野菜栽培ベンチャーであるフェアリーエンジェルは,LED照明メーカーのシーシーエスと共同でLED照明を使った野菜栽培の研究を2009年2月から開始したと発表した。共同実験は,フェアリーエンジェルの野菜工場「エンジェルファーム福井」の生産ライン内で行う。実証実験を経て,量産化に向けて調整を進めていくとする。
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ストーリー by nabeshin 2008年10月15日 19時03分 まもなく開演です。照明をお切りください 部門より LED照明器具に可視光線通信機能を組み込み、無線アクセスポイントとして利用するための研究を行うプロジェクト「Smart Lighting ERC(Engineering Research Center)」が米国で発足した(EE Times Japanの記事)。このプロジェクトは10年間にわたって実施される予定で、米国立科学財団から1850万ドルの資金提供を受ける。 このプロジェクトはIT機器とLED照明器具との間で可視光線を使った通信を行うための技術を確立するのが目的で、さまざまな組織の研究者が参加している。可視光線通信の原理はリモコンなどで採用されている赤外線LEDを使った光通信と同様のもので、複数の変調方式を実験によって評価した結果、データ転送速度が900kHzを
サンケン電気は,超薄型の大型テレビに適用できるエッジ・ライト型のLEDバックライトを開発した。赤(R)と青(B)に高輝度LED,緑(G)に紫外線LEDと蛍光体を組み合わせ,高い発光効率のマルチチップLED発光ユニットを開発,これを導光板の1辺のみに配置した。46型と52型液晶パネルに適用し,額縁を最大でも23mmと狭額縁化した。
アルプス電気は,フォトニック結晶構造を採用して光束を約42%高めたGaN系LEDを開発し,「ALPS SHOW 2008」(2008年9月25~26日)に出展した。発光波長は510.7nmと,やや青みがかった緑色である。LEDの表面全体に,直径800nm,深さ750nmの穴を1000nmピッチで配置し,フォトニック結晶構造を形成している。順方向電流20mA,電圧+3.8V印加時の光束は1.41lmである。フォトニック結晶構造を設けない場合は同じ印加条件で0.99lmだった。LEDのチップ寸法は幅0.35mm×長さ0.7mm×厚さ0.1mm。この中でフォトニック結晶の領域は0.2mm×0.2mmである。
物質・材料研究機構(NIMS)は,赤色および緑色の蛍光体と青色LEDチップで構成する白色LEDの試作に成功したと発表した(発表資料)。この赤,緑,青の成分比を自由に変化させ,カラー・フィルターの色特性などにあわせた光源の設計ができるという。この白色LEDを液晶パネルのバックライト光源に用いた場合,色再現範囲はシミュレーション値でのNTSC比で91%であり,YAG系蛍光体を用いた従来のLEDの72%より色再現性が向上したとする。 開発した白色LEDは,青色LEDチップと,NIMSがこれまでに開発した赤色蛍光体「CaAlSiN3」,緑色蛍光体「β-サイアロン」を改良したものを組み合わせた。青色LEDが発する波長460nmの光を,赤色蛍光体は650nmの赤色に,緑色蛍光体は540nmの緑色に変換。これにより,赤,緑,青の3原色成分を発生することができる。 従来の白色LEDバックライトは,青色LE
松下電器産業は,GaN基板上に作製した青色発光ダイオード(LED)チップを利用した白色LEDを,他社に先駆けて製品化した(Tech-On!関連記事)(図1)。GaN基板を用いればLEDなどの発光素子の発光効率といった特性が向上することは知られていたものの,GaN基板の価格が非常に高いことが実用化への障壁となっていた。例えば直径2インチのGaN基板は数十万円するものもある。そのため一般的な白色LEDは,価格の安さからサファイア基板を用いた青色LEDチップと蛍光材料を組み合せた白色LEDが多い。 今回,松下電器産業 半導体社 ディスクリートビジネスユニット長 兼 パナソニック半導体オプトデバイス 代表取締役社長の石黒永孝氏,パナソニック半導体オプトデバイス 取締役 営業担当の後藤博文氏,同社営業グループ 海外チーム 参事の中里浩之氏,同社 開発グループ 第2開発チーム チームリーダーの前田俊秀
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