愛知県豊橋市のウズラ採卵農場で高病原性の鳥インフルエンザウイルス(H7N6型)が検出された問題で、同県は2日、近くの別のウズラの飼養場でも、病原体の特徴を示すウイルスの遺伝子を検出する検査で陽性反応が出たと発表した。ウイルスの型などは特定されておらず、農林水産省と県は分析を急ぐ。 陽性反応が出たのは、豊橋市にあるウズラの採卵農場で約19万羽を飼養している大規模農家。最初にウイルスが検出された採卵農場から約2キロ東南にある。2月27日から鳥や卵の移動を制限された区域内で、ウズラの卵が出荷される心配はない。 県が半径5キロ以内でウズラやニワトリなどを飼う農場24戸で、感染がないか検査する中で検出された。陽性反応が出たことで県は新たに9戸の養鶏場などに鶏肉や卵の出荷を自粛するよう要請。今後、県でウイルスを分離して茨城県つくば市の動物衛生研究所でウイルスの型の分析を進め、最初に検出されたウイル
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