株式会社大林組(本社:東京都港区、社長:蓮輪賢治)と、株式会社TOWING(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:西田宏平)は共同で、月の模擬砂と有機質肥料を用いた植物栽培を実証実験し、作物の栽培に成功しました。 宇宙農業の実現に向けた栽培 近年、宇宙開発利用の拡大に向けた取り組みが活発化しています。月面開発については、米国が提案した国際宇宙探査計画「アルテミス計画」に日本も参加表明しており、複数の省庁で宇宙開発利用加速化戦略プログラム(スターダストプログラム)の一環として、月面開発に向けたさまざまな取り組みが行われています。 月面における有人活動には、水や食料などの物資が不可欠で、初期には地球から輸送しますが、長期的に継続して活動を行うためには、月面の資源を利用することや物資循環を行うことが必要と考えられます。また、月面の人工光型植物工場のような施設で植物栽培を行うことで、地球からの輸送物資
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