そんな新橋駅前ビル(1号館)の1階に小さな大衆そば屋「三松」がひっそりと営業している。7席のL字カウンターで、朝7時に開店する。そして、夜、辺りが「飲み屋解放区」の喧騒の世界に突入する前に静かに閉店する。数年前までは70歳過ぎの品の良い女将さんが一人で切り盛りしていたのだが、今は若い店主にバトンが渡されている。 若め(100円)をはじめ、トッピングが豊富 「三松」に行くようになったのは、同じフロアの日本酒立ち飲み「喜楽」で知り合いになった帽子の似合う新橋の達人今井さん(48歳)に、「三松のしいたけそばは絶品だよ」と教えてもらったことがきっかけだった。それから「三松」に寄るようになった。 以前に食べてはいたのだがそれほど印象に残っていなかった。しかも、そう言うと怒られるかもしれないが、やれた感満載な店内だ。決して綺麗で洗練された店ではない。 ところが、この「三松」には癒しの世界がゆるく流れて
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