このブログに初めてのエントリーをアップした日付は、2005年8月4日。 つまり、今日は、開設から8周年を迎える日、ということになる。 当時は、ちょうど「ブログ」という言葉が市民権を得るようになってきて、今FBのアカウントを取るのと同じくらいの感覚で、気軽に自分のブログを開設する人が多かった時代である。そして、業界的には、法科大学院生や法学部生から一部の弁護士、学者の先生方まで、自分のブログで日常を綴る方が決して少なくはなかったから、自分もそんな状況の中で、本当に軽い気持ちで書き始めたものだった。 だが、書き始めてすぐ、自分の「日常」をどんなに頑張って膨らましたところで、所詮は平凡なサラリーマン。 書けることには限界がある(ゆえに毎日書き続けるネタなどない)ってことにすぐ気付く。 また、「企業法務」というフレーズをタイトルに掲げていながら、当時の自分は法務部門の中核にいたわけではなかった。