6人の中には、エドゥアルド・リー(北中米カリブ海サッカー連盟役員、コスタリカサッカー協会会長)も含まれている。スイス司法当局が出した声明によれば、これら幹部は、これまでに9500万フラン(約120億円)を超える賄賂を受け取っていた疑いが持たれている。 スポーツメディアやプロモーション企業は1990年代初期から現在に至るまで、FIFAの職員や幹部、さらにFIFAの下部組織に対しリベートを渡し、見返りに「中南米で開催されるサッカー大会のメディア、マーケティングおよびスポンサーの権利を獲得していた」とされており、現在、ニューヨーク東地区の米連邦地検が捜査を進めている。 逮捕された幹部6人の身柄は現在、スイス国内で拘束されており、近く米国に移送される予定。 FIFAは25日、チューリヒ本部で執行委員のミーティングを行った。明日木曜日からは金曜日の次期会長選に向け、チューリヒで会議が予定されている。
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