組織には「感情」があり、これを良い状態にすることで組織のパフォーマンスを上げることができる――。「ギスギスした職場」で苦しむ人には、共感できる説ではないだろうか。では、どのようにすれば、あたたかくイキイキとした職場をつくることができるのか。「組織感情」に関する書籍を刊行した高橋克徳氏(ジェイフィール執行役員)に話を聞いた。 「変わろう」という思いを共有できなければ職場は変わらない ――高橋さんが出された『不機嫌な職場 なぜ社員同士で協力できないのか』(講談社現代新書、共著)は、27万部のベストセラーとなりました。今回、続編として新たに2冊の本を出されましたが、何かきっかけがあったのでしょうか。 高橋 『不機嫌な職場』では、お互いに協力し合えず、責任感の強い人ほど仕事を抱え込み、精神的・肉体的に追い込まれていく職場を描きました。多くの読者から「自分の職場も全く同じだ」「お互いに踏み込めな
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