第96回東京箱根間往復大学駅伝復路(3日、箱根・芦ノ湖-東京・大手町、5区間=109・6キロ)青学大・原晋監督(52)がチームを2年ぶり5度目の総合優勝に導いた。メディアを通じての歯に衣(きぬ)着せぬ発言で批判を受けることもあったが、信念を貫き、総合王座を奪還。競技のさらなる発展のため改革に燃える指揮官は、国立競技場を箱根駅伝の発着点とする案があっても良いと主張した。 愛のムチにくらいついてきた選手たちの手で、原監督が優勝回数の5度、新春の空を舞った。くすぶる4年生の成長のため、心を鬼にして接してきた1年間。最後の箱根路で輝きを放った教え子をねぎらった。 「無理を言ってきた4年生に感謝の気持ちでいっぱい。かっこいい4年生たちでした」 区間記録を持っていた3人を含む昨年の主力が抜けた。「2区は、5区は、山下りは…」。主要区間を託す選手を育てようにも、最上級生は自覚を欠いた。「去年の4年は人間
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