程度になるのか等もいったん整理しようかな、と。面白い話が書けるようなら、いずれブログで紹介できたらと思っています。 そんなわけで、日々忙しく過ぎているのですが、お昼休みや寝る前や、唯一の気晴らしはやっぱり読書(;´∀`) 心が癒しを求めるのか、主に小説ばかり2日に1冊ペースで読んでいます 今日は私の好きな作家、吉川トリコさんの『東京ネバーランド』をご紹介します。 リンク 『東京ネバーランド』(吉川トリコ) つかみどころのない不思議な男、波多野一人(通称ヒトリ)が主人公。ある
どうも、tamaminaoです。 先日朝井リョウさんの小説『何者』(新潮社)の感想を書きました。大学生の就活をテーマにした小説で非常に面白かったので、早速、続編の『何様』(新潮社)も読んでみることに。今日はそちらの感想を書いてみたいと思います。 tamaminao.info リンク リンク オムニバス小説『何様』 『何様』は6つの短編からなるオムニバス小説で、『何者』の登場人物たちの前日談、後日談が描かれています。 様々な登場人物が登場し、テーマも短編ごとに違うので、本一冊としては少しまとまらない印象も受けますが、ラストの表題作「何様」が非常に心に残りました。 リンク 「人を選ぶ側」の葛藤 短編「何様」の主人公は松居克弘という新入社員です。『何者』の中で、主人公の二宮拓人と一緒に集団面接を受けていた一人。拓人はその面接に落ち、克弘は無事合格して入社に至っています。彼が入社したのは設立17年
どうも、 tamaminaoです。今日も音声入力と手入力の合わせ技で書いています。 ブログをやっている皆さんは、かなりの確率で、SNSをやられているのではないかと思います。私自身も、仕事上でTwitter、Instagram、Facebookのアカウントを持っていますが、実はプライベートではあえてアカウントを作っていません。きっと珍しいタイプでしょう。 本日紹介する朝井リョウさんの『何者』はSNSとの付き合い方を考えさせられる小説です。 リンク 朝井リョウ『何者』の粗筋 主人公の二宮拓人は、同じ大学に通う神谷光太郎とルームシェアをしています。拓人は光太郎の元カノ田名部瑞月に密かに想いを寄せているのですが、ある日偶然、瑞月の友人・小早川里香が、同じアパートの上階に住んでいることを知ります。里香は、恋人の宮本隆良と同棲中でした。 拓人・光太郎・瑞月・里香・隆良の5人には、同じ大学の5年生で就職
どうも、tamaminaoです。 皆さん、永遠の命や若さがほしい、って思ったことありませんか? 実は先日ついに51歳を迎え、「お誕生日おめでとう」と祝われることに…あんまめでたくねぇな、などと卑屈な思いを抱えるようになりました。 もうこのあたりで止まりたい、などとも考えてしまいます。 まぁしかし、自分一人が永遠の命や若さを持つということは、多くの大切な人たちを失い見送っていく役回りになるわけで、それを考えると、順当に年を取ってこの世から消えていくことがやっぱり幸せのカタチなのかなと思ったりもするわけです。 ということで(どういうこと?)、本日紹介したいのは、最近の一押し漫画『葬送のフリーレン』なんですよ!!! リンク リンク 勇者一行の「その後の物語」 魔王を倒しにいく勇者一行の物語、というと、今や一つのステレオタイプになっており、ゲームや漫画にあふれている設定かと思います。『葬送のフリー
どうも、tamaminaoです。 藤井聡太五冠の登場以来、将棋界が盛り上がっていますね! 私自身は10年ほど前からいわゆる「観る将」(みるしょう)です。 初めて聞いた、と言う方のために説明すると、「見る将」とは、プロ棋士などの対局を観戦して楽しむ将棋ファンのこと。 自分の場合は、もっぱらABEMAで対局を観戦しています。 tamaminao.info さて、そんな自分は、将棋漫画も大好き!!! 対局とはまた違った醍醐味があります。中でも『3月のライオン』(羽海野チカ)が激推しで、もちろん全巻持っていますが、本日は最新刊の16巻をご紹介したいと思います。 リンク 将棋漫画が抱えるジレンマ 読んだことのない方のために、ざっくり荒筋を説明します。 主人公の桐山零は、幼い頃交通事故で家族を失い、父の友人である棋士の幸田に内弟子として引き取られます。15歳でプロ棋士になるものの、才能で桐山に叶うこと
どうも、tamaminaoです。 ようやく緊急事態宣言があけましたね。私はいつも通り近所の本屋に出かけ、後は家の中でまったり読書をして過ごしました。相変わらずのインドア派です。 今日は本日読了した『くらやみガールズトーク』朱野帰子(角川書店)を紹介したいと思います。朱野帰子(あけのかえるこ)さんといえば、ドラマ化された『わたし、定時で帰ります。』が有名。こちらのタイトルで、「ああ」となる方も多いかも知れません。 リンク リンク 『くらやみガールズトーク』は8つのお話が入った短編集。女子の生きにくさをシュールに描いた作品が多いのですが、ものすごく気に入った一遍「変わるために死にゆくあなたへ」を紹介したいと思います。 制服は顔の良し悪しを際立たせるアイテム 主人公の陽菜(ひな)は、「年寄りのような下がり眉。吊り上がった細い目。寝不足でもないのに、腫れぼったいまぶた。芝生みたいに短い睫毛。ダンゴ
どうも、tamaminaoです。 家の中の本溜まりが激しく、部屋が荒れています。そのため「ハードカバーは図書館で借りる」という掟を自分に課していたのですが、新しい本はなかなか来ないし、自分の読みたい本が入るとも限らない。結局は今回も読みたい欲に負けて購入してしまいました。私の好きな作家、吉川トリコさんの『余命一年、男をかう』(講談社)です。 リンク 節約とお金を貯めることが趣味のアラフォー主人公 40歳独身の主人公片倉唯は、節約とお金を貯めることが趣味。1日の終わりに資産管理アプリで資産総額を確認することが生きがいです。 毎日地味な茶色のお弁当を持って出勤し、外食や飲み会、旅行、おしゃれ、に時間やお金を遣うことは皆無。会社では「貧乏くさい節約飯を持参する行き遅れの可哀そうな女子事務員」とみなされ、同じ40代の同僚(既婚)からは「何が楽しくて生きてるの?」と言われています。 ご祝儀を払いたく
どうも、tamaminaoです。 少し前に中学生の恋愛事情と足毛事情について記事をアップしました。今回はその続編なので、よろしければ、下記記事も読んでいただけると嬉しいです。 tamaminao.info うちの息子は現在中学3年生。思春期まっただ中なのですが、足の毛のことを気にしています。「みんなツルツルだ」という息子の発言が信じられず、「男子は剃らなくてもいい」と古臭い返しをしていた私(50代)なのですが、上記記事で皆様が書いてくれたコメントを読んで、もう本当に目からうろこ。 男子も毛の処理をする時代なんだ!!!! 息子が言っていた「みんなツルツルだから」は誇張じゃなかった!!!! そんな真実を50代母、初めて知ったわけです。 どのグッズを使いたいか息子と相談 時代に少しだけ追いついた母は、息子に、謝りました。 そして、みなさんが教えてくれた処理グッズを提示して、「どれ試してみたい?」
どうも、tamaminaoです。 コロナ禍の昨今、業績が悪化している業種は少なくないと思います。皆さんの会社はいかがでしょうか。そう、タイトル通りなのですが、私の勤務先は、2年連続でボーナスがカットになりました。全額です、全額カットですよ? つぶれる、の・か・い? 声にならないそんな思いが会社中に漂い、見切りをつけて退職していくスタッフもいます。正直、自分の心も揺れ動いています。 ただ、現在自分は50歳。今の年で退職したところで、次の仕事など見つかるのか。それが何より不安です。ボーナスカット後、さらに業績が悪化していけば次は給与カットとなるわけで、どこまで耐え忍んでここに居続けるか、その判断も非常に難しい。 コロナの収束は後どのくらい? 「コロナはあと1年で収束します。2年後には業績復活しますんで、そこまでの辛抱ですから!」なんて期限が決まっていればいいですが、そんなことはないわけです。2
どうも、tamaminaoです。 週末はブログを書くことにしているのですが、気づいたら2週間空いてしまいました。理由は体調不良。先週の土日はゴロゴロと寝て過ごしたわけなのですが、ここ1年、体調を崩すたびに感じるのは… ついに! コロナに感染したか!? という恐怖。 「心インフル」ならぬ「心コロナ」 昔、職場でインフルエンザが大流行した時に、「おれ、うつったかも(-_-;) なんか身体がだるい気がする」って言いだし、結局うつってなくて、「心インフル」って陰であだなをつけられた男子がいました。今となっては、ものっすっごい気持ちが分かります。 心コロナ 今まさに、私がその状態です。 「念のため」で家族と隔離 身体が弱く、ちょっとしたことですぐ体調をくずす私。疲れだったり風邪気味だったり、更年期的症状だったり、持病となっている胃腸炎だったり。その時々で体調をくずす理由があるわけなのですが、 このご
どうも、tamaminaoです。 私の勤務先は入れ替わりの激しい会社です。最近また新しい方が入社したのですが、なかなかに私の注目をひく女性です。彼女の名前を仮にK子さんとします。 K子さんは、40代後半で私よりいくつか年下程度なのですが、「えっ、まだ男受け狙ってんの?」という声音を、同年代、もしくは上の男性たちにたいして繰り出すツワモノです。 「やっだーん」 とか。 「えっ、だめーん」 とか。 先日のある男性への一言は、特に私の背中、いや、全身をかゆがらせました。 定年間近のオジサンで、ウザ絡み的な対応をしてくる、ちょっと面倒くさい人がいるんです。決して嫌な人ではないのですが、話も長くしつこいため、若い女子たちからは特に敬遠されています。このオジサンとK子さんが長らく立ち話をしているので、あれ、絡まれているかなと思ったスタッフが、「K子さん、大丈夫? しつこくされてません?」とジョークを交
どうも、tamaminaoです。 昨日今日は読書三昧でした。前から読んでいたノンフィクションを読み終わり、さらに小説2冊が読めて大満足(;^_^A 今日は、特にめちゃめちゃ私好みだった、辻村深月さんの『オーダーメイド殺人クラブ』(集英社)をご紹介したいと思います。 リンク 人の死に惹かれる主人公アン 主人公はバスケ部に所属し、クラスの上位グループにいる中学2年生の小林アン。母譲りの容姿で男子からモテ、女子から大人気のイケメン男子とつきあっていたこともあります。校内ではいわゆる「リア充」と認識されていますが、実は母親の存在や学校での人間関係にいら立ちと絶望感を感じています。 そんな彼女には、自殺や殺人など人の死に関することにたまらなく魅力を感じる、という秘密がありました。日々新聞から同年代の殺人や自殺の記事を切り取り、机の引き出しに大切に収集しています。 ある日、同じクラスの徳川勝利という男
どうも、tamaminaoです。 ついにお盆休みのラストデイがきてしまいました。キャー。 明日から仕事だなんて嫌なこった…と思いながらも、既にいそいそとカバン準備したり早めにお風呂入ったりしちゃうんですよね。習性、とは恐ろしいものです。 お盆中は結構色々本が読めたのですが、今日はその中の1冊、『すぐ死ぬんだから』内館牧子(講談社)を紹介します。 リンク リンク ブログ仲間のマリベル (id:mariebelle)さんの書評を読んでズキュンと来て、読み始めた1冊です! 読み終わって分かったのですが、ネタバレなしで書くのが実に難しい本なのです(-_-;) マリベル (id:mariebelle)さんは「言っちゃダメ」な部分は一切言わずに、この本の面白さを的確に伝えていて…とても素敵です。ぜひ皆様ご一読を! mabelle.life マリベルさんの書評と、粗筋部分など重なってしまうところもあるの
どうも、tamaoinaoです。 皆さんの中で、「将来アイドルになりたい」という夢を抱いたことのある方、いらっしゃいますか。私自身は子供時代から中2病を患う思春期に至るまで、未来の選択肢の中に、アイドルという存在が入ってきたことは一度もありませんでした。 今回読んだ『アイドル、やめました。AKB48のセカンドキャリア』大木亜希子(宝島社)という本は、アイドルを目指したものの、「将来が不安」「人気が出ない」「学業と両立できない」等々の理由からアイドル業を引退し、他の職業へと「転職」した元アイドルたちを取材したもの。 リンク 面白いのは、著者である大木亜希子さん自身も元アイドルだということ。秋元康プロデュースのSDN48のメンバーとして活動していたものの「一斉に卒業」となり、その後は芸能活動だけで生きていくことは難しく、WEBメディアのライターという職種で就職しました。現在はフリーライターとし
どうも、tamaminaoです。 突然ですが、女子の皆さん、女性同士の関係って大変だなぁって思ったことはありませんか? 『女子の国はいつも内戦』辛酸なめ子(河出書房新社 )という本もありますが、女子って、同性で嫌いなタイプが、はっきりくっきりあったりしますよね… リンク 修学旅行の班決め~男子はくじ引き! 先日、息子たちが修学旅行に向けて班決めを行ったのですが、男子の班決めシステムはなんとくじ引き! 引いた数字の班に自動的に決まる、というもので、「えっ!いいの、それで」と私はびっくりしました。だって、苦手な相手と一緒になったら最悪じゃないですか。しかし息子は、「えっ、別に。班なんか、誰とでもいいし」といたってクール。女子同士の派閥や内戦を50年サバイバルしてきた自分には信じられない答えでした。 担任によると、「男子同志は、よくも悪くもつながりがゆるいですね。そのときどきで誰かとつるむ感じで
どうもtamaminaoです。 このところ、息子世代の恋愛や男子の生きざまで色々考えさせられることがあり、今日はその話を書いてみたいと思います。 今どきの恋愛は女子主導 うちの息子は中3です。思春期です。お年頃です。 誰と誰がつきあった、とか、別れた、とか毎日そんな話ばかりしています。 カップルは1学年に常に7~8組はいるそうで、 初カレどころか、「6人目の彼氏です💛」という猛者もいるのだとか。大体のケースで、告白や申し込みは女子から。別れも女子から(;^ω^) すべて女子先導。 しかも女子から申しこまれて断る男子はほぼいないらしく、 先日男子の親たちの間で、「いやぁ……女子ほど頭がまわらないからね…とりあえず、Yes、なんだろうね(;'∀')」という話題になりました。 息子の幼馴染の男子も、つい最近初めて女子から告白され、とりあえず「はい」でおつきあいなるものを始め、言われるがままに一
どうもtamaminaoです。 連休に入りましたね。皆さん、いかがお過ごしでしょう。 私は初日から持ち帰り仕事があり、午後の時間はずっとパソコン前でした。結構な長文を書いたため、1週間ほど前から悪化している腰痛が疼いていますが…結局続いてブログに向かってしまいました。 地獄の沙汰も「金」(かね)次第 突然ですが、最近、「お金」←ずばりマネー のことばかり考えています。基本的に私はあまり「お金」を使わないタイプの人間ですが、性根のところでは、ずっぽり「金」に埋もれ切った生活をしてみたいと夢見ています(わぁ、最低)。 しかしながら一方で、「金」のことばかり考えるから「金」にとらわれるんだ、「金」「金」言わない生活、という方向性もあるんじゃないか、と考える自分もいるわけです。 そんなわけで、ここしばらくは「お金」を使わない生活に注目。主に日本で、お金を使わずに生きる方々のルポタージュを読んでおり
どうも、tamamionaoです。 先日、ブログ仲間のAKI (id:aki800)さんが、『読みたいことを書けばいい。』田中泰延(ダイヤモンド社)という本を紹介されていました。ブログを書いている人間なら「うん、分かる、分かる!」と共感することの多い考えさせられる内容なので、ぜひみなさんAKI (id:aki800)さんのブログをご一読ください!! AkIさん、紹介させて頂きます💦 ありがとうございます! hajimarikokokara.hatenadiary.com AKIさんの文章に惹かれて、『読みたいことを書けばいい。』に興味を持った私なのですが、「tamaminaoさんならこの本の面白さをわかって頂けそう」とのコメントを頂き、さらに関心度がアップ。その後図書館に行って、まずはぶらぶらと書棚を眺めていたところ、書棚に偶然この本を見つけまして!! これから検索しようと思っていたのに
どうも、tamaminaoです。 昔から図書館が大好きです。 広々とした空間に整然と並ぶ書棚。その書棚にずらりと背を向けて、中身を隠しているのに、実は手に取られるのを待っている本たち。何てツンデレ……。うっとりと眺めながら「今日借りる本」を探します。 借りる点数に制限があるところがまたいいんです。こんなに大量の本の中から10冊ですよ?(うちの近隣は1枚のカードで10冊までです) もう、どうする? 今日はどれにする!? 毎回そんな心のもだえを抱えながら、1冊抜いては眺め、戻し、場所を変えてはまた1冊抜いて戻し。 分からない人から見たらHENTAIのようかも知れないですが、捜し歩く時間もまた至福。10冊選びぬくのに1時間とか2時間とかかけちゃいます。ええ、合コン行って(もう長らく行ってないですが(-_-;)←遠い目)男子を探すより、楽しいです。 で、10人、10冊選び抜いたら、ここから本番です
どうも、tamaminaoです。 昔から、短編小説(いわゆる「ショートショート」)が大好きです。古くは小松左京や星新一。またショートショートと読んでよいのか微妙ですが、川端康成の『掌の小説』なんかも好みでした。 小松左京短編集 大森望セレクション【電子書籍】[ 小松 左京 ] 価格: 990 円楽天で詳細を見る 小松左京短編集 東浩紀セレクション【電子書籍】[ 小松 左京 ] 価格: 990 円楽天で詳細を見る ボッコちゃん (新潮文庫 ほー4-1 新潮文庫) [ 星 新一 ] 価格: 693 円楽天で詳細を見る [rakuten:book:10096014:detail] ショートショートの定義とは そもそも「ショートショート」の明確な定義ってあるのでしょうか。 ググってみたのですが、「小説の中でも特に短い作品」「短くて不思議な小説」くらいのくくりのよう。ショートショートをうたう文学賞な
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