「師走」の語源は、僧侶や教師らが走り回わらなければならないほど忙しくなる時期というのが通説らしいが、永田町のセンセイたちもほかでもない。野党の国会議員たちが一緒になるの離れるの、と奔走するのは、年の瀬恒例の風景である。はたして令和初の暮れも、野党第一党たる立憲民主党の枝野幸男代表が火をつけた「合流」話で騒がしいが、その心はやはり理屈もへったくれもないようで…。 春でもないのに、野党が寝ても覚めても「サクラ、サクラ…」と大合唱していた臨時国会の幕が閉じた。枝野氏が野党統一会派を組む国民民主党や社民党などに政党合流を呼びかけたのは、閉会直前の12月6日のことだった。 「(国会の)会派をともにする皆さんには十分に理念、政策を共有していただいている。より強力に安倍晋三政権と対峙するため、幅広く立憲民主党とともに行動していただきたいと思うに至った」 かくして、木枯らしに耐える永田町がいつもながらの師
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