何年もずーっと思っていたことが言葉にできる段階にきた。 たくさん違和感があった。例を書く。 私が大学生のころパソコンはデジタルオタクのおもちゃだった。それが今は「パソコンができないとダメ」といわれるようになった。 私がインターネットを始めて経験した時、そこでお店を作ることは費用ばかりかかって売れるわけがないといわれた。 私がGoogleを議論している時、Yahoo!に勝てるわけがないといわれた。 IT系企業なんて、既存大企業につぶされるとよくいわれた。 派遣がスペシャリストではなく、雇用者より下という階層になった。 これらを言っていた人々は誰か?そう、世の中のエスタブリッシュメントといわれる人々である。彼等は、ピータードラッガーのような人の著作を崇拝し、それが理解できないものとできるものの間には階級があると決めている。 「もしドラ」があれほど売れた理由のひとつは内容はともかく、とても多くの