今月初め、あるテレビ番組で「閉じ込められたタレントを探す」という企画が失敗に終わった。タレントがSNSで示した手がかりをもとに、居場所を探って助け出すという内容だ。このときの重要な手がかりが「電車の走行音」だった。結果として、その場所は間違いだったようだ。しかし、鉄道の設備に詳しい人なら、電車の走行音で路線や場所を絞り込める。走行音の何が手がかりになるのだろう? 最もわかりやすい手がかりは、車輪がレールの継ぎ目を通過するときの「ガタン、ガタン」という音だ。この音と法則を知れば、誰でも電車の連結数がわかる。たとえば、「ガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタン」と聞こえたら4両連結だ。「ガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタンガタン、ガタン」の場合は10両連結である。一連の音の長短ではなく「ガ
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