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  • 3大○○の象徴と思われているがそうじゃないもの 1/2

    ファミマ入店音ファミリーマートに入った時になるメロディはファミマ特製のものではなくて、パナソニック/ナショナルが1982年から作っている赤外線入店センサー、メロディサインシリーズ。 EC5117/EC5227/EC5347型。一番安いのは4000円。 JR東日本の駅時計東京などJR東日本の駅には緑の文字盤の時計が吊るされていて、JR東のコーポレートカラーの緑の特注品に見える。 しかしこれはSEIKOの親子時計(駅や工場など時間狂いが許されない箇所に使われるシステムで、正確な親時計が30秒or1分毎に指令を出して子時計が運針する)のうち、バックライトがなくても視認できる蛍光塗料を使った商品で特注ではない。つまりは目覚まし時計が緑なのと同じ。 無印良品の駅の時計無印の横長で四角い「駅の時計」は国鉄ものと誤認されがち。だが国鉄は秒が刻まれた時計を採用していたので間違い。 目盛りが分刻みのあのデザ

      3大○○の象徴と思われているがそうじゃないもの 1/2
    • 日本のアニメに描かれるロシア人

      日本のアニメで描かれるロシアの登場人物は長い間、実際とは異なるステレオタイプ(とはいえ、西側諸国の人々が抱くステレオタイプとは違っているが)に基づくものであった。しかし、ここ20年は、紋切り型のロシアのイメージを超えたものになってきている。 謎の国ロシアは一風変わったストーリーや派手な画風、風刺的作風を特徴とする日本のアニメの作家、監督、脚本家たちにとって、ぴったりの研究ネタである。 西側の人々にとってロシア人は、厳格で、ウォッカとボルシチが大好きで、寒さに強いというイメージである。では、日本のアニメの中で、ロシアのルーツを持つ登場人物は一体どのように描かれているのだろうか? ヒーローとしてのロシア  アニメの中に登場するロシアの登場人物のイメージの真髄といえば、国擬人化歴史コメディ漫画「Axis Powers ヘタリア」(2009)でロシアとして描かれるイワン・ブラギンスキーだろう。シリ

        日本のアニメに描かれるロシア人
      • 自殺攻撃のおかげで勝利した戦いって史実で存在したのかどうか気になる 気..

        自殺攻撃のおかげで勝利した戦いって史実で存在したのかどうか気になる 気になるので軽くググったがすぐには見つからなさそうだ ここでいう自殺攻撃というのはいわゆるカミカゼをイメージしている 一兵士の独断による英雄的自己犠牲的自殺攻撃ではなく 組織的に行われた自殺攻撃 「戦列歩兵とか?」 戦列歩兵……マスケット銃を担いで隊列を組んで前進するアレね 何割かは撃たれて脱落することは承知の戦術なので、まあ自殺的とも言えるかもしれない ちょっとイメージとは違うんだが、当時の価値観なんかを調べるのは参考になるかもしれないな 自殺攻撃が成果を挙げてしまった国はどのような価値観を持つにいたるのか←究極的にこれを知りたいので 絶対先行研究があるはずなんだが、検索ワードを選定しないと資料の海に溺れる予感が強い 「捨て奸とか?」 薩摩の死ぬこと前提の足止め戦術ね うーーーーーん、これは組織的なのか?自殺攻撃的ではあ

          自殺攻撃のおかげで勝利した戦いって史実で存在したのかどうか気になる 気..
        • 歴史のトンデモ論で打線組んでみた

          1 捕.ホロコースト否定論 2 一.江戸しぐさ 3 右.南京大虐殺否定 4 中.原爆神話 5 三.アイヌ否定論 6 遊.東京裁判史観 7 二.アジア解放 8 左.明治維新非難 9 投.白人至上主義 控え ・日ユダヤ同祖論 ・昭和天皇が戦争を引き起こした論 ・大正天皇知的障害者論 解説 ・ホロコースト否定論 ホロコーストはねつ造であるという言わずと知れた世界的に有名なトンデモ論。ちなみに国によっては否定するとこの論を唱えると逮捕されるので要注意。できれば他のトンデモ説もこれと同様に法律で取り締まってもらいたいものである。 ・江戸しぐさ 江戸時代には傘かしげ(傘を指したまますれ違うときには傘を傾ける)、時泥棒(アポなし訪問、約束の5分前に到着しなければ死罪)などのマナーが普及していたが、明治政府の虐殺により失われてしまったというトンデモ論。これの恐ろしいところは小学校の道徳の教科書で取り上げら

            歴史のトンデモ論で打線組んでみた
          • ウクライナ「義勇兵」を各国がスルーする理由――「自国民の安全」だけか?(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            ウクライナ政府は世界に向けて、ロシアと戦う「義勇兵」を募っているが、各国政府はこれに慎重な姿勢を崩さない。ウクライナには2014年以降、すでに「義勇兵」が数多く集まっていたが、戦争犯罪や人種差別といった問題が指摘されてきた。各国政府には、「義勇兵」として実戦経験を積んだ者が帰国した場合、自国にとって逆にリスクになるという懸念があるとみられる。 ウクライナ政府が「義勇兵」を呼びかけているのに対して、どの国の政府もうやむやの反応が目立つ。そこには「自国民の安全」という表向きの理由以外にも、「義勇兵」が逆に自国の安全を脅かしかねないことへの懸念がある。 「義勇兵」呼びかけへの警戒 ロシアによる侵攻に対抗して、ウクライナ政府は外国から「義勇兵」をリクルートしている。ゼレンスキー大統領は「これは…民主主義に対する、基本的人権に対する…戦争の始まりである…世界を守るために戦おうという者は、誰でもウクラ

              ウクライナ「義勇兵」を各国がスルーする理由――「自国民の安全」だけか?(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 今回のG7サミットでは難しい交渉や無茶な実務を任された官僚がたくさんいたんだろうなと思うと胃が痛くなるサラリーマンも多いのではないか

              ボヘカラ @BOHE_BABE 原爆資料館訪問に否定的だった米国大統領を説得したが見学内容は明かさないバランスの調整や、ウクライナ大統領をブッキングするスタッフの交渉とロジ、一方の英国首相はカープの靴下履いてお好み焼き焼く男芸者っぷりのG7見て、仕事のストレス思い出してヤラれてるサラリーマンが多数でウケる。 2023-05-20 17:21:18 ボヘカラ @BOHE_BABE 「そや、サミットの開催場所を広島にして、G7首脳を原爆資料館に招き、核の脅迫に苦しむゼレンスキーも呼べば、反核のメッセージにインパクト増して、元枢軸国の負債が軽減されるで」と作戦考えた人は凄い価値出したと思うが、実行するスタッフの調整・交渉・ロジは大変だ。 jiji.com/jc/article?k=2… 2023-05-21 00:17:14

                今回のG7サミットでは難しい交渉や無茶な実務を任された官僚がたくさんいたんだろうなと思うと胃が痛くなるサラリーマンも多いのではないか
              • 第一次世界大戦中にインターネットや携帯電話が発展し、高度な監視システムが構築されたIFのドイツを描き出す改変歴史SF──『NSA』 - 基本読書

                NSA 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:アンドレアス エシュバッハ早川書房Amazonこの『NSA』は、ドイツを代表するSF作家アンドレアス・エシュバッハが18年に発表した、ドイツが舞台の歴史改変SF小説である。歴史改変ものとは、「もし歴史のあの時点で結果がこうなっていたら?」といった実際の歴史と異なる仮定をおき、別の歴史を空想するジャンルのことだが、その舞台とされる歴史の分岐点にも人気の多寡がある。もっとも書かれてきたのは、おそらく第二次世界大戦時の話だろう。 たとえば、第二次世界大戦でもし大日本帝国、ドイツ、イタリアの枢軸国側が勝利したら……? は『高い城の男』や『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』など多くのSF作品で描き出されてきた。で、『NSA』も改変歴史SFで、大人気の第二次世界大戦期のドイツが舞台なのだが、題材的には先行作と比べても変わり種だ*1。 『NSA』が描き出して

                  第一次世界大戦中にインターネットや携帯電話が発展し、高度な監視システムが構築されたIFのドイツを描き出す改変歴史SF──『NSA』 - 基本読書
                • 『鬼滅の刃』などの大正時代を舞台にした物語のラストを見た後、どうしても避けられない強制イベント“第二次世界大戦”が頭をよぎり彼らの昭和10-20年代を考えてしまう

                  フィクションとはいえ救われるラストを見た後に、その後の時代背景を考えてしまうと色々な思いが駆け巡ります。 ユキカゼ@3/3a!松戸 @NAVY_ICHIHO 「はいからさんが通る」とか「鬼滅の刃」とか「大正野球娘。」とか、救われるラストを見た後、どうしても避けられない強制イベントである第二次世界大戦が頭をよぎって、彼ら彼女らの昭和10-20年代を考えてしまう 2020-11-08 09:33:47 リンク Wikipedia 第二次世界大戦 第二次世界大戦(だいにじせかいたいせん、独: Zweiter Weltkrieg、伊: Seconda Guerra Mondiale、英: World War II、略称WWⅡ)は、1939年から1945年までの6年間、ドイツ、日本、イタリアの日独伊三国同盟を中心とする枢軸国陣営と、イギリス、ソビエト連邦社会主義、アメリカなどの連合国陣営との間で戦わ

                    『鬼滅の刃』などの大正時代を舞台にした物語のラストを見た後、どうしても避けられない強制イベント“第二次世界大戦”が頭をよぎり彼らの昭和10-20年代を考えてしまう
                  • ヒトラーが台頭した時代と酷似する現代、その本当の恐ろしさとは

                    せいだんしゃ/紙媒体、WEBメディアの企画、編集、原稿執筆などを手がける編集プロダクション。特徴はオフィスに猫が4匹いること。http://seidansha.com ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 SNSを駆使して過激発言を連発するトランプ大統領がなぜ大衆を引きつけるのか。ヒトラーについて現代人は学ぶ必要がある Photo:AFP/JIJI 前東京都知事の舛添要一氏が『ヒトラーの正体』 (小学館新書)を出版した。自身の経験も織り交ぜながら、明快な文章で独裁者ヒトラーの実像に迫る入門書だ。長年にわたりヒトラーを研究し続けてきた舛添要一氏に、なぜヒトラーについて知ら

                      ヒトラーが台頭した時代と酷似する現代、その本当の恐ろしさとは
                    • れいわ山本代表が主張する「旧敵国条項があるから反撃能力を持つことはできない」は本当か(田上嘉一) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                      れいわ新選組の山本太郎代表が、国連憲章において、いわゆる「旧敵国条項」があることを理由として、日本が反撃能力を保有することは現実的ではないといった趣旨のツイートをし、またテレビの報道番組等でも同趣旨の発言をしています。 またれいわ新選組のHPに掲載されている政策においても同様のことが記載されています。 日本は今こそ、専守防衛と徹底した平和外交によって周辺諸国との信頼醸成を強化し、北東アジアの平和と安定に寄与していくときです。 日本は国連憲章の「敵国条項」によって、敵基地攻撃能力や核配備など重武装は不可能です。 また、核抑止力が破綻したのがロシアによるウクライナ侵略でした。 唯一の戦争被爆国として、日本は、核兵器禁止条約を直ちに批准し、「核なき世界」の先頭に立つことにより地域の安定をリードしていきます。 引用元:https://reiwa-shinsengumi.com/sanin2022_

                        れいわ山本代表が主張する「旧敵国条項があるから反撃能力を持つことはできない」は本当か(田上嘉一) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                      • なぜ空からの大量虐殺が許されるのか『空爆の歴史』

                        無抵抗な人に向けて、殺傷力の高い武器で、一方的に攻撃する。される側は、男女・子ども関係なく、住んでいる場所を焼かれ、家族を殺され、命が奪われる。 空爆がそれだ。無防備の市民を、空から皆殺しにする。これほど残虐で、非人道的な行為はないだろう。 しかし、なぜか、空爆は「普通に」まかり通って来たように見える。市街地一帯、ひいては都市全体を火の海にするために実行されてきた。 非難や反対の声は挙がるものの、それにより空爆が制限されたり抑止されるかというと、そうはならない。 なぜ、空爆による大量虐殺が正当化されるのか? この疑問に応えたのが、『空爆の歴史』だ。 空からの植民地支配を振り出しに、ゲルニカ、重慶、ドレスデン、東京、広島、ラオス、コソヴォと続く空爆の歴史を辿りながら、空爆する側のロジックと、黙殺された抗議の両方を知ることができる。 空爆は戦争犯罪 もちろん、空爆による大量虐殺は、戦争犯罪だ。

                          なぜ空からの大量虐殺が許されるのか『空爆の歴史』
                        • nix in desertis:2023受験世界史悪問・難問・奇問集 その1(慶應大)

                          今年も無事に公開に至ることができた。3巻が好評発売中なので,過去の年度,特に早慶・国公立以外を見たい方はぜひお買い求めください(初手宣伝)。 <収録の基準と分類> 基準は例年と同じである。 出題ミス:どこをどうあがいても言い訳できない問題。解答不能,もしくは複数正解が認められるもの。 悪問:厳格に言えば出題ミスとみなしうる,国語的にしか解答が出せない問題。 → 歴史的知識及び一般常識から「明確に」判断を下せず,作問者の心情を読み取らせるものは,世界史の問題ではない上に現代文の試験としても悪問である。 奇問:出題の意図が見えない,ないし意図は見えるが空回りしている問題。主に,歴史的知識及び一般常識から解答が導き出せないもの。 難問:一応歴史の問題ではあるが,受験世界史の範囲を大きく逸脱し,一般の受験生には根拠ある解答がまったく不可能な問題。本記事で言及する「受験世界史の範囲」は,「山川の『用

                          • 石破茂さん「ウクライナ戦争」の即時停戦を求める伊勢崎賢治、田原総一朗、東郷和彦、和田春樹の集会に参加し多くの示唆を受ける

                            リンク 石破茂(いしばしげる)ブログ 国連のあり方など - 石破茂(いしばしげる)ブログ 石破 茂 です。 昨日は「ウクライナ戦争」の即時停戦を求める有識者の集会が議... 2 users 117 石破 茂 です。 昨日は「ウクライナ戦争」の即時停戦を求める有識者の集会が議員会館で開かれ、日ごろから敬愛する伊勢崎賢治・東京外大名誉教授からのお声がけもあり、参加して参りました。田原総一朗氏、東郷和彦・元外務省条約局長、和田春樹・東大名誉教授など錚々たる顔ぶれで、多くの示唆を受けました。「今日のウクライナは明日の台湾、台湾有事は日本有事」という相当に短絡的な議論の危うさを改めて感じたことでした。 台湾有事は日米安保条約第6条の「極東有事」ではあっても直ちに第5条の日本有事になるものではありませんが、朝鮮半島有事は朝鮮国連軍地位協定によってそのまま日本有事となる可能性のあるものです。勇ましい話ば

                              石破茂さん「ウクライナ戦争」の即時停戦を求める伊勢崎賢治、田原総一朗、東郷和彦、和田春樹の集会に参加し多くの示唆を受ける
                            • タイの王政と軍政 - やしお

                              最近タイのBLドラマが流行っていて、少し見たりするうちにタイに興味が湧いてきた。「タイの普通の生活」の(詳細かつコンパクトな)本を探したものの手ごろなものが無かったので、歴史と現在の政治状況を書いた新書を2冊読んだら面白かったので忘れないように自分なりに整理しておこうと思った。 仏教の国で王室への尊敬がすごくて時々クーデターが起こる、という漠然としたイメージしかなかった。つい最近、ハム太郎の替え歌で反政府デモが起こっているとかでも話題になったりした。流れを確認するとどうしてクーデターが起こるのか、どうして今反政府デモが起きているのか、といった文脈が見えてくる。 柿崎一郎『物語 タイの歴史』(2007年)はタイの通史を概観するもので、王朝以前の時代から2006年のクーデターでタクシン政権が崩壊するところまでを描いている。岩佐淳士『王室と不敬罪』(2018年)はタクシン政権崩壊に至る過程と、そ

                                タイの王政と軍政 - やしお
                              • 日本に必要なのは空虚な「反権力」ではなく、本当の敵「反空気」である 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.674|佐々木俊尚

                                日本に必要なのは空虚な「反権力」ではなく、本当の敵「反空気」である 〜〜「20世紀の神話」は今こそ終わらせるとき(第5回) 前世紀感覚の人はすぐに「権力が暴走する」「権力の乱用に歯止めをかけなければ」といったスローガンを言いたがります。しかしこの「権力の暴走」って、いったい何を指して言っているのでしょうか? 「権力の暴走」を言う人の根っ子にあるのは、たいていの場合は太平洋戦争でしょう。「軍部が暴走して無意味な戦争を引き起こした」みたいなステレオタイプな説明は、そこらじゅうに溢れてますからね。 しかしこの「軍部の暴走」って本当でしょうか? ひとつわかりやすい例を。伊丹十三さんのお父さんで、同じく映画監督だった伊丹万作が終戦の翌年に書いた有名な文章を引用しましょう。 「みんな、今度の戦争でだまされたと言ってる。みんなが口をそろえてる。でも私の知ってる限り、『おれがだました』って言ってる人はひと

                                  日本に必要なのは空虚な「反権力」ではなく、本当の敵「反空気」である 佐々木俊尚の未来地図レポート vol.674|佐々木俊尚
                                • 【2021年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                  今月は歴史専門書の数が多いです 2021年7月~9月の世界史関連新刊紹介です。 本記事はざっと流し読みをして気になる本をメモしていただくか、ブックマークして書店を訪れた際に見返すかして使っていただけるといいかと思います。 今回は50冊あります。目下の国際関係を反映してか、中国関係の書籍が非常に多いのが特徴です。それではどうぞ。 注目の新書・選書 新書・選書からは9冊。個人的な注目は『高地文明―「もう一つの四大文明」の発見』『書物と貨幣の五千年史』です。 1.『日韓関係史』 木宮 正史 著 岩波新書 2021/7/20 税込924円 日韓関係史 (岩波新書 新赤版 1886) 作者:木宮 正史 岩波書店 Amazon 日韓関係は、なぜここまで悪化してしまったのか。交流が増えるにつれて、日韓の相互理解は進むはずではなかったのか。――その謎を解明するため、本書は一九四五年から現在に至る歴史を、北

                                    【2021年9月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                  • 『ヘタリア』再始動を手放しで喜べない理由 « ハーバー・ビジネス・オンライン

                                    10月末、アニメ『ヘタリア World★Stars』が2021年春より「再始動」することが発表された。アニメ『ヘタリア』は、2009年から2015年にかけて合計6期がつくられており、2021年から始まるとされる新シリーズは、6年ぶり7期目となる。放映はいずれもネット配信を主としており、地上波では放映されていない。 アニメ『ヘタリア』は、日丸屋秀和による漫画『Axis powers ヘタリア』を原作としている。2006年に個人サイトのweb漫画として発信された同作は、2008年に商業化され、2014年以降は『ヘタリア World★Stars』が「少年ジャンプ+」において連載中である。 6期の放映から期間を置いてのアニメ新作の発表は、昔からのファンを活気づかせた。しかし同時に、このコンテンツを「再始動」させることに対する戸惑いや不安を表明するファンもいた。『ヘタリア』の評価は、ファンも含めて二

                                      『ヘタリア』再始動を手放しで喜べない理由 « ハーバー・ビジネス・オンライン
                                    • 機動戦士ガンダム 水星の魔女 感想 祝福が人を苦しめ、呪いが人を苦しめる、祝福が人を救い、呪いが人を救う

                                      毎週、楽しませてもらった! ガンダムブランドの土台にシェイクスピアの翻案を換装し、他者の認識と自我の確立・親離れ(親殺し)という普遍的な主題、さらにジェンダー・家・民族の不和などの今日的な課題が語られていく。舞台はトレンドのもので、設定はところどころミステリアスでホラブル、全24話にイベントが詰め込まれていて怒涛の展開と強烈な引きが続き、SNS意識のバズりネタまで取り入れていて非常にエネルギッシュだ。魅力的で議論のしがいがある話題作だった。 一方で「は?」と声に出してしまった、強引すぎてキャラの人格を無視したような展開、話の繋ぎが不自然な箇所、トーンの不統一でテンションが迷子になったことには文句を言いたい。 初めて見たガンダム、令和のガンダム ▲ 私はこの『機動戦士ガンダム 水星の魔女』を観るまでガンダム・フランチャイズに縁がなく、放映中に慌てて初代の『機動戦士ガンダム』の映画を観たくらい

                                        機動戦士ガンダム 水星の魔女 感想 祝福が人を苦しめ、呪いが人を苦しめる、祝福が人を救い、呪いが人を救う
                                      • 【2021年3月版】世界史関連の新刊50冊 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                        2020年12月〜2021年3月の世界史関連の新刊の紹介 恒例の世界史関連の新刊紹介です。 今回は安価な新書と高額な専門書が多めになっています。 こちらの記事ですが、特に全部読む必要はなく、ザッと中身を見たりブックマークしたりして、気になる本をメモするためにお使いください。個人的にも、書店に行ったときにこの記事を見返して探したりします。 今回は50冊あります。それではどうぞ。 1. 『太平天国』 菊池 秀明 著 岩波新書 2020/12/18 税抜860円 太平天国――皇帝なき中国の挫折 (岩波新書 新赤版 1862) 作者:菊池 秀明 発売日: 2020/12/19 メディア: 新書 「滅満興漢」を掲げて清朝打倒をめざし、皇帝制度を否定した太平天国。その鎮圧のために組織され、台頭する地方勢力の筆頭となった曽国藩の湘軍。血塗られた歴史をもたらした両者の戦いの詳細を丹念にたどり、中国近代化へ

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                                        • フランコ独裁体制下のスペインの歴史 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                          硬直したカトリック保守体制の正体 スペインは1975年まで軍人フランシス・フランコの長期独裁体制下にありました。 当時のスペインはカトリック信仰に基づいた保守的・家父長的な規範が推奨され、国が隅々まで国民を監視し行動や発言、表現に介入してくる極めて息苦しい国でした。スペインは現在は世界でもっともフェミニズム運動が盛んな国の一つなので隔世の感があります。 フランコ独裁体制のスペインの歴史と社会についてまとめていきます。 1. フランコ将軍の反共和国反乱 右派と左派の対立 1930年に成立したスペイン第二共和政では、基本的人権の保障と農地改革の実施が公約に掲げられました。特に農地改革は待ったなしと言われ、農民の悲願でした。 政府は労働者・農民保護のための様々な政策を打ちますが、一部の労働者・農民は政府の対応は生ぬるいとさらに急進的な方策を求め反乱を起こしたため国内の治安が悪化します。 治安の悪

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                                          • 第二次世界大戦時の「敵性民間人」強制収容 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                            Photo credit: Central Archive of the Republic of Karelia 世界中にあった民間人強制収容 第二次世界大戦中の強制収容所と言えば、ナチス・ドイツによるユダヤ人強制収容所がよく知られています。 ナチス・ドイツはユダヤ系住民を国内から追放しマダガスカルに移住させようと試みますが失敗に終わったため、強制収容所に送り込んだ上で根絶させる政策を実行しました。 このような特定の人種集団の絶滅を図るのは悪辣極まりなく、いくら糾弾してもし足りないほどです。 一方で、枢軸国のみならず連合側の国にも強制収容所はあり、自国内の「敵性国民」が敵国と通じて攪乱や暴動、スパイ活動を行うことを防ぐため、有無を言わさず強制的に送り込まれるケースが多くありました。 1. 日系アメリカ人強制収容 社会の根強い人種差別が反映された政策 アメリカにおける日系人・日本人移民に対す

                                              第二次世界大戦時の「敵性民間人」強制収容 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                            • 電子レンジの歴史 ‐軍事用レーダーからキッチン家電へ- - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                              「20世紀のキッチン革命」電子レンジの歴史 電子レンジが家にない人はそういないと思います。 料理はしない人も買ってきたお惣菜やお弁当を温めることはあるはずで、シンクやコンロよりも電子レンジを使う機会のほうが多い、という人もいるのではないかと思います。 電子レンジが発明されたのは1945年のことです。第二次世界大戦期のレーダー技術開発の副産物として生まれた電子レンジは、20世紀のキッチンに革命を起こした偉大な発明となりました。 1. 高周波電界で食材を温めるアイデア 火を使わないのに、電子レンジの中に置いておくだけで食べ物がホカホカにあったまるのは、とても不思議な現象に思えます。 原理を簡単に説明すると、マグネトロンという真空管の一種から発せられるマイクロ波が食材中の極性を持つ水分子にエネルギーを与えて振動させて熱を発することにより、食材を温めるというものです。水分を含むものであればなんでも

                                                電子レンジの歴史 ‐軍事用レーダーからキッチン家電へ- - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                              • トマス・ピンチョン「『1984年』への道:オーウェル『1984年』序文」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

                                                Executive Summary トマス・ピンチョンによるオーウェル『1984年』への2003序文。本書が単なる反ソ反共小説ではない。オーウェル自身、立派な左派社会主義者ではあった。だが彼は、制度化された社会主義が己の権力にばかりこだわり、スターリニズムに目を閉ざし、むしろ肯定するのに絶望していた。本書の批判は、そうした社会主義が己の権力温存のために使う手段の戯画化である。世界分割はヴェルサイユ講和会議や第二次大戦後の戦後体制の戯画化でもある。本書の批判はもちろん、現在のネット監視社会の予兆めいた部分もある。その一方で、宗教的な狂信は登場せず、反ユダヤ主義的な面もほとんどない。オーウェルは、本書で底辺労働者に希望を寄せている。そして最後に、ニュースピークについての過去形の論説を載せることで、ビッグ・ブラザー支配がいずれ倒れることを予見しているのかもしれない。彼は一般人の人間性、親子愛など

                                                  トマス・ピンチョン「『1984年』への道:オーウェル『1984年』序文」 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
                                                • 1942年ナチスがカナダを占領した「もしもの日」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                  もしもナチス・ドイツがカナダの町を占領したら 新型コロナウイルスの世界的流行は、各地で悲劇や混乱を引き起こしていますが、一方で平時はとてもできない社会実験が行えているという側面もあります。 同じように、平時にはとてもできない実験が第二次世界大戦中という戦時に行われていました。実験というよりはショック療法やドッキリといった方が正しくはあるのですが。 1. ウィニペグ市民への「ショック療法」 1939年9月にナチス・ドイツがポーランドに侵攻して欧州戦が始まり、1941年12月に日本が真珠湾攻撃をして太平洋戦が始まり、戦禍が世界中に拡大しました。 序盤は枢軸国が有利で、特に1941年はドイツ軍がギリシャやリビアで優位に戦いを進め、ソ連への電撃的な侵攻を開始し、日本軍はシンガポールやマニラ、ジャカルタといった東南アジアの主要都市を次々と陥落させていきました。 アメリカやイギリス、フランス、ソ連を中

                                                    1942年ナチスがカナダを占領した「もしもの日」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                  • 『進撃の巨人』の被差別収容者を象徴する腕章グッズが批判され、販売中止を決定したとのこと - 法華狼の日記

                                                    注目を集めたグッズ販売告知は、アニメ公式アカウントによるツイートだった。 【マーレの腕章】が登場! 3色セット、完全受注生産にて発売いたします。 キャラクター着用の腕章を忠実に再現いたしました。 ■受注期間:11/15 (月) 0:00 ~ 12/3 (金) 23:59 まで ■詳細は下記特設サイトにてご確認下さい。https://t.co/x0hXavIE0Y#shingeki #進撃の巨人 pic.twitter.com/mDtWiejXAL— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) 2021年11月14日 【マーレの腕章】が登場! 3色セット、完全受注生産にて発売いたします。 キャラクター着用の腕章を忠実に再現いたしました。 ■受注期間:11/15 (月) 0:00 ~ 12/3 (金) 23:59 まで ■詳細は下記特設サイトにてご確認下さい。 ht

                                                      『進撃の巨人』の被差別収容者を象徴する腕章グッズが批判され、販売中止を決定したとのこと - 法華狼の日記
                                                    • 世界史の驚くべき奇襲戦術(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                      近現代の戦争の奇襲戦 近現代の奇襲戦と言えば、真珠湾攻撃が思い浮かびます。 あれが「だまし討ち」だったというイメージがあり、アメリカも日本が開戦準備してるの知らねえはずなかっただろ、とも思いますが、宣戦布告が遅れてしまいただでさえ悪い日本の国際的なイメージを決定的に悪化させてしまいました。 とはいえ、近代戦でも奇襲は非常に有効な手段であり、いかに初動で重要な拠点を潰すかが勝敗のカギを握りました。それは現代でも同じです。 歴史的な奇襲攻撃の後編は近現代編です。前編はこちらからどうぞ。 6. エバン・エマール要塞の戦い Attribution: Bundesarchiv, Bild 146-1974-113-59 / Teschendorff / CC-BY-SA 3.0 ベルギー軍の固い要塞が29時間で無効化 フランスとドイツと国境を隣接するベルギーは、独立以来両国との国境沿いに要塞をいくつ

                                                        世界史の驚くべき奇襲戦術(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                      • 返信と追記:今のロシア人の生の声をブクマカに教えてやる

                                                        もうちょっと質問あるかと思ったらそこまでなかったね。まだ受け付けてるよ 元増田https://anond.hatelabo.jp/20220312204919 英語原文https://anond.hatelabo.jp/20220313122821 再追記:この増田についたトラバ・ブコメへの返信question_marker 侵攻を支持する人々をどう思うか/そんなチャットしてて大丈夫か、捕まらないか/もし経済制裁が無かったらどのくらい侵攻に関心を示していたか/中国・中国人をどう思うか、仲良くやれそうか 聞いてみてほしい 一つ目:元増田にも載せた↓ 友達「でも無意味だ。人々はプロパガンダにやられてゾンビのようになっているから政府には逆らわないだろう」 友達「6割のロシア国民は愚かで怠惰だ。ソビエト時代には、戦争はいいものでナチはあらゆるところに巣食っていて略奪はいいことだと教えられていたから

                                                          返信と追記:今のロシア人の生の声をブクマカに教えてやる
                                                        • 「ドイツのグーグルストリートビューがスカスカなのは文化的理由から」海外の反応|暇は無味無臭の劇薬

                                                          Comment by ArtistEngineer (リトアニア) ドイツ辺りのグーグルストリートビューのカバー範囲。 <記事訳> グーグルマップでヨーロッパを見ると奇妙な画像が表示されます。大陸のほぼ全てをストリートビューが利用できることを示す青い線が覆っているのにもかかわらずドイツとオーストリアはほぼ真っ白です。 これはまるでアフリカの中央部が真っ白でそこには「未踏の地」と記載されている19世紀後半の地図のようです。 ドイツとオーストリアは世界の中でも主要な先進国であるのに一体なぜアフリカの奥地のようにグーグルの車はそこに踏み入っていないのでしょうか? それは何故かというとドイツ人は自分たちのプライバシーを非常に大切にすることで有名だからです。 このような傾向はドイツと文化的に近いオーストリアでも同様です。 Why Germany is a blank spot on Google's

                                                          • 雑誌『映画秘宝』の記憶(56)

                                                            元ラーメンズ・小林賢太郎が、過去に行ったお笑いコント公演の中でナチスによるユダヤ人虐殺をジョークのネタにした事が発覚し、この情報が海外にも拡散してサイモン・ウィーゼンタール・センター(SWC)の知るところとなり、東京五輪開閉会式の総合演出担当を解任されましたね。 小山田圭吾の障害者虐待が世間一般に広く認知された結果、小山田が東京五輪開閉会式の音楽担当を辞任した際には、一部の人間が「90年代には、悪趣味・鬼畜系カルチャーが存在を許されていた、時代の空気が存在して云々」と小山田を擁護し、それに対して町山智浩は「小山田圭吾は悪趣味・鬼畜系とは無関係(だから、自分[町山智浩]たちには責任は無い)」と反駁しました。 では、今回の小林賢太郎の件については、どうでしょうか? ラーメンズは悪趣味・鬼畜系ではないと思いますが、間違い無くサブカル領域に属する芸能人です。また、今回問題視された90年代半ば当時の

                                                              雑誌『映画秘宝』の記憶(56)
                                                            • アメリカ民主的社会主義者(DSA)の討論サイトに掲載された「陣営主義」批判記事和訳|松尾 匡

                                                              著者がDSAの人かどうかは知りませんが(アメリカの人ではある)、"Social Europe" に出た陣営主義についての記事について、濱口圭一郎先生が紹介しておられます。 以下でご紹介したいのは、著者の素性は全く知らないのですが、アメリカ民主的社会主義者(DSA)の討論サイト "Socialist Forum" に掲載されていた次の記事で、今の所私が見つけた中では最も詳しい陣営主義批判の文章です。 これは、おととし書かれたもので、当然ながらまだウクライナ戦争は起こっていない頃の文章ですが、今日読むと大変示唆的です。 日本の運動にとっても有益な文献になると思いますので下記に拙訳しました。英語に不自由な私の訳ですので、間違いがあったらご指摘ください。 訳のご紹介の前に若干私からコメントしておきたいと思います。 著者たちは、ソ連があるころからの陣営主義の歴史をたどって批判しています。たしかに、い

                                                                アメリカ民主的社会主義者(DSA)の討論サイトに掲載された「陣営主義」批判記事和訳|松尾 匡
                                                              • 『重力の虹』トマス・ピンチョン|重力を切り裂いて、叫べロケット - ボヘミアの海岸線

                                                                この上昇は<重力>に知られるだろう。だがロケットのエンジンは、脱出を約束し、魂を軋らせる、深みからの燃焼の叫びだ。生贄は、落下に縛り付けられて履いても、脱出の約束に、予言に、のっとって昇っていく…… ーートマス・ピンチョン『重力の虹』 これまでの人生で、読書会を開催したのは2回だけ。1回目は2015年『重力の虹』読書会、2回めは2019年『重力の虹』読書会だ。来年からは「ガイブン読書会・鈍器部」として『重力の虹』以外の読書会もやるつもりだが、きっと『重力の虹』読書会はまた開催するだろう。『重力の虹』は、こんなふうに私をパラノイア的に熱狂させる。 トマス・ピンチョン 全小説 重力の虹[上] (Thomas Pynchon Complete Collection) 作者:トマス ピンチョン 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2014/09/30 メディア: 単行本 トマス・ピンチョン全小説

                                                                  『重力の虹』トマス・ピンチョン|重力を切り裂いて、叫べロケット - ボヘミアの海岸線
                                                                • 素人は「戦略」を語り、プロは「兵站」を語る

                                                                  ロジスティクスという言葉は、軍事用語の「兵站術」をビジネス用語に転用したものだ。軍事や戦史に関して筆者は全くの素人ではあるが、その研究者や資料・文献から学んだことは多い。 とりわけ第2次世界大戦は、アメリカをはじめとする連合国と日独伊の枢軸国によるグローバルロジスティクスの闘い、「グローバル補給戦」だったと言われている。 それまでの戦争が基本的に決戦場における指揮官の采配や軍隊の士気に勝敗を左右されていたのに対し、第2次世界大戦では必要な兵隊と物資を決戦場に送り続けることのできたほうが勝った。作戦の優劣以上に兵站術が大きかったという評価だ。 そのため、戦い方としては、資源の調達から軍需工場での生産、そして決戦場に至るグローバルなサプライチェーンを高度化すると同時に、相手にはそれを許さない、敵のグローバルロジスティクスの弱点を見つけてそこを叩くというやり方が有効だった。 空港や港湾、軍需工場

                                                                    素人は「戦略」を語り、プロは「兵站」を語る
                                                                  • アメリカ軍の影響を受けています!【スペインの軍服】陸軍迷彩ジャケット(リーフパターン・戦車兵使用)とは? 0327 🇪🇸 ミリタリー SPANISH ARMY CAMO JACKET(SIMILAR TO US LEAF PATTERN CAMO)1990S - いつだってミリタリアン!

                                                                    今回は、1990年代のスペイン軍迷彩ジャケットを分析します。 以前にも分析しましたが、同じ迷彩パターンで生地の違う少し前のモデルになります。 ところで右袖のパッチ(ワッペン)に戦車が描かれていますが、車種は何だと思いますか? 中古品ですが程度は良好です! スポンサーリンク スポンサーリンク 目次 1  スペイン陸軍迷彩ジャケット(リーフパターン・戦車兵使用)とは? 2  全体及び細部写真です! 3  その特徴とは? 4  製造とサイズのデータです! 5  まとめ 1  スペイン陸軍迷彩ジャケット(リーフパターン・戦車兵使用)とは? 第二次大戦前に、スペイン内乱で各国の兵器実験場と化したスペイン。 最終的にはフランコ将軍率いる親枢軸国派が実権を握りましたね。 その一連の戦いでスペインが目の当たりにしたのは、やはりドイツとソ連製兵器の優秀さでした。 (とは言え、当時はどれも然程ではなかったので

                                                                      アメリカ軍の影響を受けています!【スペインの軍服】陸軍迷彩ジャケット(リーフパターン・戦車兵使用)とは? 0327 🇪🇸 ミリタリー SPANISH ARMY CAMO JACKET(SIMILAR TO US LEAF PATTERN CAMO)1990S - いつだってミリタリアン!
                                                                    • 【地政学編 アメリカ(2)】~世界の経済・軍事の頂点!全世界の海洋を支配する最強の覇権国家!~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ

                                                                      皆さんこんにちわです。 クラッド(@kura_x_tudo)です。 いつも【クラッドの投資で自由を掴むブログ】を見て頂きありがとうございます。 今回はアメリカ合衆国という国家を地政学の視点からお話したいと思います。 アメリカ合衆国の概要 アメリカ合衆国の概要 アメリカ合衆国(以下:アメリカ)は50の州および連邦区からなら連邦共和国制国家である。 国土面積は世界第3位、人口も世界第3位であり、世界最大の経済規模を有している。 アメリカ本土48州は北アメリカ大陸の中央部に位置し、アラスカ州は北アメリカ大陸北西部、 ハワイ州は中部太平洋の島嶼部に位置する。 世界中から移民を受け入れており、移民により成立した歴史を持ち、現在でも世界中から 多くの移民が移り住む国家である。 広大な国土には多種多少な自然環境と動植物、豊富な鉱物資源を有しており、世界中のほぼ 全ての気候を有しているとされる。 GDPに

                                                                        【地政学編 アメリカ(2)】~世界の経済・軍事の頂点!全世界の海洋を支配する最強の覇権国家!~ | クラッドの投資で自由を掴むブログ
                                                                      • ヨーロッパの「民族統一主義」運動(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

                                                                        ヨーロッパの辺境の民族統一主義 前編では、ドイツ、ハンガリー、クロアチア、セルビア、ルーマニアの民族統一主義を見ていきました。前編はこちらをどうぞ。 今回は同じヨーロッパで、ブルガリア、アルバニア、フィンランド、オランダ、ポルトガルです。領土拡張主義にどのような民族的文脈があるかという観点でご覧になっていただければ幸いです。 6. 大ブルガリア 列強の干渉によって消えた幻の領土の回復 大ブルガリアの起源は「三つの海のブルガリア( България на три морета)」と言われた第一次ブルガリア帝国(681年~1018年)にあります。 第一次ブルガリア帝国はクルム一世の時代に最盛期を迎え、その領土は現在のブルガリア、ルーマニア東部、ギリシャとマケドニアの一部の広大な領土を支配下に置きました。黒海、エーゲ海、アドリア海の三つの海に面していたわけです。 しかしキエフ・ルーシのスヴャトス

                                                                          ヨーロッパの「民族統一主義」運動(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-
                                                                        • 日系人兵士の姿から「生きる心構え」を学ぶ~柳田由紀子『二世兵士激戦の記録』

                                                                          彼らの強さの理由は…読むほどに切なくなるのだが、 『祖国であるアメリカに忠誠の証明をしたい。俺たちはアメリカ人だ』という気持ちと、 それを国家に許してもらえない 日系二世の当時の境遇に対する相反した状態が生み出したものかもしれない。 「私は何人であるか?」なんて、 祖父も曾祖父も、あるいはずーーーーっと前の代でも日本人である私であればさほど気にもならないだろう。 しかし、アメリカで生を受け育った『日系二世』にとっては、 外見が日本人でも、自分はアメリカ人であるという気持ちを持っていました。 しかし、アメリカと日本という、母国とルーツに当たる二国が戦端を開き、 かつ黄色人種にたいする偏見と差別から、彼らは『敵性国の人間』とレッテルを貼られていました。(ちなみに、同じ枢軸国のドイツ系、イタリア系はこういったお咎めはありませんでした) のみならず、自由をはく奪されて、収容所に入れられる…この気持

                                                                            日系人兵士の姿から「生きる心構え」を学ぶ~柳田由紀子『二世兵士激戦の記録』
                                                                          • 漫画やゲームで歴史の勉強はできるのか?『ヘタリア』から考える|小檜山青 Sei KOBIYAMA

                                                                            漫画やゲームで歴史の勉強はできるのか? これについては、なんとも言えません。『信長の野望』や『三国志』を契機にして、研究者になった方はおられます。入り口は、得てしてフィクションが多いもの。そこは否定しません。 けれども、結論から言いますと、どんな刃だろうと研がなければ錆びます。これは学校の勉強なり、司馬遼太郎読書も同じことであり、最新の研究を追いかけなければそれまでのことなのです。 そういう弊害は出ていて、研究者が司馬遼太郎読書体験をもとにした質問を受けるということが、しばしばあるわけではないですか。 世界史の勉強を漫画でするにせよ そう言っても、司馬遼太郎は昭和でしょう? 漫画やゲームなら、別じゃないの? お気づきになりましたか。格好の記事があったので、参照してみました。 『ヘタリア』オタクは今でも世界史に詳しいのか?センター試験過去問で検証してみた - 趣味女子を応援するメディア「める

                                                                              漫画やゲームで歴史の勉強はできるのか?『ヘタリア』から考える|小檜山青 Sei KOBIYAMA
                                                                            • アダム・トゥーズ「ニコラス・ミュルデル著『経済兵器』書評:経済制裁の実態史」(2022年2月9日)

                                                                              「(私たち)は、ドイツと同じく、敵国に出産を忌避させようとしたのです。敵国で子供が生まれたとしても、死んでしまうような極貧状態を作り出そうとしました」。イギリスの経済封鎖行政官であり、熱烈な国際主義者だったウィリアム・アーノルド・フォースターが、第一次世界大戦時のドイツへの経済封鎖を振り返って述べた言葉だ。 今、経済制裁が話題となっている。アフガニスタン、イラン、シリア、ロシアなどを思い浮かべられるだろう。 こうした状況で、ニコラス・ミュルデルは、新著『エコノミック・ウェポン:現代的戦争の道具としての制裁の台頭』(イェール大学出版)〔訳注:『経済兵器 現代戦の手段としての経済制裁』として邦訳〕を刊行した。本書は、歴史家以外にも必読の書籍だ。 ちなみに、著者ニック(@njtmulder)とはツイッター上での親密なフォロー関係であり、率直に言って親友でもある。以下は、批評というより顕彰だ。私は

                                                                                アダム・トゥーズ「ニコラス・ミュルデル著『経済兵器』書評:経済制裁の実態史」(2022年2月9日)
                                                                              • ジェームズ・ボンドを生んだ、英国のスパイ組織「非紳士的な戦争省」

                                                                                英国の首相として「特殊作戦執行部(SOE)」の結成に尽力したウィンストン・チャーチル。SOEは第2次世界大戦中、枢軸国に対する破壊工作やプロパガンダ活動を行った英国の秘密組織だ。チャーチルは秘密諜報員に「ヨーロッパを燃え上がらせろ」と命じた。(PHOTOGRAPH BY KEYSTONE, GETTY IMAGES) 1942年、スペイン領ギニア(現・赤道ギニア)の港町サンタ・イザベルで、イタリアとドイツの商人がパーティーに誘われたとき、手の込んだ策略だと疑う者はいなかった。しかし、商人たちがグラスを傾けているとき、英国の極秘スパイ集団が船を盗む準備を進めていた。当時は第2次世界大戦中で、枢軸国の武器を積んでいる疑いがあったためだ。 「ポストマスター作戦」として知られるこの大胆な任務は国際的な事件に発展し、破壊工作や騒乱の種まきを専門とする英国の極秘組織「特殊作戦執行部(SOE)」の力が証

                                                                                  ジェームズ・ボンドを生んだ、英国のスパイ組織「非紳士的な戦争省」
                                                                                • 不興を買うセルゲイ・ロズニツァ新作"Babi Yar. Context" | 自国を代表する映画監督に怒るウクライナの現在 | IndieTokyo

                                                                                  周知のように、2022年2月24日、ロシアがウクライナへの侵攻を開始した。ここ数十年、欧州では久しく見ることのなかった大国による大規模な軍事侵攻に世界中が驚き、日本そして欧米諸国はその義憤を声と行動により慨然として表明している。ロシアから放たれた軍事力の爆音は世界中に波及、平和に安らぐ富裕国の安全・危機意識を次々に目覚めさせてきた。そんななか、隣国の国家主権と尊い人命とを軍事侵攻によって蹂躙するというロシアによるあり得べからざる行動に対し、戦禍のウクライナから国際的舞台に上がり、昂然と反対を表明している映画人が、最近になってようやく日本でもその諸作が公開され始めているセルゲイ・ロズニツァだ。 彼はここ10年のあいだ、今日のウクライナを代表する映画監督として国際的名声を博しており、ロシア-ウクライナ間の衝突を題材にした作品も複数制作している。2013年に端を発したユーロマイダン運動時に、抗議

                                                                                    不興を買うセルゲイ・ロズニツァ新作"Babi Yar. Context" | 自国を代表する映画監督に怒るウクライナの現在 | IndieTokyo