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順位戦 将棋 降級の検索結果1 - 40 件 / 66件

  • 藤井先生|山本博志

    ※深夜に書きました。気持ち悪いです。なるべく夜に読んでください。 王座戦二次予選で藤井猛先生と対局が決まりました。 B2以上の先生とは数えるほどしか対局していないですし、持ち時間5時間以上の棋戦では初めての事です。そしてその相手が藤井先生。 と考えると、物凄く運がいいですね。デビューから1年半になろうとしていますが、思ったより早かった。 率直に言って、「持ってる」と思います。あはは。 かなり嬉しいんですよね。噛み殺しています。 色んな所でチラホラお話させていただいてるんですが、この機会にnoteを書いてみたいと思います。 僕は小学生の頃、将棋世界を隅から隅まで読む将棋少年だった。 勉強しなさいと買ってもらった将棋年鑑も、棋譜はあまり並べずに後ろの棋士プロフィールから読んだ。 周りのライバルに比べて勉強熱心では無かったけれど、棋士の先生方のエピソードには一番詳しかったと思う。それくらいプロ棋

      藤井先生|山本博志
    • 将棋の羽生善治九段が29年間守った順位戦A級から陥落 来期について「特にまだ何も考えていない」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース

      将棋の永世七冠資格保持者・羽生善治九段(51)が4日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第80期順位戦A級8回戦で永瀬拓矢王座(29)に先手で敗れ、A級からの降級が確定した。 【写真】メガネなしのレアショット 順位戦の最上位であるA級には10人が在籍し、年度を通して総当たりのリーグ戦を各9局戦い、優勝者が名人挑戦権を得る。下位2人がB級1組に降級する。 本局に敗れた羽生九段は2勝6敗となり、3月3日の最終戦を待たずに降級が確定した。22歳時に初参加した1993年度から29期連続(名人在位9期含む)で在籍していたA級からの初の陥落となった。 一時代を築いた棋士にとってA級陥落の意味は重く、故・米長邦雄永世棋聖(1997年度まで26期連続在籍)と十八世名人資格保持者の森内俊之九段(51、2016年度まで22期連続在籍)はA級から降級した直後、順位戦には参加しない「フリークラス」への転出を宣言した

        将棋の羽生善治九段が29年間守った順位戦A級から陥落 来期について「特にまだ何も考えていない」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
      • 将棋がファム・ファタールだと思ってた藤田麻衣子さん(元女流棋士)が連珠に出会ってA級に入るまで(1)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

        ――いやあ、なんだかすごいですね! ただ、私は連珠のことはよくわかりません。そこで今日は「将棋のことはなんだかよくわからないけれど藤井聡太さんに下世話な質問をするインタビュアー」みたいな感じでいきたいと思います! 藤田「はーい(笑)」 ――フリーライターの松本です。よろしくお願いします。連珠のA級ってどれぐらいすごいんですか? ぶっちゃけ、いくら儲かるんですか? 藤田「(待ってましたという感じで)えっ!その話、今日させてもらえるんだ? 連珠って公益社団法人なんだけど、プロ組織ではなくて、立場上はアマチュアなのね」 ――アマチュアっていうのは、囲碁や将棋のプロとは違って、対局料や賞金が発生しないという意味ですね。プロの定義は簡単ではないですが、たとえば将棋だと、養成機関を優秀な成績で抜けた将棋専業の棋士、女流棋士というプロがいます。一方で連珠は、皆さんそれぞれの立場があって、競技に参加してる

          将棋がファム・ファタールだと思ってた藤田麻衣子さん(元女流棋士)が連珠に出会ってA級に入るまで(1)(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
        • 「対局場が大阪だと思ったら東京だった」「起きたら昼前だった」将棋界、遅刻不戦敗事件簿(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

          11月5日、C級1組順位戦がおこなわれました。上位では藤井聡太七段(17)、佐々木勇気七段(25)、石井健太郎五段(27)が6連勝で星を伸ばしました。 【前記事】 藤井聡太七段(17)C級1組順位戦で6連勝 競争相手の青嶋未来五段(24)を降す さて、この日は東京で日浦市郎八段(53)-宮本広志五段(33)戦が予定されていました。 将棋連盟では、全ての棋士はどこに住んでいても、関東か関西、どちらかに所属しています。日浦八段は関東、宮本五段は関西の所属です。所属が分かれている場合、どちらかが移動することになります。日浦-宮本戦は、宮本五段が移動して、東京・将棋会館で対局する予定でした。それは将棋連盟の公式ページにも事前に発表されていました。 しかし宮本五段は、対局場は大阪の関西将棋会館だと勘違いをしていたようです。現在の規定では、順位戦は対局開始から1時間以上遅刻した場合には、不戦敗となって

            「対局場が大阪だと思ったら東京だった」「起きたら昼前だった」将棋界、遅刻不戦敗事件簿(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
          • 山ちゃんはあきらめなかった!名人候補・山崎隆之八段(39)順位戦史上最長23期を経て初のA級昇級決定(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

            2月4日。東西の将棋会館にわかれてB級1組順位戦12回戦がおこなわれました。 昇級争い1番手の山崎隆之八段は久保利明九段に敗れました。 しかし3番手の郷田真隆九段が松尾歩八段に敗れたため、山崎八段の昇級が決定しました。 2月14日の誕生日で40歳となる山崎八段は、史上最長の順位戦参加23期目にして、初のA級昇級を決めました。 山崎隆之八段(9勝2敗)●-○久保利明九段(5勝6敗) 勝てばA級昇級の山崎八段。なんと初手に端9筋の歩を突きます。対して残留を目指す久保九段。2手目に端歩を突き返します。漫画ではなく、プロの公式戦が端歩の突き合いから始まる例はほとんどありません。しかし両者の前回の対戦では、その異例のオープニングが見られました。それがまた本局でも再現され、大一番の幕が開きました。 序盤の駆け引きの中、振り飛車党の久保九段は向かい飛車に振ります。対して山崎八段は玉を右へ移動し、さらには

              山ちゃんはあきらめなかった!名人候補・山崎隆之八段(39)順位戦史上最長23期を経て初のA級昇級決定(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
            • 名人、渡辺明|Calbee

              2000-2009振り返れば、いろいろなことがあった。 20年前の2000年4月、史上4人目の中学生棋士として華々しくデビュー。 しかし、過去3人のように順位戦を駆け上がることはできなかった。 C2に3年、C1にも3年留まった。 C1の1年目は9勝1敗。このわずか1敗で昇級を逃す。3年目、8勝1敗で迎えた最終局。すでに竜王の地位にあり、逃すことが許されない2度目のチャンス。しかし完敗を喫し、体育座りでうなだれた。直後、競争相手の敗戦による幸運な昇級を知る。 B2は10戦全勝で駆け抜けた。B1に達し、ようやく名人位が視界に入ってくる。この年、佐藤天彦と豊島将之が三段リーグを抜けた。 B1の1期目。実力も勢いもある。ここも全勝で駆け抜けるはずだった。しかし「鬼の棲家」が許さない。6回戦を終えてまさかの1勝5敗。5敗目の翌日はショックと発熱で寝込んだ。そこからは意地を見せて6連勝。だが、通過には

                名人、渡辺明|Calbee
              • 【インタビュー】【糸谷哲郎八段】山崎さんは「クリエイター」、私は「アレンジャー」 - ライブドアニュース

                糸谷哲郎。太陽の人だ。 時には苛烈。時には陽だまり。糸谷の周りにはいつも自然と人が集まり、笑顔が生まれる。 棋士。哲学者。今期からはさらにもうひとつ、棋士会副会長という重責が加わった。 3つの顔を華麗に使いわける一方、どれだけの思慮を巡らせ覚悟を背負うのだろう。 「才能と努力」という抽象的なテーマをぶつけたとき、どんな解釈を示してくれるのだろう。 第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグには、現在の将棋界を代表する個性豊かな7人の棋士が集結。今期、5度目の王将リーグに挑む糸谷は、「かき回し役ではダメ。そろそろ本命に」と勝負師としての顔をのぞかせる。 シリーズ第2弾は、多才で異才、30歳の頭の中をのぞいてみたい。 撮影/吉松伸太郎 取材・文/伊藤靖子(スポニチ) 「王将リーグ『才能と努力』」特集一覧2019年度も折り返し地点を過ぎました。前半は対局数が少ないですが、順位戦は1勝1敗。竜王戦は

                  【インタビュー】【糸谷哲郎八段】山崎さんは「クリエイター」、私は「アレンジャー」 - ライブドアニュース
                • 河口俊彦老師に伺った米長邦雄永世棋聖のこと|yomoyomo

                  I couldn't ever bring myself to hate you as I'd like (Stone Roses, "I Am the Resurrection") 早いもので、将棋界の語り部、河口俊彦七段(死後、八段追贈)が亡くなって五年が経った。 河口俊彦老師の代表作である『大山康晴の晩節』ちくま文庫版の解説を書いた縁で、その刊行直前の2013年12月の夜に老師の話を伺う機会に恵まれた。老師が亡くなるおよそ一年前になる。 『大山康晴の晩節』の担当者である筑摩書房の伊藤さんの計らいで老師とお目にかかるのが決まったはいいが、その日が近づいてくると自分だけでは心許ないと怖気づき、ピースオブケイクの加藤貞顕さんにお声がけさせてもらった。 加藤貞顕さんというと、今では「2000万人が集う“開かれた表現の街”の立役者」として知られるが、この2013年には名人戦第一局の観戦記者も務

                    河口俊彦老師に伺った米長邦雄永世棋聖のこと|yomoyomo
                  • 羽生善治九段 「順位戦」敗れる 29年間在籍「A級」から初陥落 | NHKニュース

                    将棋で史上初の「七冠」を達成するなど、数々の記録を持つ羽生善治九段(51)が4日の対局で敗れ、29年間維持してきた棋士の最も上のランク「A級」から初めて陥落することが決まりました。 棋士のランクは「名人」を頂点にクラス分けされ、このうち最上位が「A級」です。 「A級」には10人が在籍し、「順位戦」と呼ばれる総当たり戦でトップの成績を収めた棋士が「名人」への挑戦権を獲得、一方、下位の2人は「B級1組」に陥落します。 羽生九段は1993年から「A級」に在籍しこれまで1度も陥落したことはありませんが、今期の順位戦ではこれまで2勝5敗と負け越していて、「A級」残留には4日の対局に勝つことが絶対条件でした。 東京の将棋会館で行われた永瀬拓矢王座(29)との対局で羽生九段は敗れて2勝6敗となり「名人」在位期間を含めて29年間維持してきた「A級」から初めて陥落することが決まりました。 羽生九段は1985

                      羽生善治九段 「順位戦」敗れる 29年間在籍「A級」から初陥落 | NHKニュース
                    • 羽生善治九段 「反省点の多い1年」 来期はB級1組で現役続行 | 毎日新聞

                      将棋の第80期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)で最高位のA級からB級1組への降級が決まり、去就が注目されていた羽生善治九段(51)が31日、B級1組で現役を続行する意向を明らかにした。羽生はこの日の対局後「内容も結果も伴わず反省点の多い1年だった。これを糧に新しい年度を迎えたい。順位…

                        羽生善治九段 「反省点の多い1年」 来期はB級1組で現役続行 | 毎日新聞
                      • 将棋の谷川九段が順位戦B級1組から降級 17歳以来40年ぶりのB級2組へ「気持ちを入れ替えて」 - スポーツ報知

                        将棋の谷川浩司九段(57)が23日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた順位戦B級1組・千田翔太七段(25)戦に先手番で敗れ、今期2勝9敗となり、来期のB級2組への降級が確定した。谷川九段は順位戦の頂点に立つ名人を5期獲得し、十七世名人の資格を持つ。 今期順位戦で勝ち星を伸ばせていなかった谷川九段は、残り1局に勝利しても下位2人の降級枠から脱することはできないため、陥落が確定した。 局後は「勝負の世界ですから成績が悪ければクラスが落ちるのは当然のこと。ちょっと連敗が続いて内容もよくなかったので、今期の結果は致し方ないと思います」と述べ、来期について「4月までに余程の心境の変化が無ければ、B級2組で指すつもりです。気持ちを入れ替えてやりたいと思います」と抱負を語った。 過去、永世名人資格者は順位戦でA級からB級1組、あるいはB級1組からB級2組に降級するとフリークラスに転出するのが通例。有資格者

                          将棋の谷川九段が順位戦B級1組から降級 17歳以来40年ぶりのB級2組へ「気持ちを入れ替えて」 - スポーツ報知
                        • リアル月下の棋士? 山崎隆之八段、勝てばA級の大一番で初手端歩、久保利明九段も2手目端歩で受けて立つ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                          2月4日10時。東京、大阪の将棋会館でB級1組順位戦12回戦、全6回戦が始まりました。 A級昇級争い一番手の山崎隆之八段(39歳)は、残留を目指す久保利明九段(45歳)と対戦します。両者は関西所属。6局のうちただ1局、大阪での対局となります。 幼少期から「天才」「名人候補」と言われ、「西の山崎、東の渡辺」として、渡辺明現名人と並び称される逸材だった山崎八段。しかし順位戦では思わぬ足踏みをしいられ、長らくB級1組にとどまってきました。 そして今期。ついについに、あと1勝でA級というところにまでたどり着きました。 山崎八段は永瀬拓矢王座(7勝3敗)と郷田真隆九段(7勝3敗)に星2つの差をつけ、大変有利な状況にあります。 自身が勝たずとも、永瀬王座、郷田九段が敗れれば昇級が決まります。しかし順位戦は最後まで何が起こるかわかりません。全国の山崎ファンとしては、ここで勝って決めてもらいたいところでし

                            リアル月下の棋士? 山崎隆之八段、勝てばA級の大一番で初手端歩、久保利明九段も2手目端歩で受けて立つ(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                          • 「将棋界の一番長い日」A級最終局は深夜1時過ぎ終了 佐藤康光九段(50)が羽生善治九段(49)に勝利(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                            2月27日。静岡市・浮月楼においてA級順位戦最終9回戦一斉対局がおこなわれました。 最後に残った▲佐藤康光九段(50歳)-△羽生善治九段(49歳)戦は1時13分に終局。結果は187手で佐藤九段の勝ちとなりました。 今期A級順位戦は、これで全日程終了しました。 佐藤康光九段、二転三転の大熱戦を制す 佐藤九段は角交換四間飛車→向かい飛車の作戦。そのあまりに独創的な序盤戦術は、ぜひ棋譜を並べてご覧いただきたいところです。ただし途中からは、オーソドックスな美濃囲いに組み換えられました。 一方の羽生九段は穴熊に組みます。 中盤ではずっと、佐藤九段が少しリードしていたようです。そして深夜の終盤戦に入ったところでは、勝敗不明の形勢となりました。 将棋会館での対局は10時に始まりますが、浮月楼での最終戦は9時に始まります。その1時間ほど終局も早くなる計算ですが、本局は日付が変わっても、いつ果てるともしれな

                              「将棋界の一番長い日」A級最終局は深夜1時過ぎ終了 佐藤康光九段(50)が羽生善治九段(49)に勝利(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                            • 羽生善治さんのA級陥落と西村賢太さんの訃報に、同じ「50代」として感じたこと - いつか電池がきれるまで

                              もうすぐ50歳の俺、錦鯉にもらい笑い泣き— FUJIPON (@fujipon2) 2021年12月19日 武豊さんは朝日杯フューチュリティステークス勝ったし、50代にエール送られまくりの日曜日だったな— FUJIPON (@fujipon2) 2021年12月19日 この2つのツイートが2021年12月19日。 50歳、まだまだイケるじゃないか、とこの日は思った僕なのですが、ここ数日、寂しい、そして悲しいニュースが続いていて、なんだか気持ちが沈んでいます。 www3.nhk.or.jp 51歳の羽生善治九段が、(名人位にあった時期も含めて)29年間続けてきた順位戦A級から陥落。 www3.nhk.or.jp そして、作家の西村賢太さんが、54歳で急逝。 あの羽生さんでも、50代になると、将棋界の最高ランクのA級であり続けることは難しかったし、西村賢太さんは、命を落としてしまった。 僕は2

                                羽生善治さんのA級陥落と西村賢太さんの訃報に、同じ「50代」として感じたこと - いつか電池がきれるまで
                              • 【インタビュー】【豊島将之×糸谷哲郎】将棋研究2.0 第71期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                秋空にカラカラと笑い声がこだまする。 対局時のピンと冷たく張り詰めた表情と、少年のようなあどけない笑顔のギャップに思わず吹き出しそうになる。 幼少時代から同じときを過ごし、同じ頂を目指す戦友にだけ見せる柔らかな表情は、マスク越しにも想像に容易い。 行雲流水、変化を恐れぬ孤高の戦人・豊島将之。 棋士同士の研究の場を退き、ソフト研究に注力し続けた後に感じた違和感。さらには時は流れ、AI研究の世界にはまた新たな風が吹いている。豊島はそれをどう読み解くのだろう。 ぐらぐら煮えたぎる情熱を抱く戦士・糸谷哲郎。 将棋の世界を深く愛し、将棋の神に愛されるフィロソファーは、その新しい波をどのように操るのだろう。 昨年に続き、8人の棋士のライフラインチャートも必見。 我々が知る由もない苦悩や喜び、想像をはるかに上回るレベルで安定した精神力の強さに感嘆するだろう。 まもなく開幕する第71期ALSOK杯王将戦挑

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                                • 人間もコンピュータもやってしまった「王手見逃し」の将棋史(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                  将棋界四百年の歴史では、数々の禁じ手(反則手)が指されてきました。 その不動の王者は、同じ筋に2枚目の歩を打ってしまう「二歩」でしょう。 【関連記事】 将棋で反則をしたら、いさぎよく負けを認められるか https://news.yahoo.co.jp/byline/matsumotohirofumi/20190718-00134731/ 上級者同士の対戦であるプロの公式戦でも、ごくまれに反則は起こります。その中では、二歩が圧倒的にトップです。 二歩の他にも、ルール上指せない手を指してしまうことがあります。また手番を間違え、2回続けて指してしまう「二手指し」などがポピュラーな反則と言えるでしょう。 「王手見逃し」もまた、反則に入ります。自分の玉にかかっている王手をうっかりして他の手を指してしまったり。あるいは相手の駒の利きに自分の玉を進めたり。人間同士の対局では、そんなことも起こりえます。

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                                  • 【将棋】第80期順位戦 B級1組 7回戦・対局結果(藤井聡太三冠 vs 郷田真隆九段)

                                    2021年10月21日(木)、第80期順位戦 B級1組 7回戦で、藤井聡太三冠が郷田真隆九段と対局し、106手で勝ちました。 昨年度、藤井聡太三冠はB級2組を10勝全勝で勝ち進み、B級1組入りを果たしました。本年度はB級1組で対局しており、9月30日の対局で横山七段に勝って成績を5勝1敗としました。A級へ昇級することを期待しながら、本対局の結果をお届けしていきます。 ■ 藤井聡太三冠のタイトル戦の対局結果はこちら ⇒【藤井聡太】タイトル戦の対局結果2021~目指せ八冠!~ 1.第80期順位戦 B級1組 7回戦第80期順位戦 B級1組 7回戦の概要、ルール、放送予定をお伝えします。 (1)概要■ 棋戦名 :第80期順位戦 B級1組 7回戦 ■ 対局日 :2021年10月21日(木) ■ 対局相手:郷田真隆九段 ■ 対局場所:東京・千駄ケ谷「将棋会館」 ■ 持ち時間:各6時間 (2)ルール順位

                                      【将棋】第80期順位戦 B級1組 7回戦・対局結果(藤井聡太三冠 vs 郷田真隆九段)
                                    • 羽生善治九段、A級から初の降級 連続29期で途絶える 順位戦 | 毎日新聞

                                      第80期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)8回戦が4日、東京と大阪の将棋会館で一斉に行われ、羽生善治九段(51)が永瀬拓矢王座(29)に敗れた。羽生は2勝6敗となり、最終局に勝っても9位以下になることが確定、A級から初めての降級が決まった。羽生は第52期から名人9期を含め連続29期、最高位のA級に在籍。トップ棋士として活躍してきた。しかし、前々期、前期とも4勝5敗の連続負け越しで順位を下げ、今期も復調できなかった。B級1組への降級は羽生と山崎隆之八段(40)の2人。終局後、羽生は「(来期については)まだ何も考えていない。次に全力を尽くしたい」と語った。 A級連続29期は大山康晴十五世名人44期(名人18期を含む)、谷川浩司九段32期(名人5期を含む)、升田幸三実力制第四代名人31期(名人2期を含む)に次ぎ、中原誠十六世名人(名人15期を含む)と並ぶ史上4位タイ。通算では大山44

                                        羽生善治九段、A級から初の降級 連続29期で途絶える 順位戦 | 毎日新聞
                                      • 最年長棋士・桐山清澄九段(72)生涯通算994勝目をあげる 史上10人目の1000勝達成まであと6勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                        2月6日。東京・将棋会館においてC級2組順位戦9回戦▲桐山清澄九段(72歳)-△近藤正和六段戦がおこなわれました。10時に始まった対局は20時48分に終局。結果は102手で桐山九段の勝ちとなりました。 勝った桐山九段は1勝8敗。敗れた近藤六段は3勝6敗となりました。 桐山九段の生涯通算成績はこれで994勝950敗(勝率0.5113)。通算1000勝まであと6勝と迫りました。 将棋界では通算1000勝を達成した棋士に「特別将棋栄誉賞」が贈られます。その受賞者は、過去にはわずかに9人しかいません。桐山九段は史上10人目の通算1000勝を達成できるでしょうか。 桐山九段、堂々の完勝 桐山九段はC級2組8回戦終了時点で3回目の降級点を取ることが決まり、残念ながら既に降級が決まっています。 残る2戦で勝ち星をあげても、規定により、桐山九段は今期をもって順位戦からは引退となります。しかし他棋戦ではまだ

                                          最年長棋士・桐山清澄九段(72)生涯通算994勝目をあげる 史上10人目の1000勝達成まであと6勝(松本博文) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                        • 【将棋】第79期名人戦・順位戦 B級2組 10回戦・対局結果(藤井聡太二冠 vs 窪田義行七段)

                                          2021年2月9日に行われる第79期名人戦・順位戦B級2組・10回戦で、藤井聡太二冠が窪田義行七段と対局します。昨年度はC級1組を10勝全勝で勝ち進み、B級2組入りを果たしています。藤井聡太二冠がB級1組に昇級することを期待しながら本対局の結果をお届けしていきます。 順位戦・B級2組ではそれぞれの棋士が1年かけて10局ずつ対局し、成績上位者3名がB級1組に昇級します。今回B級2組には24名の棋士がいますが、そのうち21名が昇級できないという厳しい戦いです。 ■ 2021/1/6 藤井聡太二冠が中村修九段に94手で勝利。順位戦8勝目となりました。B級1組への昇級は2月に持ち越しとなりました。 ※ 藤井聡太二冠のタイトル戦の対局状況はこちら ⇒【藤井聡太】タイトル戦2020・速報・結果・対局予定・日程 1.第79期名人戦・順位戦B級2組第79期名人戦・順位戦B級2組の概要、ルール、放送予定をお

                                          • 続・謎の女流棋士|Calbee

                                            2ヶ月前、「謎の女流棋士」と題する記事を書いたところ、思いのほか反響が大きかった。マンガの入門書で将棋を覚え、ゲームとネット将棋で強くなった小学生が、大学院まで進んだところで突如プロ入りを目指し、女流棋士となって活躍しているという話である。さて、それからどうなったのか。 その後の経過 謎の女流棋士こと加藤圭女流初段は、その後も順調といってよい。記事を書いた日以降の成績は6勝3敗。マイナビ女子オープンは予選決勝で敗れたものの、女流王位戦の予選を突破して挑戦者決定リーグ入りを決めた。女流王位リーグは全5局。挑戦の可能性があることはもちろん、経験を積むことができるという意味でも大きい。 10月26日からはスポーツ報知で加藤女流初段の自戦記(岡田美術館杯女流名人戦リーグ5回戦 対千葉女流四段戦)が掲載されている。第1譜には以下のように書かれていた。 女流名人リーグは女流棋士にとって憧れの舞台であり

                                              続・謎の女流棋士|Calbee
                                            • 「もう名人は諦めていた」渡辺明三冠を救った“恩人”福永祐一騎手のひと言とは(Number編集部)

                                              この秋、コントレイルで史上初の父仔無敗三冠に挑む福永祐一と、将棋界で名人、棋王、王将の三冠を保持する渡辺明。ターフと盤上、それぞれのフィールドの第一人者として戦う2人の対談がNumber秋競馬特集で実現した。 2人が初めて顔を合わせたのは2013年に放送されたNHK Eテレの「SWITCHインタビュー達人達」だった。「30半ばに向けてどう伸びしろを作っていくかをまったく意識していなかった」という当時29歳の渡辺。今回Number誌面で福永と再会し、「(祐一さんから)お聞きした、フォームを全部変える取り組みをされているというお話には凄く影響を受けました」と振り返った。 30代中盤を迎えた現在、渡辺の年間勝率は8割を超え、8月には名人を奪取するなど再び絶頂期を迎えている。30代に向けての変化――その背中を押したのが福永だったのだ。 一度は「名人を諦めた」 渡辺はこの7年の間、順位戦A級からB級

                                                「もう名人は諦めていた」渡辺明三冠を救った“恩人”福永祐一騎手のひと言とは(Number編集部)
                                              • 【将棋】第80期順位戦 B級1組 6回戦・対局結果(藤井聡太三冠 vs 横山泰明七段)

                                                2021年9月30日(木)、第80期順位戦 B級1組 6回戦で、藤井聡太三冠が横山泰明七段と対局し、藤井聡太三冠が106手で勝ちました。昨年度、藤井聡太三冠はB級2組を10勝全勝で勝ち進み、B級1組入りを果たしました。本年度はB級1組で対局しており、9月20日の対局で木村九段に勝って成績を4勝1敗としました。A級へ昇級することを期待しながら、本対局の結果をお届けしていきます。 ■ 藤井聡太三冠のタイトル戦の対局結果はこちら ⇒【藤井聡太】タイトル戦の対局結果2021~目指せ八冠!~ 1.第80期順位戦 B級1組 6回戦第80期順位戦 B級1組 6回戦の概要、ルール、放送予定をお伝えします。 (1)概要■ 棋戦名 :第80期順位戦 B級1組 6回戦 ■ 対局日 :2021年9月30日(木) ■ 対局相手:横山泰明七段 ■ 対局場所:関西将棋会館 ■ 持ち時間:各6時間 (2)ルール順位戦B級

                                                  【将棋】第80期順位戦 B級1組 6回戦・対局結果(藤井聡太三冠 vs 横山泰明七段)
                                                • 藤井聡太二冠が連続昇級!「世代交代」も鮮明に ―第79期順位戦を振り返る―(遠山雄亮) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                                                  11日の順位戦B級1組一斉対局をもって、第79期順位戦の全日程が終了した。 A級では斎藤慎太郎八段(27)が8勝1敗で挑戦権を獲得。 注目の藤井聡太二冠(18)はB級2組を10戦全勝で駆け抜け、B級1組への昇級を決めた。 コロナの影響で年間通じての開催が危ぶまれた一年。年明けは緊急事態宣言の中で対局が行われた。 無事に全日程を終了したことに、当事者として感謝の念を抱いている。 20代の躍進 今期も藤井二冠は強かった。前期のC級1組に続いて、B級2組でも10戦全勝。順位戦での連勝は歴代3位タイの21まで伸びている。 来期は「鬼のすみか」と呼ばれる強豪揃いのB級1組で戦うことになる。 A級への昇級とともに、順位戦連勝記録がどこまで伸びるかにも注目が集まる。 タイトル獲得経験のある斎藤八段だが、初参加のA級順位戦でここまで躍進したのは予想を超える活躍だった。 名人戦七番勝負への登場で名実ともに将

                                                    藤井聡太二冠が連続昇級!「世代交代」も鮮明に ―第79期順位戦を振り返る―(遠山雄亮) - エキスパート - Yahoo!ニュース
                                                  • 「あー、きたか」藤井聡太二冠との初対局を前に 48歳中堅棋士が語った“義務意識”「恥ずかしくない将棋を…」(小島渉)

                                                    順位戦が大詰めを迎えている。5つあるクラスのうち、藤井聡太二冠が所属するのは上から3つめのB級2組。8連勝とトップを走り、残る2戦のうち1勝すれば、「鬼の住処」と称されるB級1組に昇級する。 B級2組は実力派の中堅がそろう。藤井二冠がラス前に対戦する相手は、窪田義行七段。48歳の個性的な振り飛車党で、対局に自前の空気清浄機を持ち込むなど入念に準備する棋士としても知られる。B級2組に12期在籍し、これまでも最有力昇級候補のタイトル保持者をくだしてきた。 現在、窪田七段は4勝4敗。残る2戦を連勝すれば規定により降級点を消すことができるが、連敗すると2つめの降級点がついてC級1組に陥落しかねない。10代の覇者に挑む中堅棋士の意気込みを聞いてみた。(全2回の前編/後編へ)

                                                      「あー、きたか」藤井聡太二冠との初対局を前に 48歳中堅棋士が語った“義務意識”「恥ずかしくない将棋を…」(小島渉)
                                                    • 「命懸け」「アリ地獄」でも藤井聡太二冠は“39勝1敗”… 中村太地七段が語る将棋「順位戦」の恐ろしさと重み(中村太地)

                                                      NumberWebでは将棋の“競技的”な側面を中心に、王座獲得経験のある中村太地七段に将棋の奥深さについて定期的に語ってもらっている。今回は3月10日に第79期順位戦で藤井聡太二冠と対局した印象とともに、棋士が戦う「順位戦の重み」について聞いた(全2回/藤井二冠との対局編はこちら) 第79期順位戦、私は今期B2で戦い、最終的に6勝4敗の成績で終えました。 最終局が藤井聡太二冠(王位・棋聖)との対局で、ABEMAでの中継があって注目してくださった方も多かったと思います。その中で力及ばず敗れてしまったことは残念ですが、その藤井二冠との対局で感じたこととともに、棋士にとって「順位戦」が持つ意味合いの大きさを今回は語っていければと思います。 棋士としての“格付け”だからこそ「命懸け」 まずその前に、将棋に興味を持ってくださった初心者の方に向けて、順位戦の簡単な説明から。 順位戦はプロ棋士として年間

                                                        「命懸け」「アリ地獄」でも藤井聡太二冠は“39勝1敗”… 中村太地七段が語る将棋「順位戦」の恐ろしさと重み(中村太地)
                                                      • 【将棋】第79期名人戦・順位戦 B級2組 9回戦・対局結果(藤井聡太二冠 vs 中村修九段)

                                                        2021年1月6日に行われる第79期名人戦・順位戦B級2組・9回戦で、藤井聡太二冠が中村修九段と対局します。昨年度はC級1組を10勝全勝で勝ち進み、B級2組に昇級を果たしています。藤井聡太二冠がB級1組に昇級することを期待しながら本対局の結果をお届けしていきます。 順位戦・B級2組ではそれぞれの棋士が1年かけて10局ずつ対局し、成績上位者3名がB級1組に昇級します。今回B級2組には24名の棋士がいますが、そのうち21名が昇級できないという厳しい戦いです。 ■ 2021/1/6 藤井聡太二冠が中村修九段に94手で勝利。順位戦8勝目となりました。B級1組への昇級は2月に持ち越しとなりました。 ※ 藤井聡太二冠のタイトル戦の対局状況はこちら ⇒【藤井聡太】タイトル戦2020・速報・結果・対局予定・日程 1.第79期名人戦・順位戦B級2組第79期名人戦・順位戦B級2組の概要、ルール、放送予定をお伝

                                                          【将棋】第79期名人戦・順位戦 B級2組 9回戦・対局結果(藤井聡太二冠 vs 中村修九段)
                                                        • 【将棋】第80期名人戦・順位戦 B級1組 5回戦・対局結果(藤井聡太三冠 vs 木村一基九段)

                                                          2021年9月20日(月)、第80期名人戦・順位戦 B級1組 5回戦で、藤井聡太三冠が木村一基九段と対局。藤井聡太三冠が87手で勝利しました。昨年度、藤井聡太三冠はB級2組を10勝全勝で勝ち進み、B級1組入りを果たしました。B級1組を突破し、A級棋士になることを期待しながら本対局の結果をお届けしていきます。 藤井聡太三冠が木村一基九段を破り4勝目 将棋・B級1組順位戦 [朝日新聞DISITAL 9/20(月) 23:52配信] 将棋の藤井聡太三冠(19)=王位・叡王・棋聖=が20日、東京都渋谷区の将棋会館で第80期名人戦・B級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の5回戦に臨み、木村一基九段(48)に87手で勝ってリーグ成績を4勝1敗とした。敗れた木村九段は1勝3敗となった。 ■ 藤井聡太三冠のタイトル戦の対局結果はこちら ⇒【藤井聡太】タイトル戦の対局結果2021~目指せ八冠!~ 1.

                                                            【将棋】第80期名人戦・順位戦 B級1組 5回戦・対局結果(藤井聡太三冠 vs 木村一基九段)
                                                          • 【インタビュー】【豊島将之×広瀬章人】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                                            閉じたばかりの傘からキラキラ光る雨粒が滴る。 秋驟雨に洗われ濡れた路面が反射する太陽の光は、豊島将之の白いワイシャツを一層引き立てる。 同じ雨に打たれたのだろう、広瀬章人のまとうスーツの肩先は湿り気を帯びている。 水滴を優しく払いスタジオに入ると、いつも通り静かで優しい、柔らかい笑顔をみせる。 昨期、竜王戦七番勝負の大舞台で明暗を分けた二人だけに、対談の提案は迷いを生んだ。 奪うもの、奪われるもの。勝負の世界の常とはいえ、棋士も私たちと同じ人間だ。 しかしその迷いは二人の「好奇心」が払しょくしてくれた。対局時には決して見せることのない表情にぜひ注目してほしい。 "王将リーグ"に照準を合わせた"定点観測"を始めて3年。 変わらないものは、射貫くような強いまなざし。 変わったものは、背負うたくさんの戦果だ。 棋士との対峙は、不思議と自らの歩みを見つめる作業ともなる。 今期のテーマは「ニューノー

                                                              【インタビュー】【豊島将之×広瀬章人】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                                            • 「惑いを知る不惑」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<2> - スポーツ報知

                                                              山崎隆之八段は今月14日、40歳になる。どんな人にとっても大きな節目となることに変わりはないが、頭脳と肉体を駆使して勝負を戦う棋士にとって、指標として持つ意味の重さは計り知れない。もちろん経験値といったプラスよりも、能力の低下というマイナスの要素として捉えられることが多い。40歳になって初めてA級で戦うことになる棋士は、極めて異例の存在になる。 「不惑の年と言われますけど、もちろん記憶力とかは衰えていくものなので惑いますよね(笑)。どう向き合えばいいか、ということで言うなら、まず単純に強くなれるかどうかということが分からないです。 下から次々と優秀な人が上がってくるわけですから、何かを変えずに同じことを繰り返しても厳しくなるのは分かり切っている世界です。でも、自分自身はまだギリギリのところにはいるので、相当な自信がない限りは自分を変えることは難しい。変えることは自分の戦い方を一旦は捨てるこ

                                                                「惑いを知る不惑」 A級昇級・山崎隆之八段ロングインタビュー<2> - スポーツ報知
                                                              • 【PR:ローソン×菅井竜也八段】やんちゃな顔の裏にある闘志。日々高みへ、自分を研ぎ澄ませて--菅井竜也八段の素顔|将棋コラム|日本将棋連盟

                                                                日本将棋連盟TOP 将棋コラム 【PR:ローソン×菅井竜也八段】やんちゃな顔の裏にある闘志。日々高みへ、自分を研ぎ澄ませて--菅井竜也八段の素顔 スイーツを口にする時間は、ホッと一息つき、素の自分に戻るとき。今回はローソンの「もっちりクレープ生チョコ&チョコチップ」を食べながら、菅井竜也八段の素顔に迫ります。 真夏のような強い日差し。「4時に起きて岡山から来ました。走るぞって感じです」そう言い、軽快なフォームで、あっという間に見えなくなるまで遠くに走っていった菅井八段。「気持ちいい!」と、30歳を迎えた無邪気な笑顔が、スタジオに眩しく弾けました。 それが、ひとたび将棋の話題になると空気は一変。言葉の端々から伝わる闘志、勝利をもぎ取りにいく執念。2021年度、銀河戦、朝日杯と優勝を飾った 裏側には、日常から、自分をいかに研ぎ澄ませるかという鍛錬があるのだとわかります。ふだんあまりご自分のこと

                                                                  【PR:ローソン×菅井竜也八段】やんちゃな顔の裏にある闘志。日々高みへ、自分を研ぎ澄ませて--菅井竜也八段の素顔|将棋コラム|日本将棋連盟
                                                                • 最年長“初タイトル”狙う木村一基九段  『千駄ヶ谷の受け師』の忘れられない涙 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                  あと一歩で頂点に届かないけれど、それがゆえに絶大な人気がある。どこの世界でもそんな人がいる。 今年惜しまれつつも引退した元横綱稀勢の里がその代表と言えよう。 将棋の世界でいえば木村一基九段だ。A級在籍通算5期、タイトル挑戦6回。一流棋士と評価されるにふさわしい実績だ。 2009年の第50期王位戦七番勝負。将棋ファンでこのシリーズを知らない人はいないであろう。開幕3連勝で初タイトルをほぼ手中にしていた木村九段にとって、そしてそのファンにとって、二度と思い出したくないシリーズだ。 そして6回目のタイトル挑戦となった2016年の第57期王位戦七番勝負。羽生善治王位(当時)を3勝2敗と追い詰めて、今度こそ初戴冠なるか、ファンの期待は大きく膨らんだ。しかしそこから2連敗。あと1勝が遠くまたしても頂点に届かなかった。 棋士生活初の負け越しから「V字回復」 木村九段は羽生王位に敗れたあと、順位戦B級1組

                                                                    最年長“初タイトル”狙う木村一基九段  『千駄ヶ谷の受け師』の忘れられない涙 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                  • 敵は「常識」 羽生善治という勝負師 どん底を味わった天才のいま | 毎日新聞

                                                                    40年近い棋士生活の中で、初めてどん底を味わった。中学生でデビューした1985年度以来、年間成績で負け越したことはなかった。その勝負強さから「天才」とも呼ばれたが、2021年度は勝率が4割を割り込んだ。連続29期在籍していた名人戦A級順位戦でも負け越して降級の憂き目に。将棋界ではこんな言葉がささやかれた。「もうタイトル戦で彼を見ることは難しいのでは」と。 久々だった藤井王将とのタイトル戦 羽生善治九段(52)。歴代トップとなるタイトル通算獲得99期という輝かしい成績を誇る。だが、21年度の結果は、全盛期からほど遠い成績となった。 それでも終盤に強い「羽生マジック」はまだ失われていなかった。22年9~11月に行われた第72期ALSOK杯王将戦リーグで強豪棋士を次々と打ち破り、全勝で挑戦権を獲得したのだ。七番勝負で臨む相手は、それまでタイトル戦を11回戦い、全てを制してきた若き王者、藤井聡太王

                                                                      敵は「常識」 羽生善治という勝負師 どん底を味わった天才のいま | 毎日新聞
                                                                    • 【インタビュー】【豊島将之×広瀬章人】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース

                                                                      閉じたばかりの傘からキラキラ光る雨粒が滴る。 秋驟雨に洗われ濡れた路面が反射する太陽の光は、豊島将之の白いワイシャツを一層引き立てる。 同じ雨に打たれたのだろう、広瀬章人のまとうスーツの肩先は湿り気を帯びている。 水滴を優しく払いスタジオに入ると、いつも通り静かで優しい、柔らかい笑顔をみせる。 昨期、竜王戦七番勝負の大舞台で明暗を分けた二人だけに、対談の提案は迷いを生んだ。 奪うもの、奪われるもの。勝負の世界の常とはいえ、棋士も私たちと同じ人間だ。 しかしその迷いは二人の「好奇心」が払しょくしてくれた。対局時には決して見せることのない表情にぜひ注目してほしい。 "王将リーグ"に照準を合わせた"定点観測"を始めて3年。 変わらないものは、射貫くような強いまなざし。 変わったものは、背負うたくさんの戦果だ。 棋士との対峙は、不思議と自らの歩みを見つめる作業ともなる。 今期のテーマは「ニューノー

                                                                        【インタビュー】【豊島将之×広瀬章人】棋士とニューノーマル 第70期王将リーグ特集 - ライブドアニュース
                                                                      • 将棋の8大タイトル戦を知ろう

                                                                        最近は将棋ブームである。特にファインマンはそうである。棋戦は8つのタイトル戦と7つの公式棋戦、非公式選1つがあります。今回は、8大タイトルについて簡単に紹介していきます。 将棋の8大タイトル戦を知ろう 現在、8つのタイトル戦があります。主に新聞社などが主催することが多いです。 ひと昔前は、タイトル戦などの棋譜は新聞の紙面に掲載されるまでは、なかなか私たちが知ることができないものでした。なので、どうしても、新聞社の力が強いです。 最近は、伊藤園のおーいお茶杯や不二家のペコちゃんなどといった、それ以外の冠タイトルや特別協賛、AbemaTVや将棋連盟ライブ中継アプリなどのライブ配信を通して、棋士の表情や盤面を知ることができるようになってきました。 もちろん、女流棋士にも、女流公式戦は7つのタイトル戦と1つの一般女流棋戦と非公式選2つがありますが、今回は男性の将棋棋戦についてです。 厳密には、女性

                                                                          将棋の8大タイトル戦を知ろう
                                                                        • 「なるほど…」控室に陣取った歴戦の雄たちは、1分将棋の藤井聡太叡王に次々と唸らされていた | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                          2020年4月、藤井聡太は七段だった。 2021年4月、藤井は王位・棋聖の二冠王だった。 そして2022年4月、藤井は竜王・王位・叡王・王将・棋聖の五冠王で新年度を迎えた。 最初のタイトル戦は叡王戦五番勝負だ。藤井は3月9日にB級1組順位戦を戦って以来、1ヶ月以上も公式対局が入ってない。ライバルであり研究会仲間との永瀬拓矢王座とはオンラインで指しているが、対面での研究会は2年以上も行えていない。対面での真剣勝負からは遠ざかっている。 一方で竜王として免状の署名など、タイトルホルダーとしての仕事は山積みだ。調整はできているのか、と一抹の心配をしていた。 将棋界注目の第7期叡王戦五番勝負第1局は、4月28日に行われた。 挑戦者は藤井より7歳上の出口六段、27歳 挑戦者となったのは出口若武(わかむ)六段。年齢は藤井より7歳上、奨励会入会も5年先輩だが、棋士になったのは藤井が2年半早い。出口は兵庫

                                                                            「なるほど…」控室に陣取った歴戦の雄たちは、1分将棋の藤井聡太叡王に次々と唸らされていた | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                          • 【将棋】第80期順位戦 B級1組 8回戦・対局結果(藤井聡太四冠 vs 松尾歩八段)

                                                                            2021年11月16日(火)、第80期順位戦 B級1組 8回戦で、藤井聡太四冠が松尾歩八段に89手で勝ちました。順位戦での成績は7勝1敗。来期A級へ昇級できる人数は2名ですが、B級1組で2位につけており、現時点で昇級圏内です。 昨年度、藤井聡太四冠はB級2組を10勝全勝で勝ち進み、B級1組入りを果たしました。本年度はB級1組で対局しており、9月30日の対局で横山七段に勝って成績を5勝1敗としました。A級へ昇級することを期待しながら、本対局の結果をお届けしていきます。 ■ 藤井聡太四冠のタイトル戦の対局結果はこちら ⇒【藤井聡太】タイトル戦の対局結果2021~目指せ八冠!~ 1.第80期順位戦 B級1組 8回戦第80期順位戦 B級1組 8回戦の概要、ルール、放送予定をお伝えします。 (1)概要■ 棋戦名 :第80期順位戦 B級1組 8回戦 ■ 対局日 :2021年11月16日(火) ■ 対局

                                                                              【将棋】第80期順位戦 B級1組 8回戦・対局結果(藤井聡太四冠 vs 松尾歩八段)
                                                                            • ヒーローは遅れてやってくる 同世代・山崎隆之八段のA級での戦いぶりに注目 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

                                                                              山崎隆之は同世代のスターだ。 芸術的な将棋と端正なルックス、そしてファンに愛されるキャラクター。スターになる資質を兼ね備えている。 同世代は山崎八段をこの世代の名人候補とみていた。 この世代から14人の棋士が誕生した 山崎八段がプロ入りしたのは弱冠17歳。それを追いかけるように松尾歩らが続々とプロ入りを果たす。傑出した存在は世代の競争を生み出し、活性化を促す。結果的にこの世代から14人の棋士が誕生した。同世代の筆者も、山崎八段のプロ入りから約8年後にようやくプロ入りを果たす。 17歳でプロ入りした山崎だが、約10歳上に強力な世代がいた。羽生世代だ。 羽生善治九段(1970年生まれ)の前後1学年には、永世名人の森内俊之九段、永世棋聖の佐藤康光九段、丸山忠久九段、郷田真隆九段、藤井猛九段など18名の棋士がいていまも将棋界を引っ張り続ける。 山崎八段はその壁に跳ね返され続けた。 タイトル挑戦1回

                                                                                ヒーローは遅れてやってくる 同世代・山崎隆之八段のA級での戦いぶりに注目 | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン
                                                                              • 不惑目前、山崎八段が初のA級昇級 前期、奇跡の残留から飛躍「自分を信じて」 | 毎日新聞

                                                                                将棋の第79期名人戦順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)B級1組で山崎隆之八段(39)が4日、初のA級昇級を決めた。この日、9勝1敗の単独首位で12回戦を迎えた山崎は、勝てば文句なしの昇級決定。しかし久保利明九段(45)に逆転負けを喫し、昇級の行方は最終局に持ち越しになったかとみられた。ところが、追う郷田真隆九段(49)も勝勢の将棋を逆転で落とし、山崎の2位以内(昇級枠)が確定した。前期は終盤の3連敗で最終成績は3勝9敗。B級2組に降級した2人と同星だったが、順位が上だったため奇跡的に残留となった。14日で不惑の40歳を迎える山崎の、何が変わったのか。 逆転負けでも昇級に驚き 関西将棋会館(大阪市福島区)で4日午前10時に始まった久保戦は日付が変わった5日午前0時18分、124手で久保の勝利に終わった。その21分後、東京の将棋会館で郷田が松尾歩八段(40)に負けた。記者たちが山崎の元に向か

                                                                                  不惑目前、山崎八段が初のA級昇級 前期、奇跡の残留から飛躍「自分を信じて」 | 毎日新聞
                                                                                • 藤井聡太との一戦に臨む史上最年少名人、谷川浩司。28年前、十五世名人の「置き土産」とは。(片山良三)

                                                                                  若き日の谷川浩司九段。藤井聡太二冠が谷川九段の「史上最年少名人」記録を上回るためには、順位戦で1年たりとも足踏みが許されない。 今期のB級2組順位戦は、総勢25人で各自10局のリーグ戦。9カ月という長い期間で、棋士たちが地位と名誉と上位3人の昇級枠をかけて争う。その4回戦12局が9月9日(水)に東西の将棋会館で一斉に行われる。 断然注目を集めるのが、谷川浩司九段と藤井聡太二冠の激突。先後は組み合わせの抽選の時点で谷川の先手番とすでに決まっている。 1976年12月に14歳で奨励会を卒業して棋士になった谷川は、21歳2カ月という、いまも破られない史上最年少記録で名人の座に就き、十七世名人の資格(原則、引退後に襲名)も得ている。 タイトル獲得数は通算27期で歴代4位。文字通り、功なり名を遂げた名棋士だ。Number1010号掲載のインタビュー「光速は終わらない」では、その偉大な棋士人生を振り返

                                                                                    藤井聡太との一戦に臨む史上最年少名人、谷川浩司。28年前、十五世名人の「置き土産」とは。(片山良三)