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医療と歴史に関するsynapse_booksのブックマーク (6)

  • 世にも奇妙な人体実験の歴史 - 情報考学 Passion For The Future

    ・世にも奇妙な人体実験の歴史 「何世紀ものあいだ、薬の安全性の検証は事実上、一般大衆の体によっておこなわれていた。用量を超えて飲めばほとんどの薬が危険だが、安全な服用量は誰にも分からなかった。とりあえず飲んでみて、様子を見るしかなかった。患者は薬を飲み、医者は患者が死ぬかそれともよくなるかを見るのだった。」 古代から19世紀にいたるまで多くの人々が病気の原因は悪い血であると信じていたので、腕を切開して瀉血したり、ヒルに血液を吸わせたりして、だらだらと何リットルも患者から血を奪っていた。医学的には患者を弱らせるのみの行為だった。 当に効く薬や治療法を見つけるには、誰かが最初に試してみなければならない。動物実験というのも現代では盛んだが、結局のところ、最後は人間が試さない限り、当に効くのかどうかわかりはしない。 ここに書かれているのは医学の当の歴史である。一部の勇気のある医者が自らの身体

  • 夢中になって読んでしまった 『精神病者私宅監置の実況』 - HONZ

    座敷牢の調査報告書。 一言でいえばこんなところだろうか。ただし、100年前の話。 著者の呉秀三は、「日精神医学の父」と呼ばれる、明治から昭和のはじめにかけて活躍した医学者だ。精神病患者の看護法を刷新したことで知られる。つまり、書は看護や治療のやり方を一新すべく、当時の精神病患者がおかれた状況を実地調査したレポートなのである。 明治43(1910)年から、東京帝国大学医科大学精神病学教室主任だった呉は、夏休みのたびに教室の助手などを全国に派遣し始める。共著者の樫田五郎を含む15人は、1府14県に散らばり、写真や絵とともに患者の置かれた状況を記述していく。交通の発達していない時代に、徒歩や人力車、馬車で、山奥まで出かけたそうだ。 当時の患者数は14万から15万。一方、当時の精神病院の病床数は私立も含めて約5000。患者に対して、治療施設が圧倒的に足りていないとなると、患者は自分の家にいるし

    夢中になって読んでしまった 『精神病者私宅監置の実況』 - HONZ
    synapse_books
    synapse_books 2012/10/01
    『精神病者私宅監置の実況』
  • 「世にも奇妙な人体実験の歴史」書評 悲惨でも、人類の幸福のために|好書好日

    梅毒の正体を知るために患者の膿を自分に塗布した医師、サナダムシを飲まされた死刑囚、爆発に身をさらし続けた博士…。常識を覆すマッドな人体実験を紹介する。【「TRC MARC… 世にも奇妙な人体実験の歴史 [著]トレヴァー・ノートン [訳]赤根洋子 ピロリ菌、という名称を私たちが耳にしたのは、そんなに昔のことではない。十二指腸や胃の潰瘍(かいよう)の元凶とされる細菌である。酸性の強い胃の中で生きられるはずがない、と言われていた。潰瘍の原因はストレスや喫煙や誤った生活や酒だとされてきた。 オーストラリアのバリー・マーシャルとロビン・ウォレンは共同で研究し、ピロリ菌を発見、これが潰瘍に関与しているのでは、と疑った。マーシャルは自らピロリ菌を飲んで確かめた。案の定だった。ピロリ菌を除去すれば快癒することを証明したが、一般の病院で治療が行われるようになったのは、マーシャルの実験から十三年後である。彼

    「世にも奇妙な人体実験の歴史」書評 悲惨でも、人類の幸福のために|好書好日
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    synapse_books 2012/09/05
    「世にも奇妙な人体実験の歴史」
  • コラム別に読む : 世にも奇妙な人体実験の歴史 [著]トレヴァー・ノートン [訳]赤根洋子 - 江田晃一 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    書では自らの体を実験台にした奇人変人と呼ぶにふさわしい研究者が数多く登場する。血液、薬など医学を中心に17のテーマが収められているが、どこを読んでも驚きのエピソードにあふれている。 寄生虫を飲み込んだり、進んで感染症に罹ったりと、内容は多岐にわたるが、想像するだけで気持ちが悪くなりそうな実験例も少なくない。黄熱病研究ではアメリカ人の医学生スタビンス・ファースは感染経路を調べるために体に患者の尿を塗り、嘔吐物を摂取した。イギリスの外科医ジョン・ハンターは淋病と梅毒の関係性を知るため、淋病患者の膿を自分の性器に塗りこんだ。常軌を逸した行動に映るが、「自説は果たして正しいのか」ということに自らの体を賭けてでもこだわる研究者の強烈な自負も見え隠れする。 著者は彼らの功績はあまりにも評価されていないと指摘する。実際、嘔吐物にまみれたスタビンス・ファースの名前を誰も覚えていないのは事実だ。歴史に埋も

    コラム別に読む : 世にも奇妙な人体実験の歴史 [著]トレヴァー・ノートン [訳]赤根洋子 - 江田晃一 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 神保町の匠 - 見えなくなるものを残すということ

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    synapse_books 2012/02/09
    『ハンセン病図書館』
  • 『自分の体で実験したい――命がけの科学者列伝』L.デンディ& M.ボーリング著/梶山あゆみ訳(紀伊國屋書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 「寄生虫学者は「変人」か」 藤田紘一郎(感染免疫学者) 『自分の体で実験したい』は、危険も顧みず、科学のために自分の体で実験した科学者や医学者たちのノンフィクションである。書の「おわりに」と巻末の年表では、私自身のサナダ虫の実験についても言及している。 私は一九九六年以来、サナダ虫を二〇年以上お腹に飼っている。初代の「サトミ」ちゃん、二代目「ヒロミ」ちゃんと飼い続けて、最後の「マサミ」ちゃんまで、計五代のサナダ虫を飼い続けた。五代目の「マサミ」ちゃんは残念ながら、昨年の冬死んでしまって、今、私のお腹のなかにはサナダ虫が棲んでいない。そして、私が飼い続けたサナダ虫、正式の名前は「日海裂頭条虫」というが、このサナダ虫は日ではほとんど見られなくなっている。 サナダ虫の寿命は約三年である。日語で「虫がわく」という言葉があるが、普通では寄生虫が人体内で増えることはない。

    『自分の体で実験したい――命がけの科学者列伝』L.デンディ& M.ボーリング著/梶山あゆみ訳(紀伊國屋書店) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
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    synapse_books 2010/09/10
    『自分の体で実験したい――命がけの科学者列伝』
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