2018年11月25日~30日に米ラスベガスでAWS(Amazon Web Services)のカンファレンスイベント「AWS re:Invent 2018」が開催され、いろいろと関連する発表がありました。中でも気になったのが、Amazonが自社開発したプロセッサ2種の発表です。 新プロセッサの1つ目は、AWSサーバ用に開発されたARMベースの「AWS Graviton」です。 アマゾンがクラウド専用の独自チップを開発した理由 AmazonはIntelからカスタムプロセッサの供給を受けており、AMDとも専用プロセッサを共同開発していたはずですが、いつの間にか自前のプロセッサを作っていたようです。 GoogleがAI専用プロセッサのTPUを開発し、MicrosoftもFPGAベースのAI処理基盤を作るなど、プラットフォーマーが自社でプロセッサを開発する例が増えています。昔はハードウェアは外部