八九寺真宵ちゃんメインの音MADです。曲:FF6「モグのテーマ」
「火」は燃えない 「火」と言っても、「火」と書いても、それは燃えません。当たり前です。しかし、この当たり前が大事です。 言葉が表示しているものは、あるいは言葉によって表示されているものは、火ではないのです。では、言葉によって表示されえない「火そのもの」があるのか? そんなものは、「本当の自分」と同じように馬鹿げた幻想です。「火そのもの」も言葉だからです。以上の事情は、「神」も「真理」もみな同じ。 言葉が表示しているのは、その言葉で表示しようとしているものとの関係の仕方です。ヴィトゲンシュタイン風に言うなら、「火」が意味するのは火ではなく、火の使い方です。 この関係の仕方は、様々な条件付けによって変わりますから、言葉によって語られたことに普遍性や絶対性を求めることは、無いものねだりというものです。 ここでさらに問題なのは、「存在する」という言葉です。そもそも、存在するという事態は、「〇〇は(
「しょうがない」の精神 以下は、さる地方新聞から、正月用の記事にと寄稿を依頼されて書いたものです。 ここでいまさら、昨年がどんな年だったか、事あらためて言うつもりはない。正月とはいえ、おそらく今年の日本人は皆、そう無邪気に「おめでとう」とは言えないのではないか。 あの大震災と原発事故、さらに欧州の金融危機と東アジアの不安定化、さらにはそれらが結果的に露呈した様々な問題に、我々はいよいよ、正面から取り組んでいかなければならない。すなわち、我々は今までよりもっと、がんばらなけれならない新年を迎えたわけだ。 しかし、私がつらつら思い出すのは、震災直後に湧き起こり、ほぼ一年を通じて大合唱になった「がんばろう」に対する、どうも素直になれない自分の気持ちである。 これは私ばかりではなかったようで、たとえば、「被災した人に、あれ以上何をがんばれと言うんだ」と怒っていた知人もいた。だが、私の違和感はそれと
先日ツイッターで「青春ってどうして青なんだろう?」というつぶやきを見かけた。現代で「青春」なんていう古語を使う人はないんじゃないか。というか、ポスト団塊世代の僕が若い頃ですら「青春」ってなんか自分より年が上の、団塊世代が使う、ねちょっとしたイヤな感じの言葉だった。 でもま、なぜ「青」なのかというと、人生を四季に例えると、若い時代は「春」で、春は陰陽五行の考え方では「青」になるから、それをくっつけて「青春」。じゃ「夏」はというと「赤」だから赤夏、じゃなくて朱夏。朱に交わるわけよ。同様にお次が「白秋」、そして「玄冬」となる。 かくして青春・朱夏・白秋・玄冬だが、高松塚古墳の壁画じゃないけど、風水の四神、青龍・朱雀・玄武・白虎にも対応している。朱雀といえば平安京など都の南門・朱雀門が連想されるが、朱雀は南を司る。白虎といえば白虎隊とか連想するがこれは西側の担当。 ぐぐれば出て来そうな話をだらっと
2023年も"初音ミク"が世界中で愛される1年でありますように。GoogleのCMを見て作ってみたPVです。このMADに使わせていただいた作品 mylist/30211390 clip/471687 コンテンツツリーもご参照お願いします。曲:Tell Your World(livetune様,kz様)(ラジオ音源動画sm16550626より)投稿動画の設定より使用楽曲の登録を行っています。00:24-00:40(Google CM動画sm16436884より)01:37-02:02(初音ミク Project Diva 2nd OPより)03:10-終 トレース元の てぃ☆イン!様 sm16690187、モーション配布元 ごしかん様sm16719723より。カメラワークはうp主。最後のシーンで流れているコメはsm16436884で1月中旬頃に実際に流れていたものです。Lat式モデルを使わせて
(´・ω・)ノ畏友オタどんが作ってくれていたものの増補版。 参考:http://d.hatena.ne.jp/jyunku/20100603/p2 注記 最初に創ったのは2012/1/29(日)なれど、随時、できれば発表に日を置かずに改訂いたしまする(*´д`)ノ 書誌(年代の昇順) 南陀楼綾繁『路上派遊書日記』右文書院、2006.10 「一部屋古本市」(2005.9.18)に参加したメンバーとして言及される。『来し方 : 移動図書館と共に』大岩好昭著(里艸、1999.4)を買う。 南陀楼綾繁、退屈男、本の街、書物蔵「書物ブログから見た神保町」『神田神保町古書街ガイド吟遊書人』毎日新聞社、2006.12 p.135-138 オタどんの代わりに参加。肖像あり。 書物蔵「図書館史の空白:大東亜図書館学の復活?」『文献継承』(10) p.3-5(2007.3) 主人に頼まれて書く。戦時読書運動関
言語哲学大全 3 意味と様相 (下) 飯田 隆 勁草書房 1995-12 売り上げランキング : 304627 Amazonで詳しく見る by G-Tools 久しぶりに読み返して、説明の巧さに嘆息。他人の書いたものを読んで、また別の他人に説明するという能力が自分に欠如していること(いや、努力不足か)についてしばし反省した。 ところで第6章「可能世界意味論の応用と哲学的基礎」のなかに次のような箇所がある。まず、可能世界意味論をめぐるスタルネイカーの「現実主義」――「可能世界=世界のそうありえた仕方」を理論的原始概念とみなし、それ以上の還元的分析を不要と考える立場――を表す一節が引用される。 可能世界は、理論的原始概念である。そう考える理由は、その存在論的身分にではなく、この概念なしでは雑多としかみえないさまざまな活動のあいだの共通性が明らかとなるような、ある抽象的水準のもとでの理論的活動に
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