3月18日、19日と2夜連続で放送される草なぎ剛・広末涼子主演ドラマ「愛と死をみつめて」。これは、難病と闘った女子高生・大島みち子さんと、彼女に恋をし、献身的に付き添った大学生・河野実さんとの3年間に渡る実話に基づくドラマです。大阪と東京と離れて暮らす二人が愛を育んだ手段が、ラブレターでした。お互いを「ミコ」「マコ」と、ペンネームで呼び合い、やり取りされたラブレターは実に386通にもなりました。そこで、今回は、世界中の「ラブレター」をめぐる素敵なエピソードをご紹介します。 愛を伝える手段として、4千年にも渡りやり取りされてきたラブレター。紙が発明される以前は、石や木の葉などに綴られたといいます。やがて、ヒトは手紙で愛を伝えるようになるのです。その歴史の中には、とんでもないラブレターも多く存在します。今から約55年前、アメリカ人女性ルイス・ゴードンさんが、朝鮮戦争に出兵中の恋人に送ったラブレ