http://d.hatena.ne.jp/ululun/20061114/shakai061114 id:ululunさんは見事に「いじめる側」の戦術に嵌っていると思った。 なので、この本を読んでみるといいと思う。フーコーでもいいけど。 暴力の哲学 (シリーズ・道徳の系譜) 作者: 酒井隆史出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/05/21メディア: 単行本 クリック: 86回この商品を含むブログ (54件) を見る 僕が「ゲームを降りろ」と言ったのは、「自分を<いじめられ>という状態に押し込んでいるゲームから降りろ」という意味。 でもって、 いじめとは、いじめる側が一方的に作り上げた理不尽なルールによって、いじめる側が終わりを宣言する迄続けられるゲームではないのか。 ならその「いじめる側のルール」が及ばない所に行けばいい。そうすることで一方的にそれを終わらすことができる。「
教室の祭り (わくわく読み物コレクション) 作者: 草野たき,北見葉胡出版社/メーカー: 岩崎書店発売日: 2006/10/18メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (7件) を見る 素っ気のないタイトルと北見葉胡による表紙から嫌な予感を持たされてしまいます。思った通り怖いお話でした。いや、お話ではなくて、この作品に描かれているたぐいの「祭り」は現実に数限りない教室で行われているはずです。われわれが生きているこの世界がいかに不気味で不条理であるかを暴き立てているからこそこの作品は怖いのです。 主人公は5年生にあがったばかりの澄子。彼女はおとなしいクラスメートの直子と仲よくしていました。ところが5年生になってから通い始めた塾で澄子はカコら新しい友人を得ます。しだいに澄子は直子と疎遠になっていき、やがて直子は学校に来なくなってしまいます。カコたちは直子を迎えに
maia曰く、"第53回NHK杯全国高校放送コンテストにおいて、テレビドキュメント部門で優勝した「なまら重くね!?」が興味深い(以下、ソースは全て「山田祥平のRe:config.sys」による)。高校生が通学カバンの重量を量ってみたら実に15kgもあったというのだ(もはや登山装備の領域である)。教科書、参考書、ノート類だけにしても12kgあったという。 どうやら現在使われている教科書が分厚くなっているのが主犯らしく、6年前に使われていた教科書なら6kgですむというのだ。仮定の話、教科書も辞書もノートもコンピュータに入れてしまえば、軽くできそうだし、ノートPCを持ち歩かなくても、インターネット経由で同期させれば学校と自宅で同じ環境を再現できる(USBメモリを使ってもいい)。それは理想郷というよりは、今でも技術的かつ経済的に実現可能な話のように思える。MITのOLPCも似た動機で作られているわ
2006年06月29日05:40 カテゴリPsychoengineering 家出を知らない子供たち この事件のことを知って、最初に思ったのは、なぜ彼は家出をしなかったかということ。 池内ひろ美の考察の日々: 奈良・母子放火殺人 なぜ彼は義母子を殺したのか? 彼は、ちゃんと自分の言葉で語っている。 「リセットしたかった」 告白しよう。私が今あの世でも塀の向こうでもなく、高層マンションのてっぺんでこうしてblogを書いていられるのは、家出を知っていたからだ。特に父親に殺意を抱くなどしょっちゅうだったし、母親にだってある。殺意を全く抱いたことがないと言い切れるのは妹に対してだけだ。 しかし、その殺意を実行に移したらどうなるかぐらいの想像力はあった。だから家出した。何度もした。懲りずにした。もう学校に行かなくなっていた私がごくたまに学校に行くのは、家出の旅費を少しでも浮かすための学割証をもらいに
(平成十八年十二月二十二日法律第百二十号) 日本の教育の基盤となる法律。現在の教育基本法は、旧教育基本法の全てを「改正」*1し、平成18年(西暦2006年)12月22日に公布、施行したものである。 全18条。「教育の目的及び理念」、「教育の実施に関する基本」、「教育行政」、「法令の制定」の4章から成り立っている。 形式的には法律であり、他の法律に対して優位にあるわけではない。むしろ、「後法優位の原則」から考えると、やや劣位にあるとさえ言える。 判例でも 教育基本法については、後法は前法を破るとの一般原則を直ちに適用することはできない。 一般に教育関連法令の解釈及び運用については、法律自体に別段の規定がない限り、できるだけ教基法の規定及び同法の趣旨、目的に沿うように考慮が払われなければならない。 などされ、他の教育法規は、この教育基本法の理念を実現するために制定されたものと見なされている。
産経新聞社のニュースサイト。政治、経済、国際、社会、スポーツ、エンタメ、災害情報などの速報記事と解説記事を掲載しています。
内田樹先生のブログ(←3月31日分のエントリー)に、日比谷高校についての印象的な記述があった。日比谷高校の出身者に限らず、ある時代の都立高校に通った経験を持っている者にとって、心に染みる文章だと思う。 で、失礼ながら、先生のテキストに乗っかる形で、私が通っていた当時の都立高校についてちょっと書いてみたい。 内田先生は、ご自身が通っておられた当時の日比谷高校の「空気」を評して それは、「シティボーイの都会性」と「強烈なエリート意識」と「小市民的なエピキュリズム」に「文学的ミスティフィケーション」をまぶしたようなものだ(書いているだけでうんざりしてくるけれど)。 と、書いておられる(詳しくは、http://blog.tatsuru.com/archives/001639.php をご覧ください)。 この「空気」は、実は、私にもなんとなくわかる。うんざりしてくるところも含めて。 私は、内田先生よ
帰省、寿司、陶芸体験 8/13(火) 妻の実家の墓参りへ行き、俺の実家へ帰省。風呂に入る前に子供達と外で水鉄砲で水を掛け合いびしょ濡れになる。最後のほうはどうにでもなれと思い、ホースやバケツで直接水をかけ合う。久しぶりの大胆な遊び方に子供たちは大声をあげながら騒いでいるが、田…
海洋学園とは 愛知県蒲郡市に4月、中高一貫の全寮制男子校「海陽中等教育学校」が開校する。「将来の日本を牽引するリーダーの育成」を掲げ、トヨタ自動車やJR東海、中部電力を中心に中部財界の肝いりで誕生。英国のパブリックスクールをモデルに、既存の枠にとらわれない新たな教育スタイルをと意気込む。 三河湾に面した海洋リゾート施設「ラグーナ蒲郡」内の13万平方メートルの埋め立て地に校舎を設置。設立代表者は豊田章一郎・トヨタ自動車名誉会長で、設立費用約200億円は賛同企業約80社が寄付。初代校長には東大名誉教授で開成中学・高校校長を務めた伊豆山健夫氏が就く。 生徒全員にノートパソコンと携帯端末が与えられる。携帯端末は、校内の買い物に使う電子マネーや位置情報、緊急通報など多機能だが、事前に登録した8件のみの着信専用で買い物の中身や校内のどこにいるかまで把握もできる。校内には無線LANがあるが有害サイトには
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く