昨年の5月20日に出された知財高裁の大合議判決(平18行ケ10563)は、無効審判についての審決取消訴訟で、「除くクレーム」とする補正が適法か否か、という点が争われました。 無効2005-080204(特許2133267「感光性熱硬化性樹脂組成物及びソルダーレジストパターン形成方法」) このブログでも話題にしました。その後、こちらにも書いたとおり、一度はIPDLに(審決)「確定登録」と表示され、上告はされなかったのだと判断していたのですが、昨年12月に再度IPDLを確認した所、「確定登録」が消滅しており、上告されている可能性が出てきました。現在では以下の通りの訴訟番号もIPDLに表示され、上告、上告受理申立てがともになされていることが明らかになりました。 上告提起事件番号(平20行サ10018) 上告日(平20.6.13) 上告受理申立事件番号(平20行ノ10030) 上告受理申立日(平2