ハシゴを登ってみた。前回のハシゴはこれ sm17811313動画の中の説明文で使っている記号の意味(コマンドではないので・・・)> 少し早送り中>> 早送り中>>> 超早送り中YouTube版⇒ http://www.youtube.com/watch?v=C200W7JQUuY
どうもはてなでは定期的に科学論が勃興するみたいで、らしいなあと思いつつ、せっかくなんだからぐるぐる回るのではなく、らせん状でもいいので前進できればな、と希望的観測を掲げてみます。 ところで科学論の中で進化論と双璧をなす誤解の二大巨頭といえば、トマス・クーンに端をなす「パラダイム論」でしょう。 たとえば日本の某批評家EAST氏は自称科学哲学出身らしいですが、このパラダイム論の典型的誤用である「何でも都合よく相対化ポストモダ〜ン」で突っ走っているようで、最近は見ていて痛々しいですね。 またEAST氏に限らず、科学批判や相対化の際にもっともよく使われる(そして間違えられる)議論だといってよいでしょう。 では本来的なパラダイム論はどのようなものであるか? 科学をパラダイムで捉えるとはどういうことか。 簡単にですが解説してみましょう。 まず、こちらによると クーンによれば、パラダイムとは次の2つの特
⇒勉強、学ぶ - naoyaのはてなダイアリー 空間は連続ではない。空間を細かく細かく区切っていくと、これ以上細かくできない、という単位になる。時間と空間は区別されない。従って、時間は連続ではない。計算機は人が感知できないスピードで非連続な時間を連続的な時間に見せかける、それとこの世界も同じらしい。近頃の物理学はそんなことまで明らかにした。時間が非連続、そんな見方で見ると、色々なものが違って見える。 模疑っちふう? それはさておき。 「時間は連続ではない」なのか? っていうか、野暮なツッコミ? 「近頃の物理学はそんなことまで明らかにした」というけど、物理学というのはこれこれのモデルを立てて(それを数学的にモデルにして)、それが我々の宇宙にどの程度合致しているかテストして、そのテスト結果と限界をもって了解とすることで、そのモデルを理解像とすることなので、物理学で「そんなことまで明らかにした」
GFP(緑色蛍光タンパク質)の発見者といえば、下村脩さんである。遺伝子導入によって特定タンパク質をGFPでラベルし、生きた細胞で発現、タンパク質の挙動を計測する技術は1990年代後半移行の生物学を決定的に変えてしまった。このことでどれだけあたらしいことがわかったか、というのは別の話だが*1、直感的把握される顕微鏡下の細胞の姿をラジカルに変革した点は評価しすぎてもしすぎることはないといってよいだろう*2。そのそもそもの発光タンパク質を1962年に発見したのが下村脩さん*3という話は結構しっていたのだが、この人の息子がケビン・ミトニックとのハッカー対決で有名になった下村努さんだ、というのはずっと気がつかなかった。当時ニューズウィークに写真付きでこの対決が紹介されたときには、仮面ライダーっぽい顔つきもあいまってなんつーかっこいい人がいるのだ、と思ったものだ。CVみたら、カルテクでファインマンに教
報道(2008/2/21): 重りを48インチ(約122センチ)の高さの位置にセットすると重りが最低部まで到達する約4時間に渡って40ワットの白熱電球の明るさに等しい600〜800ルーメンの明かりを燈すことができるなど、実用性も十分。 バージニア工科大学の学生、画期的な「重力電灯」を発明 (テクノバーン) どんなSF的ガジェットかと思ったら単に重りの位置エネルギーを取り出すもので、重りを持ち上げる力は人力なんだろうから「究極のエコエネルギー」というよりは究極に原始的なエネルギーで、どこが「画期的な発明」なのかいまいちよくわからなかった。発電機の変換効率? それともLEDの発光効率? 重りは何kg? なぜか肝心の重りの重量が書いてないので、重りがえらく重いというオチなんじゃないかと疑って、何kgくらいかと思って計算してみたら何kgなんてもんじゃなかった。12トンとか。えーーー??? 計算方法
世界各地で人気を集める「サイエンスカフェ」 2008年1月25日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) David Ferris サンフランシスコの『330 Ritch』で話をする、同市の気候変動担当コーディネーター、Melissa Capria氏。テーマは「気候変動が同市ベイエリアにどのような影響を及ぼすか」 Photo: David Ferris さる水曜の夜、サンフランシスコの『Axis Cafe』から大勢の人が出てきた。当夜の呼び物は人気バンドでも、腕のいいバーテンダーでもなかった。彼らの目当ては講義、それも物理学の講義だ。 講義では、サンフランシスコ州立大学の海洋学者Toby Garfield氏が、海洋で大きな波が発生する仕組みを説明した。たとえば、Axis Cafeから約40キロの地点にあるサーフポイント『マーベリックス』で立つような巨大な波だ。 Gar
漁業資源の保護の方法の一つとして、網の目の大きさの規制がある。適切な網目の大きさを設定すれば、網からすり抜けた小さな個体がいずれ成長して資源は保たれる。しかし、進化論を考慮すると、漁業資源管理の上で問題が生じうるらしい。生存競争の点から、魚の体のサイズが大きい利点はいくつかある。より多くの卵を産める、ライバルの個体との争いに勝ちやすい、捕食されにくい、などなど。ならばより早くサイズを大きくする戦略は有利である(たまたまこの戦略は漁師にとっても望ましい)。むろん、大きければ大きいほど有利なわけはなく、種ごとに適正なサイズがあるのだが、自然状態と、漁業がなされたときとで、適正なサイズが異なるのだ。David O. Conover, Fisheries: Nets versus nature, Nature 450, 179-180より図を引用。 今回のエントリーで言いたいことは、この図でほとん
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