羊肉 温性/甘味 気を補う、慢性的衰弱の改善、お腹を温め腰膝の冷えを改善 最近では、スーパーでも見かけるようになった羊肉(ラム肉・マトン肉)。一般的な食肉の中でも特に体を温める働きが強く、寒い地方でよく食べられています。 ジンギスカン用の薄切り肉ももちろん良いですが、手に入れば骨付きのラムチョップもおすすめです。骨には「腎」を補う作用があり、冬と関係の深い腎をしっかり温め補うとより冷えの改善につながります。 冷えの薬膳の代表格といえば「当帰生姜羊肉湯」という具沢山のスープです。今回のレシピは「当帰生姜羊肉湯」西洋版をイメージしました。 今回のポイントの一つは、本場のアイリッシュシチューのレシピにはあまり入っていないセロリを加えている点です。 中国では羊肉とパクチーを使った水餃子があります。実は当帰やセロリも、パクチーと同じセリ科の植物で羊肉との相性が良く、巡りを促す働きがあるとされています