By Brooks Duncan 2012年、非上場企業ながら「企業評価額10億ドル(当時のレートで約790億円)」とアメリカの経済関連出版社ダウ・ジョーンズに評価されたのが、オンライン上で使用できるノートアプリ「Evernote」です。かなり多機能で、メモをとったり重要なデータをストックしておいたり、リマインダーとして使ったりオンライン上で共同作業を行うために使ったりすることも可能なEvernoteですが、最近は設立初期から在籍していた副社長が辞任したり海外オフィスを複数閉鎖したりと不調が続いています。そんなEvernoteの不振は多くのIT系企業が抱える「5%問題」によるものだ、とIT関連のニュースを取り扱うVentureBeatのライターであるChris O'Brienさんが考察しています。 Evernote's 5% problem offers a cautionary less
ノートPCやスマートフォン、電気自動車(EV)はひとえにリチウムイオン電池の登場によって実現したと言っても過言ではなく、今後も、バッテリー性能の向上はテクノロジーの進化にとって重要性を増していくと見られています。そんな中、リチウムイオン電池を代替すると期待されている「ナトリウムイオン二次電池」の市販版プロトタイプが公開されました。 A Battery Revolution in Motion | CNRS News https://news.cnrs.fr/articles/a-battery-revolution-in-motion Here's a Peek at the First Sodium-ion Rechargeable Battery - IEEE Spectrum http://spectrum.ieee.org/energywise/energy/renewables/
野村総研は12月2日、10~20年後に国内労働人口の49%に当たる職業について、人工知能やロボットで代替される可能性が高いという推計を発表した。 独立行政法人・労働政策研究・研修機構の「職務構造に関する研究」が分類した601種類の職業について定量分析データを使って分析した結果をまとめた。 人工知能やロボットで代替される可能性が高いのは製造や販売などの現場作業が多く、可能性が低いのはクリエイターや研究者、医者や保育士などだった。必ずしも特別な知識・スキルが求められない職業や、データの分析や秩序的・体系的操作が求められる職業は代替可能性が高い傾向にある一方、抽象的な概念の知識や他者の理解、交渉などが必要な職業は代替が難しい傾向にあるという。 NRIは「あくまで技術的な代替可能性」について推計したものであり、「実際に代替されるかどうかは、労働需給を含めた社会環境要因の影響も大きいが、今回の試算に
今回のソリューション:【GitHub(ギットハブ)】 〜「GitHub」でソースコードを社内・社外に公開し、オープンなコラボレーションを実現した事例〜 数々のサービスを生み出し続けるエンジニアリング集団、株式会社サイバーエージェント。そのエンジニアリング文化の中心には、「GitHub」を活用したオープンなコラボレーションがある。 同社ではプロダクトのソースコードは可能な限り全社公開すると同時に、 「スターインセンティブ制度」というリポジトリのスター数に応じたインセンティブを与える制度により、自身の書いたコードを社外へ公開することを推奨している。 ▼そもそもGitHubって何?という方はこちらの記事もどうぞ! チーム開発を変える「GitHub」とは?導入方法・使い方を徹底解説!【第1回】【導入編】 ソースコードを可能な限り公開していくという流れは、ITベンチャーのみならず世界的大企業にも派生
凸版印刷、江戸期以前のくずし字を 高精度でテキストデータ化する新方式OCR技術を開発 ~江戸期以前のくずし字が80%以上の精度でOCR処理可能に~ 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、江戸期以前のくずし字で記されている古典籍(内容・形態の優れた古い書物のこと)の文字を判別し、テキストデータ化するOCR(光学文字認識)技術を開発しました。凸版印刷は、本技術による古典籍のテキストデータ化サービスを2015年夏より試験的に開始予定です。 本技術は、江戸期以前の書物に使われているくずし字を自動で判読し、テキストデータ化することを可能にするものです。凸版印刷は、2013年からさまざまな書籍を高い精度でテキストデータ化する「高精度全文テキスト化サービス」を提供しています。このサービスで確立したテキストデータ化技術のシステム基盤をベースに、公立学校法人公
Apple Watch(アップルウォッチ)をタイムカード代わりに使用する企業が現れた。アップルウォッチの画面をタップするだけで出勤状況を記録できる。さらに出社報告後に社長から日替わりの“激励メッセージ”が届くのだ。 この仕組み「Ritsuan Times(リツアンタイムズ)」を開発し導入したのは、人材派遣会社のリツアンSTCだ。4月24日にアップルウォッチが発売されて以来、その利用法について多くのレポートが報告されてきたが、実用的にタイムカード代わりに使用した事例は、恐らく世界でも初めてのケースではないだろうか。 筆者はこの世界初の事例に関心を持っただけでなく、これを開発したのが人材派遣会社であることに一層興味を持った。昨今、労働者派遣法改正に関して国会で与野党の激しい対立が起こったように、労働派遣に対する世間の評価は分かれている。雇い止めや派遣切りなど、人材派遣に対する悪いイメージも根強
9ドル(約1000円)という安価な超小型コンピュータ「C.H.I.P.」がKickstarterに登場した。1GHzプロセッサに無線LANとBluetooth通信機能を装備するなど、スペックも本格的だ。既に目標額を大きく上回る資金を調達する人気プロジェクトになっている。 開発したのは米スタートアップ企業のNext Thing。40×60ミリのボードに、1GHz動作のARM互換SoC(中国Allwinner Technology製)、512MバイトRAM(DDR3)、4Gバイトストレージ(NANDフラッシュメモリ)を搭載するほか、USBポートとRealtek製の無線LAN&Bluetoothチップ、HDMI&VGA出力アダプタ用ポートなどを備える。マウスとキーボード、ディスプレイを接続して通常のLinuxベースPCのように使うなど、アイデア次第でさまざまな開発に使えそうだ。 Kickstar
By Maurizio Pesce 2014年9月には日本でもデリバリーが開始された「モデルS」を開発・販売するEVメーカー・テスラを率いるイーロン・マスクCEOが、自動運転車の未来について「しばらく先の未来になると、人間が運転する自動車は法的に禁止されることになるでしょう(In the distant future people may outlaw driver cars. )」と語っていたことが明らかになりました。 Tesla’s Elon Musk Says Autonomous Driving Not All That Hard to Achieve - WSJ http://www.wsj.com/articles/teslas-elon-musk-says-autonomous-driving-not-all-that-hard-to-achieve-1426624848 E
エクセルなどの表計算ソフトを使えば見やすい表やグラフを簡単に作ることができますが、そのデータを分析してわかりやすく伝えるというのは全く別の仕事になります。これまでは豊富な知識や経験のある専門家が求められたそのような作業を、必要なデータを与えるだけで自動的に文章にしてくれるというプラットフォームが、Automated Insights(AI)社が開発した「Wordsmith」です。そんな技術を開発したAI社は8000万ドル(約95億円)という額で投資会社に買収され、さらなる成長を伺っています。 Automated Insights - Natural Language Generation and Business Intelligence Reporting http://automatedinsights.com/ データから文章を自動で生成するメリットを解説した以下のムービーを見れば、
「Visual Studio 2013 Update 2」リリース iOSやAndroidアプリ開発ツールキットをサポート 米Microsoftは5月12日(現地時間)、テキサス州ホーストンで開催のイベント「TechEd North America 2014」において、「Visual Studio 2013 Update 2」のリリースを発表した。 同社がサティア・ナデラCEOの下で推進する「モバイル第一、クラウド第一」戦略の一環として、マルチプラットフォームのモバイルアプリ開発をサポートした。 Visual Studioでは既に、昨年11月に発表した米Xamarinとの提携でiOSおよびAndroidアプリを開発できるようになっているが、新たに「Apache Cordova」をサポートする「Visual Studio tooling support for Apache Cordova」
ソニーは4月30日、世界最高の面記録密度となる次世代磁気テープ技術の開発に成功したと発表した。データカートリッジ1巻あたり185Tバイト以上と、現在最高のLTO6(2.5Tバイト)と比べ約74倍の大容量データの記録が可能になる。 現在のテープストレージメディアは、磁性粉をフィルム上に塗布するタイプが主流で、高密度化のためには磁性粉をより細かくする技術の確立が課題だった。 同社は、より細かい結晶粒子を形成できる真空薄膜形成技術を開発。今回導入したスパッタ法では、厚さ5μメートル以下の樹脂フィルム上に、粒子の配列が整った状態で多層に膜を形成する。 磁性粒子の大きさのばらつきが高密度化の課題と定め、なめらかな膜を生成することで表面の荒れや結晶の乱れを抑え、均一な結晶成長を可能に。従来数十ナノメートルだった磁性粒子サイズを平均7.7ナノメートルまで細かくすることに成功し、面記録密度は148Gビット
Heartbleed禍のOpenSSLは「もはや修復不能」。OpenBSDがフォーク版開発へ2014.04.24 18:005,163 satomi サイトがじわじわ来ますね…。 OpenSSLのヘマでHeartbleedなんてバグができてしまい、コードを虱潰しに当たっていたテオ・デ・ラート氏率いるOpenBSDプロジェクトが「こりゃ修復不能だ」と判断、フォーク版「LibreSSL」の開発に乗り出しました。 Ars Technicaからのメール取材に対し、ラート氏はOpenSSLのダメっぷりをこのように書いています。 うちのグループでは1週間かけてOpenSSLのソースツリーのうち半分を削除した。どれも食い残しをそのまま散らかしてるみたいな不要なところさ。 オープンソースのモデルでは、コードがわかる人間が頼みだ。透明性が頼み。ところがこれがまったくクリアなコードベースじゃないわけよね。なぜ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く