水田でアイガモを泳がせることで雑草の繁殖を抑えるアイガモ農法と同じ効果をロボットを使って再現しようという取り組みが富山市の農業高校で行われています。 富山市の中央農業高校では去年から授業で無農薬の米作りの一環としてアイガモ農法の効果をロボットで再現する実験に取り組んでいます。 実験ではベンチャー企業により開発された縦1メートル30センチ横90センチほどのロボットが使われ、太陽光発電で自動で動きながらスクリューで水田の泥を巻き上げます。 これによりアイガモを泳がせて水田の泥を巻き上げ水中の日の光をさえぎって雑草の繁殖を抑えるアイガモ農法の効果を再現するということです。 実験で使う水田はドジョウのいけすともつながっていて、無農薬の水田の水をドジョウの養殖にも活用するということです。 去年の実験では除草剤を使わずにコシヒカリおよそ360キロを収穫し、全国の高校生により作られた米の品評会でも高く評