スペインのエストレマドゥーラ自治州は、独自のスペイン語Linuxディストリビューションを開発して全州に配布した。彼らのこれまでの取り組みについてレポートし、日本での導入事例との比較と今後の展望を行なう。 州政府のオープンソース戦略 昨年2005年4月に愛知万博のスペイン館において、日本の小中学生を招いたプログラミング講習が行なわれた。愛知万博のアナウンスではプログラミング言語Squeakが主眼のようにも思われるが、参加された日本のSqueakコミュニティの方の日記(2005-04-19,2005-04-22)によれば、Squeakだけでなく州が独自に配布しているLinuxディストリビューションの説明も行なわれたようだ。 このエストレマドゥーラ州使節団は東京でもプロモーションを行ない,日本の開発者コミュニティからはFSIJ(フリーソフトウェアイニシアティブ)が招待された.この時の話は,日本L