新型コロナの影響で業務負担が増える中、待遇を改善して働き続けられる職場にしてほしいと、県内の国立病院機構が運営する病院で働く看護師らが、31年ぶりにストライキを行い、労働環境の改善を訴えました。 独立行政法人「国立病院機構」が運営する全国137の病院の看護師らで作る「全日本国立医療労働組合」では、9日までの2日間、賃上げや労働環境の改善を求めました。 このうち、組合の県内の支部では、看護師らが宮崎市中心部で賃上げなど待遇の改善を求めて署名活動を行いました。 なかでは、多くの看護師が朝から夕方まで休憩が取れない状況で勤務していることや、日中の勤務を終えたあと、そのまま夜勤に入らざるを得ないなど厳しい労働環境を訴えました。 組合によりますと、3年にわたるコロナ禍で業務負担が増しているにも関わらず、賃金や労働環境の改善につながっていない現状を受け、今回は31年ぶりにストライキも行ったということで