2007/11/19 監視国家へ突き進む日本 カテゴリ:パワーポリティックス非公式情報 日本では11月20日から入国する外国人から強制的に指紋を採取し、顔写真を撮影する。指紋採取はアメリカに次ぎ、世界で2番目。つまりアメリカに倣い、「ビッグ・ブラザー路線」を突き進んでいるのだ。 言うまでもなく「ビッグ・ブラザー」はジョージ・オーウェルの小説『1984』に登場する「超監視国家」の独裁者、あるいは独裁システム。2001年9月11日の「旅客機突入攻撃」を受け、アメリカはオーウェルの小説に向かって突き進んでいる。この事件が起爆剤になり、傭兵(民間特殊部隊)ビジネスとともに、監視ビジネスも急成長している。こうした産業は戦争と恐怖がなければ成立しないわけで、平和を願い、戦争に反対するような人びとや団体は「テロリスト」ということになる。 第2次世界大戦後、アメリカでは反戦平和を主張する人びとは危険視され