Microsoftが、広く利用されているJPEGに変わり、独自の画像フォーマットを普及させようとしている。同社は、「Windows Vista」の発売がその取り組みの追い風になることを期待している。 Microsoftは2006年に、独自の画像標準を推進し始めた。その標準は、もともと「Windows Media Photo」と呼ばれていたが、同年11月に「HD Photo」に改名された。同社はその野望について率直に認めている。Microsoftのデジタル画像エバンジェリズム担当ディレクターであるJosh Weisberg氏は、「われわれの最終目標は、(HD Photoを)デジタル写真の事実上の標準にすることだ」と語る。 「HD」は、実際には「High Definition(高解像度)」の略ではないが、人々はHD TVの高画質を連想するはずだ。Microsoft Researchのディレクタ