宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は9日、新型固体燃料ロケット「イプシロン」について、14日午後1時45分~同2時半に鹿児島県肝付町(きもつきちょう)の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げる予定で準備を進めていると発表した。 天候などの状況を確認し、12日に最終的に判断する。 イプシロンは8月27日に同観測所から打ち上げられる予定だったが、発射19秒前に機体の姿勢異常を誤検知し、自動停止した。 JAXAはコンピューターの設定の見直しなどを行い、今月8日に同観測所でリハーサルを実施。発射台を回転させて機体を発射点まで移動させ、打ち上げ5秒前までの手順を確認した。