Tweet どんなに優れたアイデアを実現した商品/サービスでも、ユーザーが実際に利用する際の体験に何かしら問題があれば、ユーザーに使ってもらえない可能性があります。ユーザーが使い方を理解して、使う時にイライラすることなく、ちゃんと使うことさえできれば、ユーザーの生活に価値をもたらす商品/サービスであろうと、そもそも使えなければ意味はありません。 その意味で、より良いユーザー体験をもたらす商品/サービスにするためには、あらかじめユーザーテストをデザインプロセスの一部に盛り込んでおくことが大事なことなのですが、まだまだ、ユーザーテストをデザインプロセスにデフォルトで組み込んで商品/サービスの開発を行なっているケースは少なく、そのため作り手と使い手のギャップが埋まらず、市場投入しても顧客からのよい反応が得られずにいる商品/サービスが多いように思います。 ユーザーとデザイナーのメンタルモデルは違う
今回は企業に行ってペーパープロトタイプのワークショップ。 あい変らず素敵な会場。先日の合宿以来チームのコミュニケーションもスムーズになってきました。 学生が撮ってくれた写真。 まずは情報構造を明確にする。ホワイトボード3枚あるといいね。 早速ペーパープロトタイプを作成。 おお、モバイルのテンプレート。 実物大じゃないと詳細なUIは評価できないが、大きく作って大まかに考えるのも×ではない。開発工程の段階によって自由にやろう。 今回はチームのメンバーでなにしろ情報をモデル化しなくてはならないからこれでOK。 続いてプロトタイピング。被験者にタスクを読んでもらう。 人工物役・・・。このチームは凝ってたな。 ペーパープロトには工作少年(少女)?の心が大切。 プロトタイピングが終わったら、被験者からフィードバックを貰う。 全てホワイトボード上でプロトタイピングを行ったチームあり。驚く! ペーパープロ
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初の参加でどきどきでしたが行ってきました。(ほとんど写真とるの忘れていたので、文字多めですがご容赦を) ◆ 課題居酒屋のセルフオーダリングシステム コンセプト・各テーブルからタッチパネル式オーダリング端末を使って、料理を注文できるシステム 基本要件・料理の注文から会計(おあいそ)まで端末で出来ること・選んだ料理の変更や取り消しができること・複数の料理を一度に注文できること・端末画面の操作ですべての注文ができること(紙のメニューとの併用は不可) 端末仕様・11インチタッチパネル式液晶モニター・フルカラーXGA(1024 x 768 ドット)その他条件等・店舗側は各テーブルの端末から入力されたオーダーを厨房で確認しながら調理を行う ◆ シナリオ記述ノート居酒屋に入店〜会計までの想定される状況を記述していく。「Aさんは、いつもの野球仲間とテーブルに着き、雑談をしながらメニューを眺めていた」という
アジャイル開発とプロトタイピング、割と近い文脈ででてくる用語なのだけれど、それぞれ別のものなんじゃないかと考えている。別、というよりもフェイズが違うというべきか。アジャイル開発はあくまで開発であり、プロダクションレベルのものをよりスマートに作り上げるための手法であるのに対し、プロトタイピングはアイデアを出す、またはぼんやりとしたアイデアの形を作るためのものなのだと思う。(ちなみにアジャイルといってもアジャイルUCDという用語もあるけれど、とりあえずここで触れているアジャイルはアジャイル・デベロップメントのことです) 先日のPivotal LabsのIan McFarlandさんと伊藤 穰一の対談(詳しくは安藤日記へ)にてIanが「プロトタイプのコードは絶対に捨てる」と言ったのを聞いた時はハッとさせられる思いだった。曰く、プロトタイプはユーザーストーリーを決めるものでコードはその発展系として
不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 アジェンダはこんな感じ。 ペーパープロトタイピングの手法(黒須正明、メディア教育開発センター教授)ペーパープロトタイピングの事例(山崎和彦、千葉工業大学教授)参加者との懇親会 懇親会でいろんな方とお知り合いになれたのがよかったですね。 ペーパープロトタイピングのメリット・デメリット黒須さんがあげていたペーパープロトタイピングのメリット・デメリットは以下のとおり。 メリット プロトタイプを作成するハードルが低い変更を行いやすく、1人目をテストした後すぐに問題点を修正した上で、次の被験者でテストができる完成度が低いのでユーザーも気軽に意見が言える デメリット 複雑で込み入った機能確認を行うには逆効果画面間でポリシー(トーン&マナー)があいまいになりやすい画面でみるとイメージが異
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