7年前、富山県滑川市の40代の中学教諭が、部活動などの長時間労働で過労死したことをめぐり、遺族が富山県と滑川市に損害賠償などを求めた裁判で、富山地裁は富山県と滑川市にあわせて約8314万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。 【写真を見る】「部活動は自主的活動の範疇に属さない」長時間労働で40代教諭が過労死 富山県などに8300万円余りの賠償命令 富山地裁 この裁判は、2016年7月、滑川市の公立中学校の教諭だった40代の男性が「くも膜下出血」を発症し死亡したのは、市側が勤務時間を適切に管理する義務を怠った安全配慮義務違反によるものだなどとして、男性教諭の妻と子どもたちが、県と市に対し、およそ1億円の損害賠償を求めたものです。 男性教諭は当時、理科の教科指導や、進路相談も必要となる3年生の担任に加え、女子ソフトテニス部の顧問を兼務していました。この中学校のソフトテニス部は富山県下でも強豪
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