JR東日本は2020年3月14日のダイヤ改正で、特急「成田エクスプレス」の編成両数増強と新宿・横浜方面の運行体系見直し、深夜帯の千葉~成田空港間での列車増発などを実施する。鹿島線では「Suica」が利用可能となる。 特急「成田エクスプレス」はダイヤ改正後、東京~成田空港間を全列車12両編成で運転 現行の「成田エクスプレス」は新宿方面(大宮駅・池袋駅・新宿駅・高尾駅発着)・横浜方面(大船駅・横浜駅発着)から列車が運転され、各列車とも東京駅から総武本線・成田線経由で成田空港駅へ向かう。東京~成田空港間は大半の列車が12両編成だが、下り「成田エクスプレス17・21号」、上り「成田エクスプレス18・22号」の4本が現在も6両編成となっていた。ダイヤ改正後、これら4本も12両編成に増強され、東京~成田空港間は全列車12両編成で運転されることになった。 あわせて新宿・横浜方面の運行体系が変更され、新宿
JR東海は2020年3月14日のダイヤ改正で、東海道新幹線の全列車がN700Aタイプになることを受け、16両編成で運転される「こだま」の指定席・自由席の号車を変更する。朝の時間帯には、三島発東京行の「こだま」が1本増発される。 東海道新幹線は700系の引退後、N700Aタイプで統一。来年7月にN700Sの営業投入も予定している 東海道新幹線を走る16両編成の「こだま」は現在、1~7号車と13~15号車が普通車自由席、8~10号車がグリーン車指定席、11・12・16号車が普通車指定席となっている。1999(平成11)年に営業運転を開始し、来年3月に最終走行を迎える予定の700系は10号車(グリーン車)・15号車(普通車自由席)・16号車(普通車指定席)に喫煙席を設けていたが、700系の引退後は全席禁煙のN700Aタイプに統一される。 ダイヤ改正に合わせ、16両編成の「こだま」は指定席・自由席
JR四国が2020年3月14日にダイヤ改正を実施。東海道・山陽新幹線から特急「しおかぜ」「南風」および快速「マリンライナー」との接続が改善されるほか、「南風」の全列車が宇多津駅に停車するなど、各地で時刻変更や設定見直しが行われる。 特急「南風」。今年9月から一部列車に新型車両2700系が導入された ダイヤ改正で東海道・山陽新幹線を直通する列車がすべてN700Aタイプとなり、これにともない東京~岡山間の平均所要時間も短縮。岡山駅発着で四国方面へ運転される列車との接続も改善されるという。一例として、岡山駅で松山行の最終列車となる特急「しおかぜ29号」に乗り継ぐ場合、現在は東京駅を18時10分に発車する「のぞみ」に乗る必要があったが、ダイヤ改正後は東京駅18時30分発の「のぞみ」から乗り継げるようになる。東京~松山間の所要時間が20分短縮される。 9時台に岡山駅を発車する快速「マリンライナー17
JR西日本は2020年3月14日に実施するダイヤ改正にて、これまで6両編成・8両編成が混在していた大和路快速を全列車8両編成での運転する。奈良線を走るみやこ路快速も、土休日は全列車6両編成での運転となる。 大和路線を走行する大和路快速。来年3月のダイヤ改正で6両編成の列車はなくなり、すべて8両編成となる 大和路快速は加茂駅・奈良駅から大和路線(関西本線)経由で天王寺・大阪方面へ運転される列車。転換クロスシートを備えた221系を使用し、現在は6両編成・8両編成が混在している状況だったが、ダイヤ改正後は全列車8両編成に。これにより、大和路快速が乗り入れる大阪環状線もすべて8両編成・片側3ドアとなり、乗車位置が統一される。よりわかりやすく、便利に利用できるようになる。 ダイヤ改正後の大和路線では、平日のおおむね10~17時台、土休日のおおむね11~17時台に高田駅(和歌山線)からJR難波駅へ運転
経営再建中の大塚家具は12日、ヤマダ電機の傘下に入ると発表した。ヤマダが30日付で大塚家具に約43億円を出資し、大塚家具の株式の51%を握る。大塚家具は住宅関連事業も手掛けるヤマダと組み、家具と家電との相乗効果を狙う。大塚家具の大塚久美子社長は当面続投する。家具業界ではニトリなどとの競争が厳しく、大塚家具が浮上できるかは不透明な部分もある。大塚家具は客離れが止まらず、2018年12月期まで3期
駅の自動改札機を不正に通過する「キセル乗車」をしたとして、奈良市に住む会社員の男が、鉄道営業法違反の疑いで書類送検された。男は前の乗客に体を近づけることで、切符なしで自動改札機を通っていたという。 4年前からほぼ毎日、男は入場券(120円)を購入して電車に乗車。710円区間の駅で降りたが、乗り越し精算をせずに改札を通過するという手口。駅を利用する一般客が不正に気づき、駅員に連絡して発覚した。 12月11日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演した経済アナリスト・森永卓郎が、この事件の“罰金”について解説した。 「キセルをおこなっていた人は4年間ほぼ毎日ということですが、JRからとんでもない賠償請求を受けることになると思います。会社から通勤手当が出ていて、それをそのまま懐にいれていたということですが、罰金は実際にかかった運賃の3倍といわれているので大赤字ですよ」 垣花正 あなたと
JR九州は13日、ダイヤの一部変更を2020年3月14日に行うと発表した。長崎地区に新型車両YC1系が投入され、福岡・北九州地区に821系が追加投入されるほか、九州内の各地区でダイヤの一部見直しが実施される。 JR九州のYC1系ハイブリッド車(2018年10月の報道公開にて撮影) 新型車両YC1系は、蓄電池のエネルギーを有効活用した省エネ型のディーゼルエレクトリック車両(ハイブリッド車両)。蓄電池のアシストによる効率的な走行性能を実現し、既存の気動車キハ66・67形と比べて燃料消費量を約20%低減。出入口の段差をなくすなど、バリアフリーにも対応している。 2018年に1編成(2両編成)が製造された後、営業運転および量産化に向けた走行試験が行われた。2020年3月14日から長崎地区へ投入され、運行区間は佐世保~長崎間(佐世保線・大村線・長崎本線)となる。なお、長崎地区では3月28日、長崎本線
JRグループ旅客6社は13日、来年3月14日に実施するダイヤ改正を発表した。JR東日本が品川―田町間に建設を進めている新駅「高輪ゲートウェイ」が同日開業する。山手線では西日暮里以来49年ぶり30番目の駅で、京浜東北線は快速も停車する。 【写真特集】公開された高輪ゲートウェイ駅 JR東海は、東海道新幹線の全列車を最高時速285キロのN700Aタイプに統一するのに伴い、東京―新大阪間で「のぞみ」の所要時間を最大7分短縮し、すべてののぞみを2時間30分以内で運転する。のぞみの1時間あたり片道最大運転本数は2本増えて12本となる。 東海道新幹線の時間短縮により、東海道・山陽新幹線の東京―博多間も2分短縮されて4時間59分と、4時間台となる。 また、JR東は東京や新宿と伊豆急下田間で新たに全席グリーンの特急「サフィール踊り子」の運行を開始する一方で、特急「スーパービュー踊り子」の運転を取りやめる。【
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