今回は小ネタになります。 CloudFormtionなどでインスタンスのセットアップを行う際に、シェルスクリプトなどで環境変数を利用したい場合があります。 そんな時にあらかじめ環境変数などを記載しておいたファイル(.envファイル)の内容を一括で環境変数に読み込む方法を紹介します。 シェルスクリプトなどで利用する例用意するファイル例として環境変数を記載した以下の内容の.envファイルを用意します。例としてproxyサーバの設定を想定しています。 # cat .env http_proxy="http://proxy" https_proxy="https://proxy"一括で読み込んで環境変数にexportするコマンド以下のコマンドで一括で環境変数にexportします。 #で始まっている部分はコメントとして扱うようにします。 # export $(cat .env| grep -v "#
無限スクロールはSEOに効果的とは限らない、という事実をご存知ですか? 確かに、クリックやタップをしなくても次ページへ遷移できるのは大きな強みですが、「後半ページがインデックスされない!」などSEOに悪影響を受けるケースもあるのです。 そこで今回は、無限スクロールとSEOの関係・Googleの推奨構成・JavaScriptの記述例・ページネーションとの違いなどについて解説します。 無限スクロールとは? 無限スクロール(Infinite Scroll)とは、ユーザーが画面下部までスクロールした際、クリックやタップといったページ遷移に必要な操作をしなくても、自動的かつ継続的に新しいコンテンツを表示させるUIに特化したウェブデザイン技術の一種です。 TwitterやPinterestなどのSNS、複数の画像が一連表示されるギャラリー的なサイトで導入されている仕様と言った方がイメージしやすいかもし
「Vue.js」で無限スクロールする方法とは? 「無限スクロール(Infinite Scroll)」は、ページを切り替えることなくページネーションするテクニックです。 ページの一番下までスクロールすると、表示するコンテンツがなくなるまで、続きを自動的に読み込んでくれます。 スクロール操作が基本のモバイル端末で、「最もスマートなページネーション」とも言われています。 今回は、人気の「Vue.js」で無限スクロールを実装する方法と、無限スクロールに必要な SEO対策について解説していきます。 無限スクロールの実装パターンと SEO 対策無限スクロールには、2つの実装パターンがあります。 同一URLで、ページ内にコンテンツを読み込ませる方法読み込むコンテンツ単位にURLを割り当ててページを分割する方法それぞれの実装パターンを、SEOの観点で見ると次のような特徴があります。 1.同一URLで、ペー
Zennという技術情報共有サービスを運営しています。長期的にZennの流入経路の多くは「検索」になると予想しています。むしろ検索流入が多いサービスであるべきだと考えています。 具体的なソースコードや数式が並ぶ文章は、ソーシャルメディアではあまりシェアされません。ある程度抽象的な内容でないと、読者層が狭く、読み手も労力を必要とするからです。 (具体的な話を盛り込みつつ話題を集める文章を書けるスーパーな方もときどきいますが) しかし、いざ仕事で問題に直面したとき、自分を助けてくれるのは、たいてい具体的なコードを含む記事や実際に問題に直面した人によるニッチな体験談です。すぐに誰かに届くものではないけれど、後から同じ道を通った人は助かる… そんな先人の知恵がたくさん集まる場所になったらいいなと考えています。 SEOに関する情報収集源 本題に入る前に、僕が参考にしているSEO対策の情報源を紹介してお
Airtableの料金は、WorkspaceとBaseのそれぞれ、ユニークで招待しているユーザー数の分だけ課金されます。 まずはAirtableの仕様を理解しよう! Airtableの料金プランの詳細について解説する前にAirtableの仕様について解説します。 前の章でWorkspaceとBaseという単語が出てきましたが、Airtableを利用したことがない方は、何のことか分からないと思います。 これらの点は、Airtableの料金について理解する上で、非常に重要なポイントなので、料金プランの詳細を解説する前に理解しておきましょう。 WorkspaceとBaseについて WorkspaceとBaseについてそれぞれ解説します。 Workspace Workspaceは、Baseを格納している箇所のことです。 Base Baseは、Workspace内に格納されているファイルのことです。
こんにちは、鈴木です。 Redis におけるデータの永続化についてです。 RDB と AOF Redis におけるデータの永続化には 2 つの方式があります。 一つは RDB ファイル(RDB = Redis DataBase だと思います)に書き出す方式で、あるタイミングのスナップショット(フルダンプ)です。 もう一つは更新系のクエリが逐次追記される AOF (Append Only File) です。 RDB と AOF は両方を有効にすることができ、その場合は RDB と AOF の両方が出力されますが、Redis 起動時には AOF からデータが復元されます。 RDB を保存する RDB ファイルを保存するには、save ディレクティブで保存するタイミングを指定します。
インメモリデータストアを現代風に再実装したら? 高速なデータアクセスのためのインメモリデータストアとしては、RedisやMemcachedが有名です。ただし、これらは10年以上前に設計されており、Memcachedに至っては、2003年と約20年前です。 長い年月を経て、機能追加や最適化が進む一方で、どうしても設計の古さも目立ってきます。 その課題を解決すべく開発されたのがDragonfly です。 全ての操作がアトミック 高スループットでもミリ秒未満のスループット を目指し、Redis/Memcached互換なAPIを提供します。 Redisの25倍のスループットを誇り、1インスタンスで百万オーダーのQPSをさばけます。 開発者が実施したAWS EC2上のベンチマークによると、Dragonflyは本家RedisやRedisのマルチスレッドforkであるKeyDBよりも圧倒的なスループット
Twitterにてタイトルに関して指摘をいただきました。 確かに値上げではなく、「利用上限を超えた場合の従量課金体系の追加」が正しいため、タイトルを変更しました。 ただ、従量課金の金額はベース料金と比較した場合に比率がかなり大きいため、次回の請求サイクルに入る前に、自身の利用状況を確認することをおすすめします。 2021/10/06 Vercel よりメールで、Proプランにおける使用上限を上回った際の追加料金発生に関してアナウンスがあった。 Hi there, Your team, on the Vercel Pro plan is now able to purchase extra usage as needed. This allows greater flexibility for teams who don't need the support and security of
採用関連のエントリーを何本か上げてきましたが、あれからメンテモのプロダクトもガラッと変わりました。これは絶好のチャンス、ということで今回はよりエンジニアリングらしい記事を書いていこうと思います。タイトルの通り、メンテモは Vercel を剥がしました。近い規模のスタートアップが同様に Vercel を剥がそう、といった事例もあるかと思いますので、メンテモ社が Vercel を剥がすまでの経緯をご紹介できたらと思います。 メンテモの技術スタック こちらが旧来の技術スタックです。基本的には Next.js がすべての責務 (ウェブ/API) を持っており、Firestore へのアクセスも Next.js の API Routes 経由で行われるといったものでした。選定の経緯として非常にシンプルで、 インフラ構築に割く工数が無い CI/CD 周りで楽をしたい SSR/SSG がある都合、利用可
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