bizと考察に関するshigeo-tのブックマーク (200)

  • 「勝つ予感」はデザインされる - レジデント初期研修用資料

    恐らくは「名将」なんて持ち上げられるような人というのは、あとから冷静に振り返ってみると、 案外「ショボい」勝利しか上げていないような気がする。 「名将」はその代わり、大きすぎる問題を切り分けることが上手で、「小さく解決する」やりかたをデザインして、 現場から「勝つ予感」を引き出すことが上手で、もうひとつ、そうして得られた小さな勝利を運用して、 それを大きな戦果に結びつけるのが上手なのだと思う。 えらい人が指揮する部隊は怖い 墨東病院が大騒ぎになっている。 人手が絶対的に足りなくて、結果的に患者さんが一人亡くなった。都知事と厚生大臣と、 日を代表するような大物が二人、病院を舞台に喧嘩を始めた。すごくよくないことだと思う。 どちらが勝つにしても、喧嘩の舞台になった病院は、これから先は、 大物自らが指揮を執ることになる。 「ふがいない。俺様自ら戦闘というものを教えてやる」なんて、 現場を知らな

  • 失敗を恐れ、労を嫌って、何を得ようというの?: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『失敗学―デザイン工学のパラドクス』のなかで、ヘンリ・ペトロスキは「失敗は重要である。失敗はつねに、事物のデザインについて、成功よりも多くのことを教える」と言っています。 また、デザインを行う上で成功を望むなら、成功にではなく、失敗に学ぶ必要があることを以下のように表現しています。 成功するものはわれわれに、それらが成功したという事実以上のことはほとんど教えてくれない。失敗するものは、デザインの限界を超えたのだということの議論の余地のない証拠である。成功を競うことは失敗の危険をまねく。失敗を研究することはわれわれの成功の機会を増す。明らかに語られることのめったにない単純な原理は、もっとも成功したデザインは失敗に関する最良でもっとも完全な仮定にもとづくデザインであるということ

  • 技術者視点と、経営者視点と、ビジネスと - codemaniaxの脱・公務員宣言

    二つのエントリを見比べて。すごく不思議に思うのです。「1,000人もいる会社なんだから、他の部署のことは分からない」をエクスキューズにするなら、その10倍の規模のある企業をなぜ一言で断罪できるのでしょうか。いつもやってますよね。「ITゼネコン」を批判する言説を取るのであれば、同じ批判が自分に向かった時には、それを受け入れる必要があるのではないでしょうか。自分は好き放題言っておきながら、他人に言われたら自分は知らない自分のせいじゃない、という理屈は如何なものでしょう。そういうのを「ダブルスタンダード」と言うのではないのでしょうか。「禄をむ」という言葉がありましたが、我々の給料は、そういう仕組みの上に成り立っている。我々はそういう(ある種の)十字架を背負っているわけです。そのことに対して自覚的である必要があるのではないかと思います。そういうのを「覚悟」と呼ぶんじゃないかと思います。僕自身はそ

  • 違和感とか思ったこととか - codemaniaxの脱・公務員宣言

    elasticaさんのエントリが、わりと問題意識が近いのかなぁと思いました。この仕事はそれほど将来性のある仕事ではない。(・・・中略・・・)私には、このネガティブな予測を大いに若い人に語る必要がある。10年先を見通すための両目があるのに、目先のことだけ考えてポジティブであれと叫ぶことが、誠実であるとは思えない。だけど、この国にとって、この国を支える企業にとって、重要な仕事だから、競争は激しいし、苦しいこともあるけれども一緒にやりましょう。少なくとも、私は貴方と仕事がしたい。まずはそこからだ。エンジニアに「未来」なんかない。まったく同感です。若い人たちに「現実を見せずに甘い言葉だけを語ること」が誠実だとはとても思えません。僕も三年前にこんなことを書きました。これから日のSI業界に入ってくる若い人たちは、インド人や中国人たちとの勝負になる、ということを覚悟しておいた方がいいです。「手に職を付

  • 専門家の責任と期待のインフレーションについて | MediaSabor メディアサボール

    2008年8月20日に福島地裁が言い渡した、いわゆる大野病院事件の判決に関連して、新聞など各メディアが大きく反応している。福島県立大野病院で2004年、帝王切開手術を受けた女性(当時29)が亡くなった事件で、執刀医が業務上過失致死と医師法(異状死の届け出義務)違反の疑いで逮捕、起訴されたものだ。まず、亡くなった方に対して心から哀悼の意を表したい。 この事件については、医療行為に対する警察や司法の介入として医療関係者が当初から強く反発していたのをネットで見聞きはしていたが、判決に対するマスメディアの論調がいつになく「謙虚」だったのが印象的だった。記憶がちがっていたら申し訳ないが、確か事件当初はもっと医師側に対して厳しい論調ではなかったか。「ガ島通信」の藤代さんがそのあたりを書いておられて参考になる。(http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20080820/121920

  • ソフトウェアビジネスのスケーラビリティと経営戦略 : 小野和俊のブログ

    昨日書いたエントリについて、shi3zさんから返信エントリをもらった。 後半のリーダー論については100%同意するとして、それ以外にshi3zさんが指摘しているのは次のような点だ。 (1) ビジネスにおける戦闘の主役は営業マン、代理店ビジネスの会社は最前線で仕事をしているとは言えない (2) ITビジネスの世界では競争意識がなければ成功できない。外の敵とどう戦うかを意識しないと、江戸幕府のように敗北する > ビジネスにおける戦闘の主役は営業マン、代理店ビジネスの会社は最前線で仕事をしているとは言えない もともとはアプレッソも直販メインの会社で、私も含めてエンジニアが製品の説明にお客さんのところに出向いて、DataSpiderの説明をしたり、目の前でDataSpiderを使ったシステムのプロトタイプをペアプロでつくったりしていた。この仕事の仕方は、現場の喜びと悲しみを直接肌で感じるための最短

    ソフトウェアビジネスのスケーラビリティと経営戦略 : 小野和俊のブログ
    shigeo-t
    shigeo-t 2008/08/06
    直販か間接販売かってことでいえば、単なる売上・利益を得るための手段・手法に過ぎない。MSはどう?ほとんどOEMと間接販売。IBMやGoogleは直販主体か(正しい数字を把握してないが)?そこは論点ではないのではないか。
  • 長文日記

  • SIerの中の人として生きていく閉塞感 - GoTheDistance

    久しぶりのガチンコSIネタ。 「人生のファイナルアンサーが見出せません。」「何なの?スイーツなの?」 SI子会社でのキャリアのメインストリームから外れた俺。 私が感じた範囲で、きっとこういうことでSIerの中にいて閉塞感を感じているのかなぁと思う点を書いていきます。 技術的興味関心にマッチするかどうかは運 私は5年間SIerで働いていますが、自分の興味関心のある技術仕事(=プロジェクト)で触れることが出来る機会は基的に相当少ないと感じます。これが閉塞感を生んでいる一因だと思います。 仕事Javaやりたいと言ってもJavaが出来る案件に自分がめぐり合えるかどうかは、ちょっと語弊がありますけど基は運です。SIerは複数のプロジェクトを当然抱えており、あなたが無事プロジェクトが終わった時に次にアサインされるプロジェクトが.NETの案件しかなかった、というのはよくある話。また、会社の方針で

    SIerの中の人として生きていく閉塞感 - GoTheDistance
    shigeo-t
    shigeo-t 2008/08/04
    急には自分も周りも変わらないけど、自分を少しずつモデルチェンジしていけば、やりたい方向・やりたい仕事に近付ける(運の確率も上がる)。
  • 経営がわかっている労働者と、わかってない労働者の格差が拡大していく理由 - 分裂勘違い君劇場

    これまでの歴史的経緯や、世界的なトレンドを考えると、 経営を理解してない労働者は、 どんどん居場所がなくなり、年収も下がって いくと思います。 逆に、経営*1を理解している労働者は、ますます活躍の場が広がるし、 たとえ運悪く挫折しても、何度でも復活するチャンスが得やすくなっていくと思います。 そして、後述するように、これは全世界的なトレンドであって、 この流れを一時的に阻害するぐらいはできても、 歴史の歯車を逆転させるようなことは、もはやできないと思います。 そもそも「経営」を勘違いしている人が多い よくある「経営」に関する迷信に、以下のようなものがあります。 【迷信1】企業の目的は金儲けである 【迷信2】非営利組織に経営は必要ない(善意だけで運営できる!) 【迷信3】経営スキルがなくても仕事には困らない(経営は経営者の考えることだろJK。。。) 以下、これらについて解説します。 【迷信1

    経営がわかっている労働者と、わかってない労働者の格差が拡大していく理由 - 分裂勘違い君劇場
    shigeo-t
    shigeo-t 2008/08/03
    ほとんどの項目で同じ考えだけど、釣り針が大きすぎるというか投網級。すげぇ釣れそう。
  • それもまた人生 - codemaniaxの脱・公務員宣言

    没落エリートの出現―ビジネス社会から疎外される高学歴就職難民たちー - 女。京大生の日記。 ttp://d.hatena.ne.jp/iammg/20080730/1217359666 京大からはそうみえているのか - 雑種路線でいこう ttp://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20080730/iammgどっちも話が長い上に小難しい単語を使いたがるので、イマイチ真面目に読む気にならないのだけれど(酔っぱらってるし)。あれだ。実験場たるSFCを出て20世紀的日企業に勤めている私から言わせていただきますと。「未来からの留学生」とか言って、「時代の尖兵」たろうとして学校創ってみたものの、「ウッカリ」いろいろ忘れてて(ごめんじゃねぇよとか思うけど)卒業生が苦境に陥っていたのが世紀をまたがった辺りで、それ見てて「多少は」学習してたのが我々の世代(教員含め)。今は知らん。で、一周

  • 仙石浩明の日記: 技術力が高い人こそ、ビジネスモデルの良し悪しにもっと敏感になるべき

    先週参加した社外の飲み会 (私は飲めないので専らウーロン茶でしたが) で、 Linux ディストリビューションの開発や、 カーネル技術を売りにしたコンサルティングで有名な某社の カーネル技術者とお会いしました。 彼はいま伸び盛りの若手カーネル・ハッカーなのですが、 オープン・ソース・ソフトウェア (以下 OSS と略記) ビジネスについて熱く語ったり、 ディストリビューションをサポートし続ける使命感に燃えていたのが、 わたし的にはちょっと気になりまして、 ひとこと言いたくなってしまいました(お節介ですね ^^;)。 ディストリビューションのサポート体制 (カーネルのバグにも的確に即応できる体制) を維持し続けることによって、 多くの企業で Linux を安心して使ってもらうことができて、 それが OSS の発展につながるし、 それこそが自分の使命だと彼は考えているようでした。 それはそれで

    shigeo-t
    shigeo-t 2008/07/22
    同意。でも技術力が高いヒトは、ビジネスモデルについては言語化できなくてもいい。香りあるいは腐臭がわかれば。
  • ああ勘違い - masayang's diary

    ITPro: 使い回しの提案が目立つ「できます」と簡単に言うな 当社は全国に約190店舗を展開しているが、事業規模でいえば年商160億円の中堅企業。専任のシステム担当者もいない。 私が所属する経営企画グループの役割は、情報化戦略の企画立案だ。システム開発・運用の実務まで手が回らないのが実情である。 我々が求めるのは、情報システム部門の代わりとなって、社内を駆け回ってくれる存在。システム開発や運用・保守といった技術的な業務はもちろん、利用部門との調整作業といった役目もお願いしたい。少なくとも“使い回し”精神の企業と付き合う気はない。 そもそも論 全国で190店舗ってのは、POS端末の保守員を貼付けるには少なすぎる。 結局、他のお客の保守員と掛け持ちさせざるを得ない。 つまり、システムは使い回し前提となる ああ勘違い 「情報システム部門の代わりとなって、社内を駆け回ってくれる存在」にいくら払っ

    ああ勘違い - masayang's diary
  • 二項対立の不毛を越えて - codemaniaxの脱・公務員宣言

    最近、日IT業界は脱構築されるべき時期にきているのかなぁと思います。単純な二項対立が煽られる様を見るにつけ、あまりの不毛さに心底脱力します(ITゼネコン v.s. 現場プログラマな俺たち、みたいな)。単純な対立の構図の演出は、物事を単純化する代償として、その実態や真の問題の所在を分かりにくくするものです。分かりにくくするだけではなく、思考停止を誘発すると言っても過言ではないでしょう。複雑化・多様化した現在、「俺たちは正義の味方、あいつらは悪の結社」という単純な対立はもはや存在していないのではないかと思います。ことビジネスの世界では。健全な批判精神は必要だとは思いますが、であるならばその批判精神は他者だけではなく自分自身にも向けられなければならないはずです。現在があるのは過去があるからで、物事が変化してきた経緯には、それなりの理由があり、それを解きほぐすことなく切って捨てたとしても物事は

  • F's Garage:Amazonは認知のないものは売れない

    これはかなり気になる木。実際、Amazonって「放っておいても売れる商品」以外のやCDはどれぐらい売れてるんだろう。 アルバムCDの平均的売り上げ - ARTIFACT@ハテナ系からの引用の引用 ただし、じゃあ「個性派はとにかくAmazonで勝負」かというと、それも違います。ニッチなアイテムの中でも、過去の評価が定まっているものは、Amazonの威力が存分に使えるんですけど、もう一方で、評価がまだされていない、これから初めて世に出すものというのは、考えてみれば当たり前ですけれどAmazonでは売れないんですよね。 別の方法でプロモーションをして、それを皆さんに知ってもらわないと、いくら5000枚とか、1000枚でいいといっても、やっぱり売れないんです。「Amazonだけ」ではどうにもならない。 そんなにレコード屋や出版社にはうれしくないロングテール的な売れ行きはネットの特徴として、もしコ

  • 企業と人間はちがう - H-Yamaguchi.net

    企業を人間にたとえることがある。比喩として有意義なことも多いので自分もよくやるが、実際にはちがうところもけっこうあるので、一応気をつけておかないといけない。「終わり」はその例の1つ。人の「死」というのは、どんなに努力しても避けることはできない。可能な限りの医療を施しても、死んでしまうことはある。しかし企業は、資金さえ続いていれば、どんなに経営が悪化しても倒産することはない。社内に資金がなければ、社外から。「輸血」さえしておけば、絶対死なないわけだ。 だからといって、「元気」になるわけではない。元気になるには、「元」から治さないと。 こういうことを考えている人たちがいるらしい。 公明は、都による監視機構の設置などを条件に追加出資を容認する方向とした。 都は新銀行の株主として、毎月1回以上の株主連絡会に出席し、年2回は決算報告を受けてきたが、「筆頭株主として十分な経営監視ができていたとはいえな

    企業と人間はちがう - H-Yamaguchi.net
  • あなたの上司が、こんな脳ではないことを祈ります~『戦争する脳』 計見一雄著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン

    戦争は人類最大の狂気だ、とよく言われる。一体、その場合の狂気とは何だろうか。まさか戦争突入のきっかけを作った軍人や政治家が揃って精神病だったわけでもあるまい。 俗耳に入り易い言葉は物事の質を覆い隠す。「戦争=あってはならないこと」だから、考えなくていい、という思考が導かれるだけだ。そうではなくて、「ありえること」として、狂気の中身をちゃんと見ておくべきではないか。そんな問題意識から、戦争を引き起こし、遂行する狂気の解明を目指したのが書、著者いうところの〈戦争に至る精神病理学〉である。 著者は日における精神科緊急医療の第一人者。自殺や自傷の恐れがある、他人への暴力行為が止まないといった、寸刻を争う処置が必要な重度の精神病者専門の精神科医だ。父親が旧軍人、戦後は陸上自衛隊の幹部だったことで、軍事と現代史に興味を持ち、門外漢という立場でありながら書を書き上げた。 「戦争を引き起こす脳」は

    あなたの上司が、こんな脳ではないことを祈ります~『戦争する脳』 計見一雄著(評:荻野進介):日経ビジネスオンライン
    shigeo-t
    shigeo-t 2008/03/13
    「躁的な活動エネルギーが高い人はタチが悪い。ある壮大な計画を思いついたりしたら、頭の回転がどんどん速くなり、次々に行動を展開し、収拾がつかなくなるだけだ。」→付き合いきれないんで、逃亡します。
  • ITシステムによるグローバル化は本当に企業に利益をもたらしているのだろうか - novtan別館

    トレンドマイクロのWebサイトがクラッキングされた事件を見て認識を新たにするのは「セキュリティーに万全はない」ということだ。人間が作ったものを人間が運用する以上、誤りは避けられない。それを最小限にすることが運用に携わる者の責務であるにしても、ゼロにできると考えるのは夢想に過ぎない。 しかし、何でもネットワークを経由することになったことで、セキュリティーにかかる費用は増大している。最新のOSに最新のセキュリティーソフト。暗号化装置に電子証明書。ICカードリーダー。これらはネットワークにつながっている必然性がなければ最小限しかいらないものかもしれない。或いは、メールとウェブ閲覧の目的にはオーバースペックだ。 5年前の、あるいは10年前のPCが鈍重に感じるのは、単純なスペックの差だけではない。最新のセキュリティーソフトやその他の安全な企業活動対策に固められたことで、重装備によってかえって動けなく

    ITシステムによるグローバル化は本当に企業に利益をもたらしているのだろうか - novtan別館
  • 2008-03-05 - ひがやすを blog - SIerが自動車産業をまねしようとするのはいい加減やめなさい

    「自動車のような産業構造に再編すべきだ」。NTTデータの山下徹社長はインドや中国など海外ソフト会社が日市場に格進出してくる前に、ソフト産業の構造改革を実行する必要性を説く。日のソフト産業が崩壊の危機にあるからだ。 パッケージベンダが自動車産業を参考にするのは、100歩譲るとありかもしれない。消費者に受け入れられるだろうという予想にもとづきプロダクトを開発していくモデルだから。 でも、やっぱないな。車は、多少の違いがあっても、どれも基的な構造は同じ。パッケージは、いろんなものがあるからね。 それに対して、SIは一品ものだもの。規格(パッケージ)通りじゃないものを作るのがSIです。 マフラーだけを作るソフト部品会社、タイヤだけを作るソフト部品会社と、システムインテグレータと呼ぶシステム組み立て会社に分業化することで、インテグレータはソフト部品会社から調達した部品を組み合わせてシステムを

    2008-03-05 - ひがやすを blog - SIerが自動車産業をまねしようとするのはいい加減やめなさい
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…

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  • 情報サービス産業の神話と展望 - 雑種路線でいこう

    情報サービス産業が3K7Kといわれて若者から敬遠されているとか、受託開発からパッケージやSaaSに移行すべきだといった主張を聞く機会が増えた。確かに3K7Kといった辛い現場もあるだろうが楽しい前向きな世界だってあるし、仮に情報サービス産業が構造的な問題を抱えているとして、因果関係を整理しないことには堂々巡りの議論にしかならない。 3K7Kの遠因として人月商法と重層的な下請け構造が槍玉に挙げられるが、人月商法は欧米でもTime and Materialとして一般的で日の専売特許ではないし、重層的な下請け構造だって情報サービス産業の悪弊というよりは日露戦争後から我が国で広範に観察される産業構造で、職業倫理や雇用規制に深く根ざしている。 パッケージやSaaSの利益率は確かに高いが、カスタマイズや展開といった業務を必要とするので受託開発がいらなくなることはない。それに受託事業と製品事業とで業態は

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